・堀江貴文さんの「多動力」へのアンチテーゼ
何でもかんでもゼロイチ思考で考えない。
否定的に考えないのは大切です。
たとえば、本書である静止力。
読んでいると、えらいてんちょうさんが多動力を批判!?
大ベストセラーである多動力を批判しているように思える人もいると思います。
そこはそうでは無いと思います。
えらいてんちょうさんもホリエモンの意見を参考にしたりなどなど。
別に堀江貴文さんのアンチというわけでもございません。
要は、「こういう価値観もあるよね」って話です。
それはみんな批判してるやアンチ的な意見と曲解しすぎ。
私は「中庸」を大切にして多様な意見を入れるタイプ。
だから本書の視点ってとても参考になりました。
なぜなら記事タイトルにあるようにです。
私はホリエモンの多動力派だから。
えらいてんちょうさんの「静止力」という視点。
なるほどな!と思った部分あります。
それに早速、活かした部分もある素敵な書籍です。
書名:静止力 地元の名士になりなさい (しょぼい自己啓発シリーズ)
著者:えらいてんちょう(矢内東紀)
出版社:ベストセラーズ
出版年:2019年7月1日
ページ数:200ページ
えらいてんちょうさんの視点。
私とは別ベクトル。
逆ベクトルと言える視点も多いです。
だからこそ矯正してくれるという部分で参考になる。
中庸という部分で整える意味で腑に落ちる視点が多かったです。
・本書の視点は1つの場所に根付いて地元の名士になれ
(P.6-7) 本書は、一つの場所に根付いて、地元の名士になれ、ということを説いた本です。なぜ地元かといえば、弱者は移動できないからです。移動できない弱者が健康で文化的な生活を送るためには、地元が豊かでないといけません。
【目次】
まえがき
第1章:多動と静止
第2章:地元の名士とは何か
第3章:「ここが地元だ」と宣言せよ!
第4章:地元に溶け込む方法
第5章:地元の名士になるために
第6章:墓守になれ
特別付録:えらいてんちょう×「しょぼい喫茶店」池田達也
あとがき
本書の概要と目次になります。
えらいてんちょうさんの視点。
物事の見方は独特なところがあります。
それを踏まえてこういう角度から見れる。
この視点で見るとこう見えるんだということを学べます。
本書の視点で生き方を考えている人は少ないと思います。
少ないからこそ新たな生き方として取り入れる。
もしかしたら考え方を根底から変えてくれる書籍になる人もいそうです。
(P.19) ホリエモンの「飽きっぽい人ほど成長する」を曲解し、自分に合わない職場だと感じたら、ロクにスキルを身に付けることもなく、入社からわずか数か月で辞めてしまう人。同様に、彼の「電話をかけてくる人間とは仕事するな」を都合よく解釈し、直接会っての対話や電話連絡が常識とされる重要な報告においても、一方的なメールで済ましてしまう人。挙句の果てには、退社時にはこの合わせ技で、ただメールで「辞めます」とだけ送り、いなくなってしまう人も増えているようです。
私なりの書評なので私が思うところ。
「増えている」と言ってもまだまだ少数派。
その手の人って目立ち過ぎなんです。
だから相対的に多く感じると思います。
ツイッターなどを見ていても仕事のグチ。
辞めたいのに辞められないで今日の仕事。
ブラック企業と自覚しているのに働き続けている。
そんな人もやっぱり多い印象があります。
私が思うに「価値観の多様化」が大きいと感じます。
ベクトルが両極端の人が増えてきている印象。
引用のえらいてんちょうさんが仰る側の人。
親世代からの価値観をそのまま受け継ぎ生活している人。
良い悪いではなく幅が広がっている気がしてならないです。
(P.50) 何十年もそこに存在し続けたということは、トラブルを起こすことなくその地域に受け入れられてきたことの証しです。そんなお店と親しくしているというだけで、相手は自然と私のことも「きっと悪い人ではないはずだ。いや、むしろ信用できる人だろう」と感じてしまうわけなんです。
これってネットでもある程度ありますよね。
長く居続ける人の存在感。
私はブログ継続日数をよく言われます。
ただ、それだけ長い期間はてなブログにいる。
ブログ更新もそうですし居続けていますよね。
はてなブログに約5年半お世話になっています。
そういう意味では地域では無いです。
