・天才は生まれつきじゃない。でも努力するだけではダメ
私(オレ)も天才に生まれたかったな…。
「生まれ変わったら天才がイイ」
「いっそのこと異世界転生すれば」
そんなことを思っていたらちょっと待ったです!
天才という言葉は努力してもどうにかなる部分があります。
世間でいわれる「天才」という定義です。
本当に天才な人ってもちろんいると思います。
この人には叶わないとか天性って部分です。
ただ、努力したからこそ辿り着いた人もいます。
例えば、イチローさんは意見が分かれるところですよね。
天才と言う人もいれば、努力したからこそ。
それこそ、天才で言えば、「努力の天才」と言ったところでしょうか。
イチローさんの場合は本人の努力で「天才」と思われている。
そういう部分があるかもしれません。
だからこそ天才を知るっていいですよね。
それこそ、転生しても天才になっているとは限りません。
「転生したらゴキブリだった件」もありえるわけです。
ゴキブリになった私は人間に倒されてゲームオーバーは嫌ですよね。
それなら「今」を「大切」にして今からがんばりましょう。
そこで簡潔でわかりやすい本書を紹介したいと思います。
書名:天才と呼ばれる人の習慣術
著者:渋谷昌三
出版社:メディア・パル
出版年:2018年10月25日
ページ数:208ページ
本書は引用的な部分が多いです。
「参考文献」といえる部分になります。
だから、読書をよくするような人です。
「もう知っている」も多いかもしれません。
とは言え、逆に言うと初めて読む人にはわかりやすいかもしれません。
なぜなら、エッセンスが渋谷昌三さんの解説でわかりやすく詰まっています。
というわけで、今回の新刊で私が特に気になった部分を書評させていただきます。
・習慣の差を積み重ねて天才になろう!
(P.4) 「彼は生まれたときから天才なんだ。自分とはまるで違う」。そんなふうに何もしないでいたら、いつまでたっても凡人のまま。日々の習慣を少し変えるだけで、あなたの人生は大きく変化し始めます。”ちょっとした習慣の差”を積み重ねていくことで、天才は天才たり得るのです。
【目次】
Chapter1:「天才」と呼ばれる人の共通点
Chapter2:「天才脳」を育てる習慣術
Chapter3:「天才アスリート」たちの習慣術
Chapter4:「芸術・文学」の天才たちの習慣術
EPILOGUE:天才は環境の中で育まれる
本書の目次になります。
目次は「天才」のオンパレード。
いきなり天才になるのは難しい。
とは言え、日々の習慣で少しでも天才に近づくことができます。
本書には天才に近づくための秘訣が満載でもあります。
(P.26) 「量質転化」という言葉をご存じだろうか。「一定量を積み重ねることで、質的な向上が発生する」、簡単にいえば、「量をこなすと質が上がる」ということだ。例えば、料理初心者がキャベツの千切りの練習をしているとしよう。初めのうちは、時間はかかるし、ちっとも細く切ることができない。しかし、10個、20個とキャベツを千切りにしていくうちに、徐々に短い時間で細くきれいな千切りにすることができるようになっていく。肝心なのは、その先。質が上がるにつれて、さらに量をこなせるようになるという”好サイクル”が生まれるということだ。
一定量を積み重ねると質が向上する。
質より量というと質を重視しろよと思うかもしれません。
そうではなく、量をこなすことによって質も高まるという話です。
本を読んで絵の勉強をしているだけでは絵は上手くなりません。
だから、まずは絵をどんどん書こうって話になりますよね。
キャベツの千切りもそうだしブログ記事だってそうです。
まずは「やろう」や「書こう」がスタートラインになります。
(P.40) 例えば、馴染みのないジャンルの本を読んでみる。講演会やワークショップに参加してみる。普段あまり見ないテレビ番組を見てみる。知らない町に行ってみる。このとき大切なのは、ワクワクしている”ふり”をすること。たとえそうではなくても、未知の事がらに出会い、好奇心が触発されている”ふり”をすることだ。ワクワクするふりをしているうちに、やがてそれが”クセ”になる。知らなかったことを知って「楽しい」「もっと知りたい」と感じることが”習慣”になっていくのである。
私は元々がこのタイプ。
”フリ”どころか”未知のこと”に出会うと感情が高ぶります
だから、自分自身が好奇心旺盛で良かったと思うことも多いです。
ただ、出来ない人は”フリ”をしましょうと著者の渋谷昌三さんは仰っています。
これからの時代は「好奇心」というアンテナは特に重要になる時代だと思います。
だからこそ、童心を忘れず今から磨いていきませんか?と私は言いたいことです。
