【新刊】ひろゆきさん節 これからを生きるための無敵――お金の話

・つまりベーシックインカム導入しよう

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本書を読んだ結論。

ひろゆきさんがベーシックインカム導入。

読んだ人にごり押し感を与えるくらい説得する内容です。

ベーシックインカムを導入したら○○で良くなりますよ。

ベーシックインカムを導入すればそれも解決します。

 

ベーシックインカムというのは毎月決まったお金が支給される。

毎月5万円~7万円くらい勝手に入ってくると思ってください。

それについては賛否両論いろいろあります。

財源がウンタラカンタラとか導入した後がウンタラカンタラ。

賛否両論は当たり前ですし議論はお偉い頭の良い方に任せます。

 

私はベーシックインカムに関しては賛成派です。

というよりもひろゆきさんの話を聞いて説得された人になります。

本書を読むとひろゆきさんのお金の価値観。

それにベーシックインカムを導入したらどうしていいのか?

お金に対しての視点を学べる新刊です。

 

これからを生きるための無敵の―お金の話

 

書名:これからを生きるための無敵の―お金の話

著者:ひろゆき

出版社:興陽館

出版年:2019年3月6日

ページ数:254ページ

 

自分を守りこれからを生き抜くマネー哲学。

僕たちはお金とどうつきあえばいいのか。

これからの時代のお金の価値観。

視点的な意味で参考になる部分が多く見つかると思います。

 

ちなみにあとがきに自虐的に書いてありました。

最近、あとがきしかまともに書いていないのバレてきたひろゆきです。

ひろゆきさんが著書かツイッターかどこかでバラしていた気がします。

自分の本はネットの自分の発言を寄せ集めたのが大半ですと。

今回の新刊はAmazonカスタマーレビューの評価も☆3で高くないです。

(2019年5月8日現在でその後はどうなるかわかりません)

 

それはそういう事情もあるのではと思っています。

お金に関してのひろゆきさんの発言はネットでよく見ます。

私としても最近のひろゆきさんの本の中では評価は低いです。

(ちなみに今回でひろゆきさんの著書は4冊目の書評)

 

ただ、それは私がひろゆきさんウォッチャーで知っていることが多いから。

逆説的に言えば、ひろゆきさんって誰?

それくらいの人なら刺激的な1冊になるかもしれません。

それでは、ひろゆきさん視点のお金の話を私なりに書評していきます。

 

・ひろゆきさん視点のお金の話で価値観が変わるかも

 

(P.7-8)
ではお金っていたいなんなのか?
お金はこれからの世の中でどう変わっていくのか?
お金で買えるものと買えないものってなんなのか?
これからの時代、どんなことをすればお金を稼げるのか?
お金って、本当に必要なのはどのくらいなのか?
お金の不安から解放されて、毎日楽しく生きるためには、何が必要なのか?
僕がお金について考えていることを、これからお話ししていこうと思います。

 

【目次】
はじめに:なぜ、あなたはもっとお金が欲しいのか?
第1章:お金の不安が解消されるには
第2章:僕たちはお金とどうつきあえばいいのか
第3章:バカなお金の使い方、頭のいいお金の使い方
第4章:これからのお金はこう稼ごう
あとがき:やっぱりお金の不安を解消するには……

 

本書の目次と概要です。

「はじめに」で書かれているひろゆきさんの質問。

あなたはどう答えるでしょうか?

答えなんてわからないという人もいるかと思います。

その疑問が解決するのが本書になります。

ひろゆきさん視点というのはやはり楽しいです。

着眼点が私は昔から大好き。

今回の書籍からも身に着けたい着眼点が多く見つかりました。

 

(P.51-52.53-54) 世界のお金持ちのお金の使い方のひとつに、「寄付」があります。日本にはまだ寄付という文化があまり根付いていないのですが、海外――特にアメリカなんかだと、寄付する人をすごく褒める文化があるんです。寄付したら、「すげー」って周りから素直に褒められるわけです。
[中略]
「CAMPFIRE」というクラウドファンディングのサイトがありますよね。クラウドファンディングで事業やプロジェクトにお金を出す人も、「自分がお金を渡すことで、この人がうまくいくんだ」という実感を得られるんですよね。人を応援するって、すごく幸福なことなんですよ。経済学的には、500円もらったほうが自分の可処分所得が増える、自分の財産が増えるほうが幸せであるはずだ、という考え方をするんですが、心理学的には、他人に500円あげたほうが幸せを感じる。

 

ひろゆきさん視点を踏まえてください。

海外の「寄付文化」についてです。

この「逆パターン」は日本ならではなんですかね?

「寄付している人を叩いたりお金をばら撒く人を叩く」

 

悪いことをしてるわけじゃないし自分が損するわけではない。

それなのにお金を出している人を必要以上に叩く風潮。

一定数いるのが今の時代だと思います。

もちろん、風向きは少しずつ変わってきていると私は思います。

この話は次からの引用でも触れていきます。

 

(P.58) タバコを吸う人だとわかると思うんですが、タバコって、「ちょうだい」って言ったら結構もらえるんですよ。僕も「タバコくれ」って言われたらあげますし。コミュニケーションのツールみたいなところがあります。でもよく考えたら、タバコって今1本25円くらいするんですよ。知らない人から「25円ちょうだい」って言われたらあげないんだけど、「タバコ1本ちょうだい」だと結構あげる。お金じゃないものにすれば、人はスムーズにあげたりくれたりするようになるんですよね。これからの世の中は、このような、ものをやりとりする流れが進んでいくと思います。

