【新刊】大切な視点が満載 永松茂久の人生に迷う君に送る24の手紙

・24の視点での熱量こもったメッセージ

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今回は永松茂久さんの新刊を書評。

書評するときに書きます。

永松茂久さんの視点。

それに考え方など大好きです。

 

何よりも「熱量」がこもっている。

いつも熱い気持ちが書籍から伝わります。

本を読み慣れていない人への気遣い。

読みやすい視点もあるかもしれません。

 

読みやすいというと今回は24の手紙。

あなたへ送るレター。

人それぞれ気になる手紙があると思います。

そこに私なりの考え方をまじえたのが私の書評です。

 

人生に迷う君に送る24の手紙

 

書名:人生に迷う君に送る24の手紙

著者:永松茂久

出版社:プレジデント社

出版年:2019年5月30日

ページ数:272ページ

 

大切なのは捨てる勇気。

昨今はモノや情報は溢れています。

断捨離やミニマリストという言葉。

捨てることに対して敏感になっている人も多いかもしれません。

 

ただ、モノや情報には敏感。

あなた自身の捨てるという部分。

マインドという部分ではどうでしょう?というのが本書。

手紙の内容で何を捨てればいいのか一目瞭然です。

 

・「捨てるリスト」のすべて実践できなければいけないわけではない

 

(P.12) 初めに断っておくが、この「捨てるリスト」のすべてを実践できなければいけないというわけではない。この中の一つでも、実践してもらえれば、必ず君の人生は前に進むようになっている。本書をきっかけに、少しでも君の人生の迷いを軽くできるように、そして目の前に迷いを持った人が出てきた時に解決策を伝えることができるようになれば嬉しい。さあ、君と私との未来の会話を始めよう。

 

【目次】
プロローグレター:「捨てる」ことからすべては始まる
第1の手紙:人の目を気にするのを、そろそろやめにしないか?
第2の手紙:自分を否定ばかりしてはいけないか?
第3の手紙:自分の意思を大切にしているか?
第4の手紙:いつも「我慢」ばかりしていないか?
第5の手紙:「いい人」を演じすぎていないか?

 

第6の手紙:感情のコントロールはできているか?
第7の手紙:仕事は楽しいか?
第8の手紙:嫌な人に囲まれる環境になっていないか?
第9の手紙:孤独を恐れて立ち止まってはいないか?
第10の手紙:完璧を求めすぎていないか?

 

第11の手紙:自分のいいところを自覚しているか?
第12の手紙:「人との比較」をそろそろ卒業しないか?
第13の手紙:自分の価値観を押し付けてはいないか?
第14の手紙:周りの人に「依存」していないか?
第15の手紙:無駄な予定に振り回されていないか?

 

第16の手紙:「情報」に振り回されていないか?
第17の手紙:チャレンジすることを恐れてはいないか?
第18の手紙:成功を焦りすぎていないか?
第19の手紙:伸びる人の学び方を知っているか?
第20の手紙:「やりたいことが見つからない」と嘆いていないか?

 

第21の手紙:「夢の育て方」を知っているか?
第22の手紙:君の大切な人は笑っているか?
第23の手紙:「おかげさま」の存在を忘れてはいないか?
第24の手紙:君は夢に生きるか? 夢を生きるか?
エピローグレター:絆を紡ぎということ

 

本書の概要と目次です。

目次部分が今回は長く。

端折ると熱量が伝わらない。

それぞれの手紙のタイトルを紹介しました。

 

人それぞれ「この手紙を読んでみたい」はあると思います。

著者である永松茂久さんの熱い気持ち。

マインドが伝わる本書です。

私も今回の書籍から伝えたいこと受け取りました。

 

(P.32) 私たちは見栄を追いかけすぎると、本来の思いや目的を忘れてしまう。そして、いつのまにか流されながら「言い訳の人生」を送ってしまう。パソコンに向かってそんなことを考えているうちに、「ところで自分は何のために本を書いているのか?」という自分自身への疑問でいっぱいになった。そこで、もう一度、最初に自分が書いた本を読んでみた。すると、そこには下手くそながらも、純粋な自分がいた。その頃の自分は、原稿を書くことを楽しんでいた。書くという行為がとても楽しかった。ところがいつのまにか、「人の目から自由になれ」と書いている自分自身が、思いっきり人の目を気にするようになっていた。

 

書籍を書くような人だけではございません。

ブログだってSNSもそうです。

本来の目的を忘れてしまう。

「見栄を追いかけすぎると」とあります。

 

ブログやSNSの場合は「数字」かもしれません。

大枠でいうと見栄にもつながると思います。

本来の目的を忘れて楽しむことを忘れてしまう。

私自身はブログもツイッターも今は楽しいです。

自信を持って楽しいと宣言できます。

 