ブログサービスに存在し続けている人でもあります。
(P.66) つまり「いる・ある」は頼りやすく、「いない・ない」は頼りにくいんです。そして当然、この法則は拠点や場所においても当てはまります。挨拶も交わさないような隣人をホームパーティーには呼ばないし、転勤族の家庭に自治会長を任せるわけがない。その土地で重要な役割を任せられるのは、いなくならない人です。だからこそ、まずは「俺はここが拠点だ。この地域から離れることはない。ここで生活していくんだ」と宣言し、周知させることが重要なんです。
これはSNSでも当てはまるかもしれません。
いろんなところをブラブラしている人よりもです。
「私はツイッター大好きです!」と宣言。
そして言葉通りでずっとその場所にいる。
私も「周知させることが重要」という箇所。
改めて宣言したいと思いました。
【はてなブログ×Twitter】
この2つが私の拠点。
離れることはありません。
昨今は、wordpress(ワードプレス)に移動する人。
ブログを移転しちゃう人も多いです。
でも私は、はてなブログ大好きなので拠点です。
(P.91) ほかにも、Twitterの「FF外から失礼します」や、LINEのグループで「既読したらハブられた」など、端からみれば「くだらない」と感じるようなことでも、そのコミュニティーでは重要視されるルールが存在するわけです。だから、排除されないように、受け入れてもらえるように、その掲示板やSNSをROMって空気を読むんです。同様に、その地域に溶け込みたいなら「半年ROMってろ」なんですよ。
実はこの発言。
Twitterでも半年ROMってろは必要。
私もTwitterで発言しました。
本書の出る前に発言していると思います。
ただ、気づきを文章にしている。
それはえらいてんちょうさんが早いと思います。
というよりも2ちゃん見てた人達。
こう言いたくなる理由は私も思うところあります。
そもそもTwitterのルールです。
運営が指し示す「規約」という部分以外。
マイルールが多いツールなんです。
驚く人もいるかもしれませんが、実際に多くいます。
「相互フォローしてくれないだけでブロック」
「フォロー外されただけでブロック」
こういう発言している人は多いです。
ほんとそれだけで?と思う人もいるかもしれません。
でもマイルールが人それぞれあるツールなのでそうなんですよ。
1人にブロックされて発見されてめちゃくちゃ気に病む人がいます。
でもマイルールなんてわかりませんし気にしないほうがいいんですよね。
(P.157) 「常識の枠」とでも言いましょうか。その枠を出ない人は、どれだけ時間が経過しても絶対に枠から出ないんです。逆に、ヤバい人は最初から枠からハミ出していたりする。これまで多くの人を面接してきましたが、最初の30秒でヤバい人は、その後1時間話していても、ずっとヤバかった。
仮に私とえらいてんちょうさんが面談しました。
ありふれた言葉を話しそうです(汗)
そういう意味で「常識の枠から出ていない」と思います。
まだまだ自分という存在をアピールする。
自分自身の掘り下げが必要かと思いました。
最初のインパクトって大切ですよね。
30秒で伝えられる自分のヤバさ。
改めて考えておきたいと思える引用部分です。
【静止力 地元の名士になりなさい (しょぼい自己啓発シリーズ)】
静止力 地元の名士になりなさい (しょぼい自己啓発シリーズ)
- 作者: えらいてんちょう(矢内東紀)
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2019/07/01
- メディア: 単行本
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・本書もさすがと言えるえらいてんちょうさんの視点
【新刊】多動派だからこそ視点が役立つ えらいてんちょうの静止力でした。
えらいてんちょうさんの発言すること。
私はとても参考になります。
なぜなら、私が思い込んでいること。
そこを中立に戻してくれる。
改めてこういう方向性の考え方もあると認識させてくれます。
ゼロイチ思考では生き辛い世の中になっていきます。
だからこそ多様な価値観を知っておく。
受け入れずともまず知ることは大切な時代です。