・笑いの力の素晴らしさがわかる新刊
私は基本的に「意識低い系」です。
書評が多いので勘違いされるかもしれません。
別に「意識高い系」ではないと思うんですよね。
というよりも、「意識高い系」という言葉がナンセンス。
なんか違うよね…って思わなくもないですが。
死ぬこと以外かすり傷で有名な箕輪厚介さん。
「意識くらい高く持て!」と仰っていました。
私はこの言葉でピンと来ましたし良いんだなって思いました。
意識高い系というよりも「アンテナ感度が高い人」です。
私は書評する時に常々言っていることがあります。
※何かあったとき防御策(自衛策)になる
当たり前ですけど、知らなければ知らないわけです。
例えが悪いかもしれませんが、「オレオレ詐欺」。
これだって「オレオレ詐欺」を知っていたら防げる場合もあります。
(最近はこの手の事件も巧妙な手口になっていますが…)
でも、そんなものがあることも知らなければ最初から騙される人もいるわけです。
だからこそ、アンテナ感度を高めて意識高く持ったほうがいいと思うんですよね。
「成功するために頑張るぞー」というのはOKです。
私もより良い人生を送るために攻めの読書だってします。
でも、もう1つの視点もあるんだよということを書いておきたいと思います。
知っていなければ、そのことは知らないままです。
知らないを放っておくと後々の後悔にも繋がりますからね。
今回の新刊は「笑いの力」をテーマにしています。
これだって知っていると日常生活に笑い。
笑顔を増やしていこうと思えると思うんですよね。
勤勉に歯を食いしばって努力しなくちゃダメだ!と急いでいる人。
そういう人ほど、参考になる部分が見つかるかもしれませんよ。
書名:「笑いの力」で人生はうまくいく
著者:植西聰
出版社:ゴマブックス
出版年:2018年11月1日
ページ数:215ページ
笑いの力の素晴らしさがわかる91項目。
見開き2ページで1項目なので読みやすい。
時間が無い人は目次の章立てを見る。
気になる番号をチェックしてそこを読んでみるのもいいかもしれません。
笑いの効用が順を追ってわかるので日常生活に笑いを増やしたくなりますよ。
・笑って生きる事の大切さを再認識できる新刊
(P.5) 忙しい時にイライラ、カリカリしていたら、ますますストレスが溜まっていくだけです。苦しい時に難しい顔ばかりしていたら、どんどん不安や心配が募っていきます。そういう意味から言えば、「今、笑っている場合ではない」という状況にある際には、反対に、意識して、よく笑うようにするほうがいいのです。笑うことで、今よりもっと幸せに生きていけるようになります。そんな「笑って生きることの大切さ」を再認識してもらうことが、本書の目的なのです。
【目次】
まえがき
第1章:「笑い」には、ポジティブな力がある
第2章:すべては「笑顔」でうまくいく
第3章:「笑いの力」で若返る
第4章:「笑いの力」で健康になる
第5章:「笑いの力」で前向きになる
第6章:「笑いの力」で楽天的になる
第7章:「笑顔」で喜びを表現する
第8章:「笑いの力」で人間関係が良くなる
第9章:「笑顔」で、人と助けあっていく
本書の目次と概要です。
忙しいときにイライラしていてもストレスが溜まるだけ。
苦しいときに難しい顔をしていても不安や心配が募るだけ。
私も実体験的にすごくわかります。
その経験があるからこそ本書の知識をぜひ私生活に取り入れてほしいです。
2015年後半から2017年前半頃まで。
私は毎日が「つまらない病」に掛かってしまいました。
何をやっていても面白くないな…という憂鬱な気分です。
鬱までは行かないですけど、このままではヤバい!と思いました。
そこで、やったのが私生活に「笑い」を取り入れるなんですよ。
私はアニメ鑑賞が大好きです。
ただ、ブログ開始してからアニメ禁止令を発令していました。
それを解除してアニメ鑑賞を再開させました。
主にニコニコ動画での鑑賞ですが、効果てきめん。
アニメに笑ったりニコニコ動画のコメントに笑ったり私生活に笑顔が戻りました。
そうしましたら、「毎日がつまらない病」はいつの間にか吹っ飛んでいました。
私の実体験というのはそのような部分です。
今だったら動画サイトに山ほど爆笑動画もありますからね。
だから、悶々とした時間を過ごすくらいなら「笑いの時間」を増やしてみる。
私生活に意識的に自分が笑える時間を作ってみるのはアリだと思いますよ。
その時間はムダな時間ではなく相乗効果で必ず良い方に向かっていきますから。