この辺りは常に自分自身に問いかける。

軌道修正や意識的になることが大切です。

「自分は何のためにやってるの?」という部分。

思い出すと初期の頃の熱い気持ちが戻る人もいそうです。

 

(P.38) 「人からどう見られるか?」の人生より、「自分はどう生きたいのか?」を考えるほうが、人生はずっと面白い。もっと自分自身に集中してみよう。自分の人生を生きよう。いつの日か、しっかりと自分を認めることができるようになり、本当の自信と余裕が持てるようになった時、君は本当の自分に出会う。

 

自分自身に集中する。

人からどう見られるかを気にしない。

私も大切だと思います。

私なりの視点で付け加えるとこちら。

 

「人をどう見ているか?」

結局のところは自分自身に集中しようが結論です。

SNSなどで人の発言に悪い意味で食いつく。

ネガティブコメントなどを常習的にする。

そういう人ってまだまだ多いです。

 

それなら自分に集中して自分の人生を生きようだと思います。

良い意味で自分軸で自分中心。

終身雇用制度の崩壊や年金問題が叫ばれている今の時代。

他人を気にしてあーだこーだ言う時間なんてありません。

自分を磨き上げて自分の人生のレールを整えて進みましょう。

 

(P.55) 自分の主人である君が、君自身のことを否定してどうする。自分で自分自身に感謝しないでどうする。何ができなかろうが、何を持ってなかろうが、まずは君が君自身の味方でいること。そして、君自身に感謝すること。君が君自身をしっかりと認めてさえすれば、周りの評価に一喜一憂する必要はない。もっと自分を好きになれ!

 

生きていたらいろんなことがあります。

メンタル崩すことだってあります。

でも行き着く先は自分自身。

自分を変えることはできません。

自分が居てくれるからこそ先へまた進むことができます。

 

自分軸に戻せる術を熟知しておく。

それが周りの評価に一喜一憂しない。

自己否定したときにリセット早くできるコツかもしれません。

私自身は前よりも今のが断然、自分が大好きです!

 

(P.80) 自分を大切にすることは、決してエゴじゃない。自分「だけ」を大切にしようとすることが、エゴなんだ。そう考えると、君自身が幸せでいることは権利じゃなくて義務なんだ。私も最近になって、この意味が少しだけ分かった気がする。自分自身を大切にできるようになればなるほど、君は周りの人にも優しくなれる。

 

自分がイライラしている状態。

そんなときに話しかけられました。

イライラを抑えようとしても無意識に出ると思います。

そう考えると自分を大切にしておく。

波及効果で周りも大切に思えてくるんじゃないでしょうか。

 

私が著者の永松茂久さんを初めて知った本。

斎藤一人さんとの対談本(録音を書き起こした本)

 

斎藤一人 道は開ける

斎藤一人 人を動かす

 

斎藤一人さんの言葉で私が意識していること。

「自分を愛して他人を愛します」

この有名な言葉がございます。

「自分が先」というのがポイントです。

 

斎藤一人さんが説明する時もまさしく。

自分「だけ」を大切にしようとする。

これが良くないんだよと説明されています。

自分を大切にしたり自分を愛するということ。

どんどん、やっていきましょう。

 

(P.85) 未来のためにも、大切な今を犠牲にするのはやめよう。未来を思い悩んだり過去を悔いたりするのをやめて、今、自分を楽しませてくれるものを周りにかき集めてみよう。何度も繰り返すけど、大切なのは「今この瞬間を楽しむ力」だ。少しずつ楽しい時間を増やしていけば、3年先だって5年先だって10年先だって、君は必ず幸せでいられるはずだから。

 

モヤモヤしてたり悶々としている時間。

同じ時間を消費してしまうならです。

気分を入れ変えておもしろ動画を視聴する。

息抜きになるペットの動画を視聴して癒やされる。

 

今の時代ほど、方向転換。

気持ちを良い方向にズラす手段がある時代は無いです。

「今この瞬間を楽しむ力」というと大きく感じる人もいるかもしれません。

でも自分が大好きなことって近くに転がっていることも多い。

だから1つ1つ自分を満たして優しくする時間も大切です。

 

【人生に迷う君に送る24の手紙】

人生に迷う君に送る24の手紙

人生に迷う君に送る24の手紙

 

 

・捨てる勇気は本当に大切

【新刊】大切な視点が満載 永松茂久の人生に迷う君に送る24の手紙でした。

私も捨てる勇気。

捨てる覚悟と言ってもいいかもしれません。

捨てたことにより自分のステージが変化した経験はあります。

何を捨てるといいのか迷う人は本書の視点はとても参考になりますよ。