・稲盛和夫さんの話題の新刊を書評
本書の著者である稲盛和夫さん。
それに斎藤一人さんの書籍。
読んでいて心が軽くなる書籍が多い。
それに「心を見直す」という意味でも大きいです。
今の生き方ではダメという指針になります。
「生き方」というと大ベストセラーの書籍。
稲盛和夫さんの書籍にそのままの生き方という書籍があります。
こちらの書籍も読ませていただいています。
本書の心を見たときの印象。
その生き方に似ていると思いました。
それもそのはずで「続編」という位置づけで出版されています。
生き方が2004年8月10日に出版されています。
約15年前ということで期間が空いています。
稲盛和夫さんの書籍を手にとったことない人もいるかもしれません。
そんな人にもオススメしたい心について学べる書籍。
心を磨き上げるという視点でも参考になる新刊を紹介していきます。
書名:心。
著者:稲盛和夫
出版社:サンマーク出版
出版年:2019年6月20日
ページ数:205ページ
人生を意のままにする力。
「心」とはどういうことなのか。
稲盛和夫さんならではの視点が書かれています。
今後の生き方の指針としても持っておいた方が良い考え方。
私自身も肝に銘じたいと思う部分が多かった新刊を書評します。
・すべては”心”に始まり”心”に終わる
(帯文) すべては”心”に始まり、”心”に終わる。当代随一の経営者がたどりついた、究極の地平。ミリオンセラー『生き方』続編!
【目次】
プロローグ
第1章:人生の礎を築く。
第2章:善なる動機をもつ。
第3章:強き心で成し遂げる。
第4章:正しきを貫く。
第5章:美しき心根を育てる。
本書の帯文と目次です。
珍しく帯の方を紹介させていただきました。
私は生き方を読んでいます。
だから最初に本書を知ったとき。
生き方の続編?とすぐに思いました。
(P.35) それは、実にシンプルなことなのです。人生で起こるあらゆる出来事はすべて自らの心が引き寄せ、つくり出したもの。そうであればこそ、目の前に起こってきた現実に対して、いかなる思いを抱き、いかなる心で対処するか――それによって、人生は大きく変わっていくのです。
すべて自己責任として受け入れる。
この方が生き方としてはラクです。
もちろん、生きていたら理不尽なことはあります。
明らかに自分に責任が無いのに…ってことも理解できます。
でもそれを嘆いても人生は変わっていきません。
だから普段からすべて自らの心が引き寄せて作り出したもの。
それなら逆に言えばいつからだって変えることができる。
このいつからだって変えていけるという部分が大切です。
どういう心で対処するかは今からでも実行できますよね。
(P.50) 目の前にある境遇や状況をネガティブに受け止め、不平不満を並べたてているだけではなく、相手のおかげでいまの自分があることを謙虚に受け止め、感謝の思いをもちつづけることができるかどうか。それによって、その後の運命は大きく違ってくるものです。
目の前にある状況や境遇です。
どう思おうが本人の自由。
それだったらポジティブな視点。
引き寄せ的な意味でいうと肯定的な意図。
肯定的な部分を数えた方がいいですよね。
どんな状況でもポジティブな意味は見いだせます。
自分が不幸だと人生を嘆いても変わっていきません。
それなら今ある状況をポジティブに。
そこから出来ることを前向きに考える。
その方がよっぽど人生が変わると私自身の実体験からも思います。
(P.54) 私たちが自分のものと考えているものはみんな、現世における一時的な預かりものにすぎません。また、その真の所有者がだれであるのかを私たちは知る由もない。そうであるからこそ、私たちはそれを自分のためでなく、世のため人のために使わなくてはならない。そうして、この世での生命の終わりが来たら、その預かりものいさぎよく天に返さなくてはなりません。そういう思いでいきるとき、心から驕りや高ぶりが消え、感謝の思いや謙虚さというもので満たされるようになるのです。
感謝が大切。
その具体的な説明。
私が稲盛和夫さん。
それに斎藤一人さんの書籍。
好きな理由はこのような部分があります。
わかりやすく丁寧にです。
感謝することの意義を伝えてくれます。
納得して私もその方向に進もう。
今一度、意識し直して毎日の生活を送ろうと思えます。
(P.80) 根拠もなく人をおとしめようとする人たちは、ほうっておけばそれ相応の報いを受けるもの。そのような人が近づいてきても、同調したり、対抗したりしなければ、彼らはやがて静かに去っていくものです。
スルースキル。
ネット時代の今だからこそ特に必要。
この気持ちがあるか無いかで全然変わってきます。
スルースキルって一言で言うより深いんです。
引用の視点でスルーする。
去っていくという部分があります。
もう1つがわかり合えない人も多い。
説き伏せようとしても時間のムダということ。
自分が議論したい人や討論が好きな人。
そのような人は別としてです。
批判的やおとしめようとしてくれる人。
スルーしておいた方がいろんな面でメリットがあります。
激動の時代ですし自分に集中するスタイルが大切になってきます。
(P.167) 私は人格とは「性格+哲学」という方程式で表されるものだと考えています。哲学とはかみくだいていえば、「考え方」のこと。生まれついた素質としての性格に加えて、どのような考え方をもって人生を歩いているかを加味しなければ、人を見抜くことはできないのです。
考え方は生まれついた素質としての性格。
それにその考え方を持って人生を歩いているかを加味。
この視点はとても大切な視点だと思います。
そこを自分視点として考えてください。
変更することはできないの?と思う人もいるはずです。
私は変更できると思っています。
というよりも、この人と出会って人生が変わった。
本を読んで座右の書と言える書籍に影響を受けて考え方が変わった。
外からの刺激で自分の考え方がガラッと変わることはあることです。
今の人格が納得いかないなら変える方向を試してみてはいかがでしょうか。
【心。(稲盛和夫)】
・心を磨くっきゃない
【新刊】すべてはあなたの「こころ」が決めている 稲盛和夫の心でした。
とてもタメになる視点。
とても参考になる視点が多かったです。
人間としての生き方という部分。
私もまだまだ考え方を変えて心を磨いていきたいです。