・納得して行動してもらえる説明方法とは
あなたは説明の仕方。
説明方法に自信がありますか?
今までプレゼンなどの書籍。
書評したときにこの「説明」をつけます。
「仕事以外にも応用が効く」
本書もビジネス書や実用書。
そちらのジャンルに分類されるはずです。
しかしながら説明する機会は仕事以外。
生きていたら色んな場面で出てきます。
そのときに知っているか知っていないか。
仕事のできる人が絶対やらない説明の仕方をしていたらです。
知っていたら回避できますし本書で良い説明を見につけていきましょう。
書名:仕事のできる人が絶対やらない説明の仕方
著者:車塚元章
出版社:日本実業出版社
出版年:2019年12月5日
ページ数:208ページ
伝え方を工夫する。
理解、納得。
行動してもらえる説明です。
バツじゃなくて○の方を身につけたいです。
・さまざまな場面で生かせる実践的な説明の仕方
(P.3) 本書ではさまざまな場面で生かすことができる、実践的な説明の仕方を、具体的な事例を交えながら詳しく解説していきます。本書をお読みになり、実践可能なものからどんどん取り入れていけば、あなたが目指す理想のビジネスパーソン像にまた一歩近づけられると確信しています。あなたのこれからの人生に、少しでもお役に立てることができれば、著者としてこれほど幸せなことはありません。
【目次】
はじめに
第1章:仕事の効率が上がる説明の基本
第2章:職場で上司から評価される説明の仕方
第3章:顧客や取引先に納得してもらう説明の仕方
第4章:後輩や部下をうまく動かす説明の仕方
第5章:会議やプレゼンをきちんと仕切れる説明の仕方
第6章:「説明がうまい」と思われる一歩先のテクニック
本書の概要と目次です。
「説明の仕方」のオンパレード。
それだけ説明の仕方は重要。
説明1つで結果が変わると思います。
それぞれの立場の説明。
説明のやり方が上手く解説されています。
間違った説明をしている人は多いと思います。
私自身も見直したいと思える箇所は多かったです。
(P.10) 「伝える」と「伝わる」の違いは何ででしょうか? 伝えるとは「私が伝える」ことですから、主体は私になります。一方で、伝わるとは「相手に伝わる」ことですから、相手が主体になります。似ている言葉で混同しやすいのですが、本質はまるで違います。
伝えると伝わるの違い。
わかりやすいようでわからない。
勘違いしやすい言葉だと思います。
伝わるは相手に伝わること。
相手が主体になること。
相手があってこその伝わるです。
相手の視点に立って伝えていきましょう。
(P.11) 私は伝えることだけを考えていたため、私の話が伝わっていたかどうかなど、意識するだけの余裕がなかったのです。一生懸命に伝えること自体は悪いことではないでしょう。でも、それだけでは相手に伝わる説明はできないということです。説明の主体は自分ではなく相手であり、相手が理解できていないと意味がないです。
ここはとても大切なことを言われています。
私も襟を正す気持ちになりました。
私はペリスコープでライブ生放送。
通称ツイッターラジオを毎日やっています。
最初の頃は自分の話すことで精一杯。
それに下手に台本とか準備するとです。
伝えたいことで頭がいっぱいになります。
そこで間をおいたり一呼吸をおく大切さ。
ライブ配信でその場で聞いてくれる人。
その奥で配信を後から聞いてくれる人。
リプライ放送を聞いてくれる人まで目を光らせる。
相手に伝わるかの視点は大切だと感じています。
(P.14-15) 言うまでもなく、ビジネスでは時間がとても重要な要素になります。相手に何かを説明しようとすればその分、相手に貴重な時間を使わせてしまうことになります。ですから、まずは自分のことより相手のことを考えて説明するようにします。あなたにとっては、時系列で話をしたほうが説明しやすいということもあるでしょう。また、そのほうが自分の言いたいことを伝えやすいのかもしれません。しかし、相手にとって一番知りたいことは、説明する内容の「結論」の部分です。常に相手が聞きたいことから伝える、ということを心がけてください。
時間は有限です。
これはリアルでのことだけではありません。
ネット上の音声コンテンツ。
大事な可処分時間をいかに使っていただけるかです。
「結論から言うと聞いてくれないんじゃ?」
この疑問って誰もが思うところだと感じます。
私はそうでも無いと思っています。
音声コンテンツは結論から解説の人が多いです。
メンタリストDaiGoさんの解説。
結論で惹き込みさらに解説で虜にする。
つまり、結論から述べても聞いてくれる。
私もDaiGoさんの話は最後までついつい聞きます。
それを踏まえての説明は結論の部分からは理解できています。
(P.27) 大事なのは、相手の頭の中に地図を描くように説明するということです。あくまで、主体は相手ですから、相手が理解できるようなものでなければなりません。道案内は説明するというよりは、「相手の頭の中に地図をイメージしてもらう」ということを意識しながら話を進めるといいでしょう。
引用の視点。
とても理解しやすい。
まさしく頭に入りやすい説明です。
この説明は私も意識したいところ。
ツイッターラジオをするとき。
ついつい、その場のノリで話すことが多いです。
ある程度の地図のイメージを持ってもらえる。
道案内するような説明を心がける。
蔑ろにせずに意識的になりたいと思います。
【仕事のできる人が絶対やらない説明の仕方】
・絶対やらない説明の逆をする
【新刊】伝え方の工夫 仕事のできる人が絶対やらない説明の仕方でした。
もしも、絶対にやらない説明をしていた場合。
気づけてよかったです。
大体の場合は逆の視点で考えると良いと感じます。
本書には細かに丁寧な説明で書いてあるので理解しやすかったです。