【新刊】すべての始まりは血流 小林弘幸の健康の正体

・ミッション健康第一!

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健康の正体。

「○○の正体」って書籍大好きです。

確信に迫ると言いますか解説が楽しい。

ふむふむと思わず頷く内容の書籍が多いと思います。

今回の書籍は小林弘幸さんの新刊です。

 

小林弘幸さんの「健康本」は何冊か読ませていただいています。

 

〆「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体

〆病に好かれる人 病に嫌われる人 健康寿命は「習慣」でのばす (講談社の実用BOOK)

〆「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?

 

調べてみたら小林弘幸さんの書籍。

3冊書評していることに気づきました。

意外と多く書評していました。

その中でも少し古めの本です。

3行日記についての書籍は特にオススメしたい1冊です。

 

著者の「小林弘幸」さん。

私の印象は「自律神経」の人。

自律神経についていつも詳しく書いてあると思います。

今回の書籍も「血流が大切」ということは多く書かれています。

そして、自律神経の大切さもいつも通り触れられている健康本です。

 

健康の正体  医師としてどうしても伝えたいことがある

 

書名:健康の正体 医師としてどうしても伝えたいことがある

著者:小林弘幸

出版社:セブン&アイ出版

出版年:2018年12月28日

ページ数:270ページ

 

もう健康の流行に振り回されないでください。

本書は健康を追いかけることが不健康。

健康法ばかり追いかけるのはやめましょうと書かれています。

今の時代は健康情報って溢れていますからね。

だからこそ「振り回されない」という心がけが大切だと思います。

ここからは私が気になった部分を私なりの書評していきます。

 

・私たちが望んでいる健康な状態はどうしたら得られるのか?

(P.20-21) 本書では、私たちが望んでいる健康な状態はどうしたら得られるのかに迫り、あなたの命そのものである心身について本質的な見直しを図っていきたいと思います。ご一読いただくことが、「自分の人生において本当に大切なものは何か」について今一度、考え直すきっかけとなってくれたなら幸いです。

 

【目次】
はじめに
序章:健康の正体とは何か
第1章:きれいな血液の出発点は腸だった
第2章:どうして自律神経は大切なのか
第3章:健康でいるためには「いい脳」をキープしなさい
第4章:老いるほど筋肉が必要な理由
第5章:後悔しない病院と医師との付き合い方
血流を改善する4週間プログラム
おわりに

 

本書の目次と概要です。

健康の正体とは?という部分。

そして気軽に取り組めるエクササイズも何個か書いてあります。

健康情報に振り回されている人って多いと思うんですよ。

そうやって書いている私も「情報」という部分では振り回されているかもしれません。

ただ、最近の私は「ストレスが溜まる」ことはやめよう。

この軸は持つようにして健康に取り組んでいます。

 

(P.36-37) ただの赤い液体にしか見えない血液ですが、私たちの健康を維持するために、主に以下のような働きをしています。
1 酸素や栄養を運ぶ
2 免疫細胞を運ぶ
3 老廃物を回収する
4 水分を維持する
5 体温を維持する
どれもこれも、私たちが生きるためには絶対に欠かせない要素です。血液の質と流れが悪くなるということは、これらの働きが鈍くなることであり、病気への道を突き進むことを意味します。「健康の正体とは何か」と問われれば、そのすべての始まりは血流だと答えることになります。

 

赤い液体にしか見えない血液。

どんな働き方をしているのか?

詳しく書かれています。

そして健康の正体について「血流」が大切。

すべての始まりは血流と述べられています。

 

「血液サラサラ」などはよく言われますよね。

意識している人もここ数年は多いと思います。

意識していない人はより意識を高められる本。

小林弘幸さんの解説を聞いて意識的に健康に取り組みたくなりますよ。

 

(P.48) 自然免疫は、体内に入ってきた細菌やウイルスをいちばん早く察知して闘う、前線部隊のようなものです。ナチュラルキラー細胞やマクロファージがよく知られています。一方の獲得免疫は、細菌やウイルスとの戦闘を繰り返し、経験を積んでより強力になっていますが、フットワークは自然免疫よりも劣ります。ヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞などが、その代表格です。とくにキラーT細胞は、異常ながん細胞を発見し殺してくれる重要な免疫細胞です。これら免疫細胞は単体で働いているというよりも、それぞれ連絡を取り合い、役割を分担しています。言ってみれば、チームを組んで体中のパトロールをしてくれているのです。

 

ナチュラルキラー細胞やマクロファージ。

ヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞など。

それぞれが連絡を取り合い役割を分担している

チームを組んで体中のパトロールをしてくれているの想像できますか?

