・常識に縛られない生き方
今の常識は時代によっては非常識になります。
今の非常識は時代によっては常識になります。
時代という言い方だと文明も違いますし理解できる人も多いと思います。
ただ、「10年や20年くらい前」のことです。
ここら辺に関しては疎い人が多いんじゃないでしょうか?
1度、染みついた固定観念というやつです。
常識として自分の中で植えつけられる。
心地いいからそのままにしておいてしまう。
それでは、「思考停止」と言ってもいいかもしれません。
これは色々なところに落とし穴としてあると思います。
スマホやパソコンのアプリもそうです。
1度使って良ければそれで継続しちゃいますよね。
それにテレビCMで定番系をついついはあると思います。
そこを踏まえると「みんな一緒」も危険だと思います。
本人が試してみて良い悪いを判断するのが常識に縛られないだと思います。
だから、常識的なことを排除しろってわけではないんですよね。
その常識って本当に常識なの?
本書の書名通りで「当たり前を疑おう」ってことです。
当たり前の中にも良いものは山程あると思います。
ただ、その当たり前ってどこから来ましたか?って話になります。
疑わずに惰性的に過ごすよりも自分で選び取っていきましょう。
そんな、着眼点を磨ける書籍が今回の新刊になります。
書名:あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント
著者:澤円
出版社:セブン&アイ出版
出版年:2018年11月26日
ページ数:263ページ
新時代の働き方革命!
常識に縛られたら思考は停止する。
自分自身の中に凝り固まった常識は誰だってあります。
そして、もう1つは他人からの「常識の共用」です。
これは「社会からの常識の共用」とも言えると思います。
世の中には「慣習だから」という出来事が蔓延っています。
でも、疑ってみるとそれって意味あるの?
そのようなことって発見できると思います。
本書はいろんな視点から著者の澤円さんが当たり前を疑う方法。
「着眼点」を磨ける1冊になると思うので私なりの書評をしていきます。
・自分の頭で考え行動を変化させていく!
(P.11) 本書に通底するメッセージはこれです。
【常識に縛られたら、思考は停止する】
「あたりまえ」という呪縛から逃れ、自分の頭で自由に思考し、少しずつ行動に変えていきましょう。すると、あなたの人生はいまよりも輝きを増していくはずです。世間で言われる「あたりまえ」とされる常識や正解を探すのではなく、あなただけの真の人生を探す旅へ――。さあ、ともに出かけましょう。
【目次】
プロローグ:あなただけの真の人生を探す旅へ
CHAPTER01:時間・タスクを疑う
CHAPTER02:ルール・慣例を疑う
CHAPTER03:コミュニケーションを疑う
CHAPTER04:マネジメントを疑う
CHAPTER05:自分自身を疑う
エピローグ:僕たちはいつだってスタートラインに立てる
本書の目次になります。
大枠のテーマは「常識に縛られたら思考停止する」です。
世間の常識って非常識とまでは私は言いません。
出来事にもよりますよと言うのは先に書いておきます。
でも、今までの社会通念をモノサシにしてることは多いですからね。
だから、「当たり前を疑う」ってことが本当に大事だと思います。
そういうところにメスを入れているのが、堀江貴文さん。
そして、箕輪厚介さん辺りがそうじゃないでしょうか。
堀江貴文さんが炎上するようなことを言ったときに注目してみる。
私自身はそのことを「本当に当たり前と思っているのか?」ってことです。
別に堀江貴文さんの発言すべてを肯定する必要はありません。
ただ、立ち止まって考えてみると「常識を疑う習慣」ができると思うんですよね。
「世間の社会通念で考えてるだけかも!」と気づくこともあるかと思います。
たとえば、寿司の修行で長い下積み期間はいらないと堀江貴文さんは発言しました。
世間でいろいろな意見が飛び交い肯定派と否定派で賛否両論が起きました。
寿司職人は長い下積み期間を経てようやく寿司を握れる。
この「あたりまえ」にメスを入れて発言されたわけです。
だから、堀江貴文さんの発言は「あたりまえを疑う測定器」になると思いますw
(P.20) 「残り時間を増やすことはできない」という事実を、ぜひ頭に刻み込んでほしいのです。その理由は、いまみなさんが直面している仕事や生活上の問題の多くは、「時間を無駄にしていること」、あるいは「時間の無駄に対する抵抗感が薄れていること」によって引き起こされていることがほとんどだからです。時間は有限であり、ものすごく貴重なもの。そのことが本当に腑に落ちたら、みなさんの未来は俄然、明るくなるでしょう。まず、自分の時間の使い方が丁寧になり、その時間をもっと有意義に過ごそうとして「質」の面を大切にしはじめます。
