・久しぶりの少しジャンルが違う本
あなたは「ニャン」さんをご存知でしょうか?
私はニャンさん知らなかったんですよね。
本書は書名が気になって注目していました。
「嫌いになれるまで好きでいたいし、自分のことも好きになりたい」という書名。
好き嫌いを語っている著書なのかな?
内容は?と気になっていたのでほしい物リストに入れました。
誕生日プレゼントに送ってくださりありがとうございました。
ちょうど誕生日当日だったのでまさしくの誕生日プレゼントです。
それで、著者のニャンさんを本書が届いて調べたんですよ。
Twitterやっているようなので見てみたら驚きました。
フォロワーさんは60万人以上。
RT(リツイート)は100以上当たり前。
いいね(ふぁぼ)も1000以上は当たり前の人でした。
それでも知らなかったんだから人間って知っている世界を見ているだけ。
「何でもは知らない、知っていることだけ」と再認識しました。
こんなにも超絶に有名な人なんですよ?
それなのに私の共通のフォロワーさんです。
1人しかフォローしている人がいませんでした。
つまり、「ジャンル違い」的な人が多いってことです。
これは裏を返せばですよ。
プロブロガーさんやアフィリエイターさん。
ブロガーよりのインフルエンサーさんもそうだと思います。
私は有名だと思っても世間的にはそうではない人も多いんだろうなと感じました。
何と行ってもニャンさんはフォロワー60万人以上です。
そんな人を今まで知らなかったんだから認識している世界しか見ていない。
改めて再認識した上で内容の方を見させていただきました。
書名:嫌いになれるまで好きでいたいし、自分のことも好きになりたい
著者:ニャン
出版社:KADOKAWA
出版年:2019年1月31日
ページ数:192ページ
本書を少し勘違いしていました。
「自己肯定感」を高めよう。
「自己否定」をやめよう。
そちら色の書籍だと思っていました。
ところがどっこいの内容ですよ?
「恋愛」に比重が置かれた恋愛本でした。
若かりし頃を思い出すと言ったらダメですねw
「あるある」と思う内容も多く胸をくすぐる記述が多かったです。
ニャンさんの言い回しが本当に素晴らしいです。
そのような部分も含めまして私なりの書評をさせていただきます。
・ニャンさんの新刊プレゼントしてくださり感謝です!
【目次】
第1章:充実感が足りない夜には好きな人のことを考えて眠れなくなる
第2章:将来の夢とか、生きてる意味とか。一番になれない世界で見つけるのって難しい
第3章:「好き」と「寂しい」は似てるけど、全然違う
本書の目次です。
ニャンさんの視点良かったです。
共感できる内容もあれば視点。
こういう見方もある!と思える内容ばかりでした。
恋愛関連で悩む人って多いかと思います。
そのときに読むと心が軽くなる1冊になるんじゃないでしょうか。
(P.19) 過去のやり取りを見直したくて開いた瞬間に相手からラインが来て、一瞬で既読をつけてしまった時のあの恥ずかしさ。好きって気持ちが見透かされてるような、いつも見てんのかよってバレたのが悔しいような。嬉しいけど、その反面めちゃくちゃ恥ずかしい。「やべぇ…既読一瞬でつけちまったあああぁあ…!」って焦る恋はめちゃくちゃ楽しい。いつも苦しめられる「既読通知」にも、一瞬だけど楽しい時間があるってこと。あ~、早く既読つかねえかなあ。
私はLINE(ライン)ってやっていません。
というよりも前のスマホが古すぎてやりようがない。
そこに集約されていたのもありますがw
だから「既読」に関してのアレコレは何とも言えません。
私もスマホ新調しましたしそろそろLINEデビューしましょうかね。
(P.27) ネットストーカーってある意味、自傷行為だ。見たら絶対にグサッと刺されるってわかってるのに突進しちゃう。知ったら傷つくってわかるけど、指が勝手に動いてて。で、やっぱり知らない方がよかったなぁって後悔する。そんな夜を、あと何回過ごせばいいんだろう。
引用部部の気持ちあなたはどうですか?
