・思考を整理するという視点
思考を整理する。
頭の中で考えているだけだとです。
あっちに行ったりこっちに行ったり。
思考だけではフラフラしてしまいます。
それに頭の中で整理して落とし込む。
なかなか難しい人も多いと感じます。
そこで思考整理のツール。
色んなテクニックが世に出ています。
私も便利ツール系の利用。
アプリのEvernoteには長年お世話になっています。
こちらが私の思考の置き場所と言ってもいいかもしれません。
メモアプリというより思考整理に役立っています。
結果を出せる人になるために本書のテクニック身につけていきましょう。
書名:結果を出す人がやっている「思考整理」の習慣 スピードと質を上げる考え方・段取りのポイント
著者:生方正也
出版社:日本実業出版社
出版年:2019年11月20日
ページ数:224ページ
私は見切り発車をしてしまう方です。
だからこそ「考えをまとめて動く」という言葉。
生産性は一気に上がるという言葉に惹かれます。
私自身もまだまだ思考整理が出来ていない部分がある。
もっとしっかりとした習慣づけ出来るように本書を手に取りました。
・この本を通じて思考ツールを仕分けする目も養っていただければ幸い
(P.3) 思考ツール自体は日々新たなものが生み出されていますし、それを解説する本もたくさん刊行されています。大切なのは、ただひたすらそのツールを使いこなそうとするよりも、それをどの場面で使うのがいいのか、逆にどの場面で使うのは適切ではないのかを区別できることです。この本を通じて、思考ツールを仕分けする目も養っていただければ幸いです。
【目次】
はじめに
第1章:思考整理の基本スタンスを身につける
第2章:情報を「集める」ときにやっておきたい思考整理
第3章:情報を「伝える」ときにやっておきたい思考整理
第4章:生産性の高い会議・打ち合わせを行うための思考整理
第5章:思考整理でクリエイティビティを高める
本書の概要と目次になります。
目次は「思考整理」のオンパレード。
それくらい思考ってアチラコチラ行ったり来たりする。
整理しないとフラフラしてしまうと感じます。
本書では思考整理の習慣。
いろんな視点から学ぶことができます。
人それぞれ合う合わないがあります。
合いそうなツールを試してみる。
日々の生活に落とし込めるテクニックが満載です。
(P.15-16) 直感的に考える場合は、「あのとき、こんなことを経験したなあ」などと悠長に考えることはしません。瞬時に思い起こすものです。そのときに危険なのは、似たような経験を持ち出してしまうなど、思い込みが入り込んでしまうことです。こうした場合に頼りになるのは、「事実」や「データ」です。私たちの経験は、判断に使える範囲が限られています。その経験が妥当なものかをチェックする意味で、使えそうな事実やデータはないかを探りましょう。
直感的に考えるタイプは私です。
そこで思うのが「戦略」という箇所。
「事実」や「データ」と照合する。
足りていない部分なので肝に銘じたいです。
書籍を読むと早く行動する。
とにかく動けと仰る人は多いです。
それを甘い言葉として隠れ蓑にしないようにする。
しっかりチェックする意味で思考整理をしてから動きたいです。
(P.24) 当てずっぽうや思いつきレベルの仮説で行動に移すのは、条件反射的に行動しているのと変わりません。限られた時間と情報しか得られなくても、その時間と情報を最大限に使ってベストと思える答えを探すのが、仮説思考の本質です。時間を大切にしたいなら、筋道を立てて考え、その内容を忠実に実行するのが一番です。「時間がないから考えるはやめて、やれることをさっさと実行しよう」というのは、スピード感があるように見えて、トータルで見ると時間のロスが大きくなることは、忘れないようにしてください。
耳の痛い言葉。
行動はしても成果に繋がっていない。
そんなことも多々あるので反省したいです。
行動するのはいいけど、答えを探す仮説をしっかり立ててから。
思考をしっかり働かせる。
その思考を仮説検証してまとめる。
「思考整理の習慣」ですね。
改善意識を持って取り組みたいと感じます。
(P.51) 「相手の立場に立って考えよう」という言葉はよく聞きますが、面と向かう相手だけでなく、さまざまな「相手」のバリエーションを持つことができると、それだけ発想は幅広くなります。発想が固まったと思ったら、まず関係しそうな人、場合によっては直接は関係なさそうな人からも、どう見えるかを思い浮かべてみましょう。
今まで反省ばかりの思考整理の習慣。
肝に銘じたいことばだけではございません。
私もやっているテクニックも書かれています。
私の場合は「大好きな著者さんからの視点」を使います。
メンタリストDaiGoさんなら。
西野亮廣さんなら。
斎藤一人さんなら。
与沢翼さんなら。
多角的な方面で大好きな著者さん。
その視点で考えると違う視点が見えます。
相手のバリエーションをたくさん持つ。
思考の幅や視点が変わるのでおすすめです。
(P,67) 人が情報の取捨選択をするのは意識的に行っているというより、無意識のうちに勝手に情報のフィルタリングをしているものです。そのため、ある程度意識しなければ情報の感度を高めることはできません。好奇心を持って意図的に定点観測を行い、自分の知識や経験と関連づける。こうしたことを繰り返し実践することが、情報に対する感度を高めるのに欠かせません。
時代は常に変化しています。
「情報の質」という部分。
現代はいろんな人が情報発信しています。
それは有り難いことであり感謝です。
しかし、情報の鮮度という部分。
昔の価値観のまま情報発信。
そんな人もチラホラ見かけられるのが現状です。
もちろん、これは他人の否定ではなく私もそうなります。
情報の感度は大丈夫だろうか?
情報のフィルタリングは機能しているか?
常に情報に対しての定点観測をするということ。
時代の変化に合わせて意識的になりたいですね。
【結果を出す人がやっている「思考整理」の習慣 スピードと質を上げる考え方・段取りのポイント】

結果を出す人がやっている「思考整理」の習慣 スピードと質を上げる考え方・段取りのポイント
- 作者:生方 正也
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2019/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
・思考整理の習慣を身につける
【新刊】まとめてから動く 結果を出す人がやってる思考整理の習慣でした。
その行動は惰性的にしているのか能動的にしているのか。
思考を働かせた結果があってこその行動なのか。
思考整理するのを習慣化する。
見切り発車を少しでも遅らせて考えてからの行動をしていきたいです。