時間は有限であり貴重なもの。
日々の生活を惰性的に過ごしていると忘れがちになります。
だからこそ、気づいたときに改めないとダメですよね。
1年の最後に1年経つの早すぎって喚いても時間は返ってきません。
去年(2018年)後悔した人も多いんじゃないでしょうか。
私は後悔したタイプなので2019年への決意は並々ならぬ思いです。
私がここで特に大事だと思ったこと。
「時間の無駄に対する抵抗感が薄れていること」という部分。
生活の中で「この時間ムダかも…」というのは誰しもあると思うんですよ。
でも、そのまま惰性的に毎日を過ごしてやめられずに継続してしまう。
それこそが時間の無駄に対する抵抗感が薄れているのかなって思いました。
私も今一度、時間に対して見直そうと襟を正す気持ちになりました。
(P.61) これはとても大切な考え方なのでCHAPTER05でも詳しくお伝えしますが、あなたのなかには必ずアウトプットできるものが存在します。ただ、それに自覚的でなかったり、スキルの組み合わせ方が良くなかったりしているだけのこと。そのために、数字で表現できる状態になっていないのです。また、自分が得意だと思っていることは、できると思っているだけで意識的に振り返らないことも往々にしてあるでしょう。そこで、アウトプットするものに迷ったら、まずは指折り数えられるものからはじめれば、きっかけをつかむことができるのです。
アウトプットできるものは存在している。
今でこそ当ブログは書評や食レポがメインです。
その日や数日以内に学んだこと(体験したこと)をブログにアウトプットしています。
しかしながら、はてなブログ開設した2014年1月は違っていました。
ほぼ、頭の中を吐き出すアウトプット中心で書いていました。
アウトプットはアウトプットですけど、別ベクトルのアウトプットでしたw
私なりの考え方と言える戯言記事を毎日1~3記事投稿していました。
この当時のことをTwitter(ツイッター)に書いて1つ驚かれたことがあります。
2014年1月。今から5年前になります。
私の行動の何を驚かれるかというとこちらです。
※本をまったく読んでいない期間
本の虫と言える私です。
1日3冊~5冊を当たり前のように読んでいた私です。
そんな私がブログ開設してからは1冊も本を読みませんでした。
これはあえての「本を読まない」と自分の中で決めてやっていました。
つまり、今まで学んだことのアウトプット尽くしというわけです。
それプラスで日常生活に起こることをメモして記事にしていました。
だから、アウトプットできるものって必ずあるというのはわかります。
アウトプットするものに迷った場合。
まずは指折り数えられるものから始める。
そうすれば、キッカケをつかむことができる。
そのように著者の澤円さんは述べています。
1年間で266回のプレゼンをしました。
8年連続で会社主催イベントの満足度アンケートでトップを獲得。
このような澤円さん自らの実体験も書かれています。
私自身も既に「数字」として紹介することは多いです。
※はてなブログ継続日数1843日
当ブログをいつも見ていただいている人はお馴染み。
毎日はてなブログを更新している私の誇れる数字になります。
なかなかこの数字を超えている人はいないんじゃないでしょうか。
だからこそ、私を示すこととして書くことがあります。
【2018年総まとめ!! 279冊の書評から厳選して20冊を紹介します】
こちらの記事タイトルもそうかもしれません。
「1年間で279冊の書評」というわけです。
この数字も数字としてインパクトあるんじゃないでしょうか。
「数字」として数えられるものを作っておく。
積み上げ数になってモチベになることもありますしオススメですよ。
(P.83) いま20代や30代だったなら、選択肢はまだまだたくさん残されています。だからこそ、「こうすべきだ」と言われることに振りまわされずに、あなただけにしか見えない選択肢に気づかなければなりません。そして、40代、50代の人は、僕と同じように「やるべきこと」をある程度決めて、広い視野を維持しながらより磨きをかけていきましょう。さもなければ、あてにならない情報やアドバイスに、いつまでも振りまわされることになりかねませんから。僕は、成功したことがないおっさんたちが、過去の考え方や価値観を若者に押しつけることこそ、もっともやってはいけないことだと思っています。若い世代の人たちも、信じる前にそれを疑おう!