私はハッキリ言ってかなり共感する内容ですw
今だと元カレや元カノに対してのブログ記事やTwitterの投稿。
「Facebook見たら結婚してて幸せそうだった…」みたいな記述です。
ブログ記事にしたりツイートしたりする人をチラホラ見かけますよね。
本名知っていて非公開にでもしてなければ探し出せる場合が多いです。
でも探してどうなる?って話ですし後悔するパターンの方が多いと思いますがw
それでも気になってしまう心理(真理)というのはやっぱり人間心だと思います。
(P.31) 無味無臭の毎日って平和だけど、いつの間にかジワジワ病む。動こう。携帯いじってないでさ。「今日何かできたのに何もしなかった」が続くと、生きてる意味を見失うから。
これは「良い習慣」の形成に気を取られすぎる。
当ブログを読んでいる人に向けてだと陥りがちになるかもしれません。
もちろん、良い習慣の形成って大切ですしいいことですよ。
ただ、生活が味気なくなって無味無臭の毎日になる可能性も考えたほうがいい。
私自身がそうなってしまった部分があるので戒めで書いておきます。
つまり、それ以外にも充実するようなことを考えておきましょうって話です。
機械的に生活しているよりも1度きりの人生楽しんでいきましょう。
(P.52-53) 付き合ってた時は「その音楽何回聴くんだよ」って耳障りだった歌も、別れたあとはなぜか名残惜しく感じるし、その人からもらったプレゼントとか、いつもならこの時間帯に返事が来てたなぁとか思い出して、どれも大切だったように感じて後悔するし、付き合ってた頃に、何度話し合っても直らなかった「悪いところ」すら好きだったように感じる。近くにいる時は当たり前すぎて見えないけど、遠く離れてみると、それがどれだけ大きかったか思い知らされる。どんなにひどい別れ方をしても、やっぱり必要だったんだなって思い知らされる。
音楽の力って素晴らしいし私もパワーをもらっています。
でもこの視点は私も共感する部分。
本書は本当に「あるある」と共感することが多かったです。
今は普通に聞けますけど、初音ミクのメルトという楽曲。
一時期、メルトを聞けない感じになっていました。
こういうのは傷が癒えてきたら大丈夫ですからね。
と思ったんですけど、「しわ(歌ってるのはボカロのGUMI)」という楽曲。
buzzGさんの楽曲ですけど、未だに聞けてませんw
恐らく過去にブログ記事にするから記事にする前に1回は聞いたと思います。
その時に聞いて聞いていないと思うのでまだ傷がある楽曲なんでしょうね。
誰しも当時を「いろいろ思い出してしまう楽曲」ってあるんじゃないでしょうか。
(P.79) ちなみに、「嫉妬するから負けてる」ってのは当たってるけど違う。「勝てる気がするのに負けてる」から嫉妬するんだと思う。ほんとに100%勝てない相手には嫉妬しないからな。嫉妬するのは「まだ上に行ける証拠」って考えたら少し素敵じゃない?
私はニャンさんのこの視点。
「嫉妬するのはまだ上に行ける証拠」って言葉。
すごく良い言葉だと思いました。
一般的な印象や思う部分よりもポジティブですよね。
それに嫉妬のパワーを自分の頑張る気力に転化できると思います。
嫉妬しやすいと思っている人はこのような視点もいかがでしょうか。
【嫌いになれるまで好きでいたいし、自分のことも好きになりたい】
【誕生日プレゼント×バレンタインチョコ大募集】
・まとめ
【新刊】人それぞれの好き嫌い ニャンさんの視点は参考になりますでした。
誕生日当日に届いた誕生日プレゼントになりました。
贈ってくださり本当にありがとうございます。
最近は読んでなかったジャンルの本と言える内容。
こういう視点や感じ方いいなと思える記述が多かったです。
ニャンさんは「詩人」と言えるくらい文章が素敵でした。