私は鮮明に頭の中でイメージできます。

 

ミッション! 健・康・第・イチ。

はたらくぞ、はたらくぞってやっているのが想像できますw

わからない人は「?」になっていると思います。

話題作だったのでご存知の人も多いんじゃないでしょうか。

去年アニメ化もされていた「はたらく細胞」という作品があります。

 

そちらでいろんなテーマで細胞たちが活躍していたんですよね。

私の中でマクロファージさんは井上喜久子さんのボイスです。

キラーT細胞は小野大輔さんのボイスになっています。

健康系の書籍を読んで「血小板」なんて単語で出てくるとはたらく細胞で脳内再生。

可愛らしい血小板ちゃんが出てくるという良いのか悪いのかの状態ですw

 

(P.57) 私はよく「健康は他人に害される」と言っています。ストレスのもとになる人間関係、SNSに投稿された友人の自慢げな記事、通りがかりに因縁をつけてくる見も知らぬ人……こうした「他人」によってあなたの健康は害されています。「健康市場」もその一つなのです。本当だったら真の健康を手に入れているはずの人たちが、「もっと○○を食べないとマズいらしい」「○○器具というのが効くらしい」と、さまざまな情報で煽られ、お金を使わされたあげく、不健康になっている。これが現状です。現代社会に未病状態の人があふれかえっているのは、余計な情報があふれかえっているからです。

 

こちらの見解は大切だと思います。

情報で煽られお金を使わされたあげく不健康。

これは健康だけに限らないと思うんですよ。

「自己啓発難民」なんて言葉がありますよね。

自己啓発するのは別に悪いことではありません。

 

ただ、自己啓発書を読みまくる。

自己啓発セミナーにも通いまくる。

それなのに何にも変化が無いまま。

むしろ、悪化するような人もいるみたいですからね。

 

これは否定とかではなく「自分の取り組み方」だと思います。

今の時代って情報過多が当たり前です。

だからこそ、取捨選択をしっかりして余計な情報。

余計なノイズは入れないようにしてやることをしっかりやるだと思います。

 

(P.137) 季節の変わり目などの急激な気温の変化や強風、湿度や気圧の変化などで自律神経は乱れてしまいます。よく台風の前やゲリラ豪雨の前には、頭痛がしたり、古傷が傷んだりするという人がいますが、原因は自律神経にあったわけです。前述した習慣を意識して行い、普段から自律神経を整えておくのは大前提。また、雨の日は副交感神経が優位になりがちで日中もだるかったり、やる気が出にくかったりします。そのため、雨予報の日の朝はいつもより早起きをして、しっかり朝食をつくったり、掃除をしてみたりと、晴れの日より活発に動いてみることをおすすめします。交感神経のスイッチがONになり、血流もよくなりますよ。

 

小林弘幸さんと言えばの自律神経についてです。

息抜きに「筋トレする」って人もいますからね。

運動がストレス発散になる昨今です。

筋トレまで行かずともちょっとした運動をしてみる。

例えば、天気の悪い日などは調子狂う人もいると思います。

そういうときこそ活発に動くことをオススメされています。

 

(P.198) とくに、体がだるいときほど、動きましょう。何か特別な疾病によるのではない、普段起こりうるだるさの原因は、血液の「鬱滞」です。主に静脈に血液が滞留して、老廃物も処理され、酸素や栄養が体の隅々に行き渡ります。なかなか取れないだるさに悩んで、「だるいから今日もじっとしていよう」と考えるのは、かなりトンチンカンな選択と言えます。家の中で行う運動でも、充分に血流をよくすることができます。

 

動くことのメリットです。

先ほども書いた通りで本書は軽いエクササイズ。

動くと言ってもなにをすればいいの?と言う人もいると思います。

そのような人はすぐに取り組めるエクササイズが何個か紹介されています。

私は「スクワット」の素晴らしさ辺りはすごく惹かれました。

簡単にできるスクワットなども紹介されていますよ。

 

【健康の正体 医師としてどうしても伝えたいことがある】

健康の正体  医師としてどうしても伝えたいことがある

健康の正体 医師としてどうしても伝えたいことがある

 

 

・まとめ

【新刊】すべての始まりは血流 小林弘幸の健康の正体でした。

健康情報に振り回されない。

だからと言って不健康でいいわけでもありません。

本書が気になるような人って既にアンテナ感度が高い人が多いと思うんですよ。

これから健康情報を取り入れるときの取捨選択で必ず役立つんじゃないでしょうか。