(P.90) 子どものころの読書習慣は、学力だけでなく、その後の人格形成にまで関わってくるといえるだろう。ところが、日本人の”本離れ”はますます深刻だ。16歳以上を対象として、平成25年に文化庁が行った「1ヵ月に読む本の冊数」についての調査によれば、なんと、47・5%が、「1冊も読まない」と回答した。よく、読書習慣は大人になってからではなかなか身に付かないという。じっさい、本好きの人にそのきっかけを聞くと、「子どものころに、母にしてもらった読み聞かせ」「家に絵本がたくさんあったこと」など、幼少期の出来事を答える人が多い。
私が読書習慣がついたの2012年辺りです。
子どもの頃や幼少期ではないんですよね…。
だから、16歳以上でも大丈夫ですよというのは実体験でも言いたいです。
本人が「本の虫」になる性格ならいつからだって開花しますから。
私が2012年辺りから本をよく読みようになった話を書きました。
それこそ、1日3冊~5冊をよく読んでいました。
それを見たよく家に遊びに来る小学生だった甥っ子くんや姪っ子ちゃん。
私の影響を受けてか本を普通に読むようになってしまいました。
2人の両親は本をまったく読まないタイプなので恐らく私の影響でしょうね。
子は親を見て育つと言いますけど、親以外でも影響力ってあるかもしれませんね。
今はますます本を読んでいますしそんなことを思うエピソードです。
(P.97) 広辞苑を2回読破した林修先生は特殊な例だが、”辞書を読む”効果については、数年前から多くの小学校で取り入れられている「辞書引き学習」でも照明されている。「辞書引き学習」とは、小学校低学年から自分の辞書を持ち、知っている言葉を見つけたらそのページに付せんを貼るという学習法。この学習法を開発し、広く広めているのは、中部大学教授の深谷圭助先生である。辞書引き学習によって、得られる効果は多岐にわたる。
広辞苑を2回読破する林修先生ってすごいですねw
ただ、「辞書を読む」は私は気持ち的に理解できます。
私も辞書を読むと好奇心を刺激されるので好きな部分あります。
だから「辞書引き学習」というのがあって驚きました。
これは私は別に辞典に限らないと思うんですよね。
ネットニュース見て知らない単語があれば調べてみる。
グーグル先生に「あんこう祭」と入れて検索みたいな感じです。
あと、ネット生活をより楽しくという部分。
ネットスラング(ネット用語)を調べるクセがあるとより楽しめます。
ニコニコ動画を視聴しているとみんなコメントしているのにわからない。
そのような単語が出てきた場合は私はすかさずググります。
大抵はネットスラング(ネット用語)にも適応する辞書ってあるんですよ。
それこそニコニコ大百科などが有名だと思います。
リアルでもネットでも「調べるクセ」ってより楽しい部分が見つかる。
理解すると楽しくなる部分も増えるのでオススメしたい行為でもありますよ。
(P.187-188) 座っているときと比べ、歩いているときの方が、創造的な発想力が60%もアップすることがわかった。また、散歩をしながら移り変わる風景を目にすることで、視覚的な刺激が増し、脳が活性する。その結果、思い浮かぶアイデアの数が数倍もアップするといった報告もされている。この散歩の効果を上手に取り入れたのが、スティーブ・ジョブズ氏や、フェイスブックの創設者、マーク・ザッカーバーグ氏だ。もちろん、芸術家ではないが、その独創的な発想力には定評がある。
歩こう♪歩こう♪私は元気!
ということで散歩しましょう。
私は毎日のように歩いています。
歩きと言うと「ダイエット」と思う人もいるかもしれません。
これはメンタリストDaiGoさんは科学的根拠ありで少し否定していました。
(まったく効果が無いというわけではなく)
ただ、それ以上に歩く効果が高いというわけです。
つまり、カロリー消費目的の人がいたとします。
それ以上の効果あるのにそこだけ目的は勿体ないですよという話です。
私も散歩によっての恩恵や散歩中に浮かんだアイデアの効果。
それこそ私のブログ記事の人気記事でいくつもあります。
だから、散歩って良いことづくしですしオススメしたいです。
【天才と呼ばれる人の習慣術】
・まとめ
【新刊】転生しなくても大丈夫だよ 天才と呼ばれる人の習慣術でした。
諦めたらそこで試合終了ですよ。
有名バスケマンガのスラムダンクの名言です。
これは別にスポーツに限らないと思います。
「自分自身」を諦めたらそこで終了しちゃいます。
逆にいうと自分自身が誰よりも自分の応援団長になりましょう。
諦めなければ、どんどん成長していきます。
天性の天才には届かないかもしれません。
しかし、「努力」してのし上がった「天才」にはなりえます。
世間から見たら天才と言われる人も「努力型」の天才も多いですからね。
だからこそ、自分自身の可能性を閉ざしたらダメだと思います。
転生(生まれ変わらなくても)しなくても今の自分でも大丈夫です。
方法を愚直に試して習慣にして少しでも天才に近づいていきましょう。