 

これは私の実体験です。

polca(フレンドクラウドファンディングサイト)

Amazonほしい物リスト。

その節はご支援やプレゼントありがとうございます。

どちらも経験して思ったのがひろゆきさん視点です。

 

もちろん、polcaに登録する手間。

それにクレカ使いたくないなど理由あるかもしれません。

ただ、polcaで現金1000円支援するならです。

Amazonほしい物リストで1000円分のプレゼント送る方がいい。

 

そういう人って私はまだ多いのかなって感じていました。

ひろゆきさん視点の引用を読んでさらにその気持ちは深まりました。

これは人間心理というやつなんでしょうか

人それぞれの感じ方と言えば感じ方ですし私の予測なので実際はわかりませんが。

 

(P.63) 駅前とかで演奏して、投げ銭をもらう人もいますよね。そういうお金のあげ方、もらい方は、これからもぜんぜんありです。音楽の技術で、自分の芸を見せて、その芸が面白いと納得してくれたらお金をください。もっといい芸になればよりお金が増えるかもしれない。そうやって努力したり技術を磨いたりってことに繋がるわけです。そういうことにお金をあげるのは、社会をより良くする行為だと思います。特にフランスだと、駅のホームや電車の中で、楽器を弾いたり、歌を歌ったりする人たちが結構いるんですが、割と皆さんお金をふつうにあげるんですよね。これまで投げ銭というのは、ミュージシャンや大道芸人などに対して、路上で物理的に行うしかありませんでしたが、今はウェブ上のコンテンツに対しても、気軽に寄付することができます。

 

代表的なサービスはnoteや最近サービス開始されたばかり。

polca lifeなどのサービスが出てきました。

私はこれからは「クリエイター支援の時代」と書きました。

もちろん、すぐにはならずに紆余曲折を経てだと思います。

そしてこれは再三ですけど、言いたいことです。

 

クリエイター支援行為は乞食行為ではないと思っています。

まだまだ寄付(支援)を募るとそういう風潮がある気がします。

乞食と思われたくないから残念している人もツイッターで多く見かけます。

ここに関しては先ほども書いた通りで価値観の変容で風向きが変わってくる。

徐々にそういう声のが少数派になっていくのではと思っています。

そもそも何度も書くようにこれって自分が損するわけではないですからね。

 

(P.150) 家計簿アプリって使ったことありますか? お金を貯めたいから家計簿をつける、というのが一般的な理由かと思うんですが、これって要は、ダイエットするときに、何を食べたかを記録することと一緒ですよね。そうではなくて「食わなきゃ痩せる」じゃないですか。「何食べたか記録しています」。そうじゃなくて、本当に痩せたいなら食べる量を減らせばいいだけです。お金を貯めたいのなら、お金を使わなきゃいい。それだけなんです。どれくらい無駄遣いしていいか知りたいって考えている時点で、お金は貯まらないと思いますよ。

 

2019年5月1日から。

私は令和から本気出す!を掲げています。

悪習慣(悪癖)を断つことを多く書いています。

そのイメージが強いと思いますが別の部分。

お金に関しても実はあります。

 

それが「4月30日からお金を使っていない」です。

実はメンタリストDaiGoさんの書籍。

好きをお金に変える心理学を愚直に実践。

ムダ遣いを省いている結果です。

 

もちろん、このままずっとお金を使わないわけではないです。

ほんと自己投資になるようなことにしか使わないくらい強い思い。

それくらいの気持ちで取り組んでいるのでひろゆきさんの引用の言葉。

私は納得ですし特に家計簿もつけず意識的にこのまま行こうと思っています。

 

(P.194-195) ユーチューブで、コンビニの商品を紹介しているものって、ぜんぜん面白くないじゃないですか。でもあれを見ちゃう人はいっぱいいるんです。自分の知っているコンビニの商品が、動画のタイトルとサムネイルであったら、なんだろう?ってクリックするようなしょうもない人たちが、世の中にはめちゃくちゃいっぱいいるんです。僕はクリックしませんが。そして、そういうのを見て「面白い」と思ってチャンネル登録しちゃう人もいるんです。僕は相当面白くないと、ユーチューブでチャンネル登録しないので、僕みたいな人を相手にしちゃダメなんです。しょうもない人を相手にしたほうがうまくいくんですよ。つまり、お金を儲けるためには、まずマーケットを見つけて、そのマーケットに合わせたコンテンツを作ったほうがいいよ、っていうことです。

 

これってひろゆきさん軽くディスってますよね?(笑)

ただ、この視点って大切だと思います。

お金を儲けるためには、マーケットを見つけて合わせたコンテンツを作る。

私の場合は書評ってレッドオーシャンのジャンルだと思います。

そこから上手く突き抜けるにはもう少し工夫がいる。

もしくは発想の転換していかないとダメだと感じています。

 

【これからを生きるための無敵の―お金の話】

これからを生きるための無敵の―お金の話

これからを生きるための無敵の―お金の話

 

 

・まとめ

【新刊】ひろゆきさん節 これからを生きるための無敵――お金の話でした。

お金の価値観が変化している時代。

書籍を読んで価値観をインストールしておいて損は無いと思います。

 

私は西野亮廣さんの革命のファンファーレ。

そこから変化して堀江貴文さんの考え方や落合陽一さんの考え方。

そのような考え方も柔軟に入ってくるようになりました。

今回のひろゆきさんの着眼点もあなたのお金の価値観を変えるかもしれませんよ。