(P.18) 「笑う門には福来たる」ということわざがあります。「ほがらかに明るく笑っていると、幸運がやって来る」という意味を表しています。昔から言い伝えられてきたことわざですが、これは単なる迷信ではなく、科学的な根拠があることがわかってきています。たとえば、笑うと、脳の中でエンドルフィンという脳内ホルモンが盛んに分泌されるようになります。このエンドルフィンは別名「快楽物質」とも言われ、この分泌が盛んになると自然に気持ちが明るく、楽しく、前向きになっていくのです。つまり、日常的に笑うことを心がけながら生活することで、仕事などにも前向きに取り組めるようになるのです。
笑う門には福来たるということわざ。
誰もが聞いたことあるこのことわざも科学的な根拠がある。
このように言われると「マジで!?」となる人もいるかもしれません。
笑いの研究というのは年々進んでいます。
科学的な根拠がついてくると試したくなる人も増えそうですね。
私は日常生活にアニメ鑑賞を取り入れているのは先ほど書きました。
確かにアニメ鑑賞している時間は作業が出来ずに作業時間は減ります。
でも、見る前と見ないときを比べると1日の充実感は確実に違います。
作業時間が減っても充実度や満足度が上がるならこっちが良いと思いました。
もちろん、時間を区切って惰性的に見続けないというのは大事だと思います。
受験生でアニメ鑑賞や大好きなYouTuber動画を見るのやめる人がいるかもしれません。
これは受験生に限らず、資格取得の勉強をするためにの社会人の人もです。
そのときに削りたくなるのはこういう「娯楽」だと思います。
ただ、私はそこにちょっと待った!を言いたいのが今回の記事です。
日々の細々とした生活でムダな時間って必ずあると思うんですよね。
だから、そこを削ればいいだけの話で大好きなことや笑いを削る必要は無い。
問題なのは「惰性的に見続けてしまう」ことだと思いますから。
受験勉強や資格のために勉強するならやめるではなく区切る。
せっかく笑顔にできることがあるのなら区切って毎日の生活の楽しみにする。
自分の笑顔を守るという観点からも私はオススメしたいことでもあります。
それだけ、毎日の生活に笑いの時間を作っておくことの効用。
メリットと言える部分は私も感じたことでもあります。
(P.25) 年齢を重ねていくに従って、自分で意識して、よく笑うようにしていくことが大切になってくるのです。よく笑うことで、ストレスや不安といったものを和らげることができるのです。
P.24-25ページ。
「(04) 人は年齢と共に、笑う回数が減っていく?」という項目。
ここでは年代ごとの調査結果が書かれています。
「日常生活でよく笑いますか?」というアンケート調査。
その結果が年齢が増えるに連れて、はいと答える人が減るという結果です。
「私はそんなことないよ?」と思ったそこのあなた。
そのような人は日ごろから笑いを意識して取り入れていると思います。
今の時代はいくらでも自分で私生活に笑いを取り入れられるんですよ。
昔だったら、友達がいないようなぼっちの人です。
テレビを見るくらいしか選択肢が無かったと思います。
今は「ネット社会」です。
動画サイトもSNSサイトも山ほどあります。
ゲームだってスマホもパソコンも無料でスタートできるゲームがあります。
つまり、自分から取りに行けば「笑える場所」は見つかるんですよね。
どんな、引きこもりの人でもネットには笑える場所がある。
私はほんと素晴らしい社会になったと思います。
報道ではよく「ネット社会の闇」などが報じられます。
ネットで「炎上」して騒動になっていることが報じられます。
人の注目を集めるのでマスコミは「負の側面」を報じたくなるのは仕方ありません。
でも、ネットの良い面だって列挙すれば沢山あるのがネット社会なんですよね。
私はネット社会の恩恵を受けまくっている人間なので良い方を伝えたいですw
(P.41) 「忍耐力」というと、多くの人たちが、「苦しい表情で耐えしのぶ」というイメージを持つのではないでしょうか。しかし、そんな「苦しい表情」では、かえって、たくましい忍耐力は発揮できないのです。むしろ、「笑いながら、がんばっていく」というほうが、たくましい忍耐力を発揮できるのです。たとえば、仕事などでも、人ができないような努力を重ねて大きなことを成し遂げるという人は、意外と、「いつも元気に笑っている人」ではないでしょうか。ユーモアが好きで、社交的で、いつも元気いっぱいに笑っている人です。「苦しい顔」でがんばっている人よりも、実は、そのような「笑っている人」のほうが、がまん強く物事を成し遂げていく人なのです。
「忍耐力」という言葉からの連想。
確かに苦しい表情から耐え忍ぶイメージがあります。
しかしながら、笑いながら頑張っていくというスタイル。
笑いながらの方が力が出ると言われたらどう思いますか?