20代30代の人へのアドバイス。
30代40代の人へのアドバイスとあります。
著者の澤円さんが定義されている「おっさん」です。
これは堀江貴文さんが言う「オヤジ」とほとんど一緒。
堀江貴文さんの「君がオヤジになる前」にという書籍を書評しました。
そこで堀江貴文さんが述べられている「オヤジ」と似ています。
年齢や性別は関係ない。
要は、凝り固まった社会通念で生きている人です。
本書で言えば「当たり前を疑うことなく生きている人」になります。
だから、20代だろうがそれに女性でも「おっさん」はいますよという話です。
じゃあ、どうすれば「おっさん化しないの?」と言ったら疑うこと。
「当たり前を疑うこと」ということに繋がっていきます。
(P.113) たとえば、「ほしい物リスト」というものがあります。これはとてもよくできている仕組みです。自分がほしいものをリスト化して公開できるのがそもそも面白い。そのうえ、公開された「ほしい物リスト」から誰かが選んでプレゼントすると、その商品は自動的にリストから消えるため、複数の人からプレゼントが重複することがありません。「ほしい物リスト」からワンクリックで購入でき、リストにきちんと更新がかかる。「ほしい物リスト」を公開した人にはほしいものが届き、贈る側も安心してプレゼントできるわけです。プロセスにかかわるみんながハッピーになる、かゆいところに手が届く仕組みだと思いませんか?
CHAPTER03。
コミュニケーションを疑う。
その冒頭はAmazonの素晴らしさが書いてあります。
アマゾン・ドット・コムCEOのジェフ・ベゾスの素晴らしさ。
そのように言ってもいいかもしれませんが。
その素晴らしさの1つに「ほしい物リスト」について書かれています。
Amazonのほしい物リストって誰でも作成できます。
私も本当に素晴らしい仕組みだと思います。
【↓私のAmazonほしい物リストはこちら】
私がさらに素晴らしいと思う部分。
著者の澤円さんが触れられていない部分です。
「住所非公開」+「名前も非公開」でプレゼントが送れます。
私の住所もわからなければ相手の住所もわかりません。
名前だってわからないのにプレゼントが届くわけです。
この仕組みはめちゃくちゃ凄いと思っているんですよね。
もちろん、今まで私にほしい物リストからいただいたプレゼント。
「いつも応援しています」などのメッセージ付き。
誰が送っていただいたかわかるプレゼントもチラホラあります。
ただ、住所や名前は絶対にバレたくないって人も気軽にプレゼント送れるサービス。
そこの辺りが本当に素晴らしいと思いますし私が特に大好きな部分です。
今までプレゼント送っていただいた読者様には本当に感謝しています。
(P.153-154) 僕自身は、緊張することはさすがにもうほとんどありません。でも、僕は逆にそれがリスクだと感じています。なぜなら、「いつもどおり」の繰り返しには成長がないから。だからこそ、危機感を常に自分で持っておかなけれならないと思いながら日々取り組んでいます。
[中略]
人間は必ず劣化する。年齢かもしれないし疲れかもしれない。もしくは、慢心かもしれない。そうしたものの影響を受けにくくするためには、自分に負荷をかけなければいけません。そうしてやっと水平飛行ができるのです。緊張感を自分でつくってはじめて、いつでも上昇できる状態が維持できます。僕には冷静に振り返ったときに、「以前よりもうまくなった」と自覚できる瞬間があります。それでもまだ、至らないことにたくさん気づかされます。
私も肝に銘じたい部分です。
「人間は必ず劣化する」という言葉。
それに「自分に負荷をかけなければいけない」という言葉。
この2つは2019年の私は既に意識的になっています。
というのも、去年の年末にとても痛感したことがあります。
「ここ数年、退化している…」という気持ち。
もちろん、やることはやっていると思います。
それに頑張っている部分は褒めてやりたいです。
ただ、「もっと出来るんじゃない?」ということになります。
要は、「自分に負荷かけていこう!」という話です。
元から今年は負荷を掛けようと思っていました。
「わくわく行動リスト」なるものを今年は作成しています。
たとえば、数年間、食レポしていない場所に行くなど。
自分自身が同じループにハマって劣化してるんじゃない?
そのように思ったので負荷を掛けることを意識しています。
本書を読んで「負荷をかける」はやっぱりもっと意識した方が良いと思いました。
【あたりまえを疑え。 自己実現できる働き方のヒント】
・まとめ
【新刊】常識に縛られたら思考停止します 澤円のあたりまえを疑えでした。
誰しもが凝り固まった常識。
凝り固まった社会通念というものがあると思います。
それを野放しにせずにまずは疑ってみる。
本書は具体例と言いますか常識のパターンがわかりやすいです。
「あっ、私この常識持ってる」と気づく機会にもなるかもしれませんよ。