本書でも書いてありましたが、笑いながら頑張るは不謹慎。
どうしても、そのような「同調圧力」があるんじゃないでしょうか?
ヘラヘラして仕事してるイメージ持たれそうとかもありそうですよね…。
もっと歯を食いしばって頑張れ!と怒られそうなイメージもあります。
スポーツ選手でも、笑っている選手をdisる(侮辱的な意味)コメント。
もっとマジメにやれよと言う言葉が飛び交うくらいですからね。
ただ、この視点もあるよと言うのは覚えておきたい視点ではあります。
(P.47) たとえば、朝仕事を始める時、少し同僚たちと笑い話をするのです。フリーランスの立場で一人で仕事をしている人は、テレビのお笑い番組を録画しておいてそれを見て笑ってもいいでしょう。そうすることで仕事への集中力が増し、またミスもなく仕事を進められるようになることが期待されるのです。「仕事を始める前に、まず笑う」ということは、決して不謹慎なことではありません。「笑い」は、むしろ、仕事に役立つのです。
私の朝の日課。
テンションが上がる音楽をiTunesで掛けます。
1日のスタートダッシュできる楽曲を掛けるのが通例です。
しかしながら、この視点もやってみたら良いかもと思いました。
あくまで「私は」ですが、寝起きってどうもテンションが低いです。
そこで、1日の始めに笑いを取り入れるのも良いと思いました。
意味は違いますが、「初笑い」って言葉もあるくらいですからね。
(P.75) 年齢を重ねた人にとっては、遊園地などへ行くのを「バカらしい」と考える人もいるかもしれません。しかし、あえてそういう場所へ行って、子供に返ったような気持ちになって、はしゃいで笑ってみることも、脳の若返りに役立つのではないでしょうか。
年齢を重ねると笑う回数が減る。
そのことは先ほど書いた通りです。
それなら「童心に帰ってみる」のはどうでしょう?ってことだと思います。
引用例は遊園地ですが、私はゲームセンターでも良いと思うんですよ。
はしゃいで笑えるような場所にあえて行ってみる。
年齢が年齢だから…と言わずプリクラを撮ってみるとかもいいかもしれません。
日常生活のあらゆる場所に「笑い」を取り入れられる要素ってありますね。
【「笑いの力」で人生はうまくいく】
・まとめ
【新刊】毎日に笑いを増やす 植西聰の笑いの力で人生はうまくいくでした。
私は「元はがき職人」です。
雑誌やラジオの常連リスナー。
「いつもはがきありがとう」と言われるくらいのハガキ職人でした。
何でこういうことを書くかと言うとココです。
※笑えるネタを常に考えていた
ラジオや雑誌には「ふつおた」コーナーがあります。
ふつおたは「普通のお便り」です。
日常にあった出来事などを送るコーナー。
そして、雑誌や番組ごとの「ネタコーナー」があります。
ここが、ハガキ職人の腕の見せ所なわけです。
いかにパーソナリティ(雑誌ならライターさんや編集者さん)の心を掴めるか。
私は笑えるネタを日々考えてはがきを送る毎日でした。
その名残りはこのブログにも少々あるはあるんですよね。
それが、「小ネタ」カテゴリーかもしれません。
今年も「小ネタ」というあまり使用されないカテゴリーへの記事投稿。
ブログ記事も書いていきますのでよろしくお願いします。