・使い方次第でお金は自分に戻ってくる
世界は自分の鏡。
自己啓発やスピリチュアルでよく言われることです。
私は「世界は自分の鏡」って良い考え方だと思います。
というのも、世界が映し出しているのは鏡です。
だから、イライラしている人や不機嫌な人を見かける。
そのときに「あっ鏡なんだ!」と思える心。
客観的に見れますし自分の心の抑止力にもなるんですよね。
それに「内面の投影」という部分もあります。
自分の内面で抑圧されたものが出ちゃってるのかな?
このような視点で物事を見ることもできるので重宝する考えです。
そして、本日の本題のこちらの考え方。
「ブーメラン」
このたとえは私は大好きです。
本書は千田琢哉さんがお金に対してブーメラン。
お金は形を変えたりして還ってくるというのを説いています。
私はお金以外もブーメランだなって思うんですよ。
俗に言う「おまえが言うな」ってあるじゃないですか?
Twitterなどを見ていて思うことがよくあります。
コメントした内容がブーメランのように突き刺さる人。
傍目から見ていると「それ、あなたも…」みたいに思う出来事はよくあります。
だからこそ、「ブーメラン」という考え方。
良いも悪いもブーメランのように戻ってきているのは肝に銘じたいです。
今回紹介する新刊は先ほども書いたように「お金」に特化しています。
よく言われることに「生き金」にするか「死に金」にするかというのがあります。
本書のような素晴らしい書籍を読んでお金を「生き金」にしてみませんか?
書名:人生を変える、お金の使い方。
著者:千田琢哉
出版社:学研プラス
出版年:2018年9月4日
ページ数:240ページ
著者累計280万部。
千田琢哉(せんだたくや)さんの書籍です。
千田琢哉さんの書籍はよく読みますし大好き。
当ブログでも何冊も今まで書評させていただいています。
「20代で身につけて一生後悔しない」とあります。
別に20代以外の人が読んでも大丈夫な内容なので安心してください。
基本は「お金はブーメランである」ですから。
それでは、ここからは「お金=ブーメラン」を掻い摘んで紹介します。
・お金の使い方を見直してみませんか?
(P.5) 本書でこれから、人生が最大化するお金の使い方について具体的に教えていこう。それらを実践すれば、知識は最高の投資となり、お金に形を変えて、まるでブーメランのようにあなたの元へ還ってくるだろう。さあ、次はあなたの番だ。
【目次】
Chapter1:お金は、ブーメランである。
Chapter2:仕事を最大化する、お金の使い方。
Chapter3:時間を最大化する、お金の使い方。
Chapter4:人間関係を最大化する、お金の使い方。
Chapter5:恋愛を最大化する、お金の使い方。
Chapter6:人生を最大化する、お金の使い方。
本書の目次になります。
目次は「お金の使い方」のオンパレードです。
お金を「生き金」にするも「死に金」にするのもあなた次第。
では、どうしたら「生き金」にできるのか?
そう考えたときに本書のような書籍を読むと参考になります。
お金の使い方って当たり前ですが、学校の授業で習うものじゃないです。
だからこそ、「読書」をして「マネーリテラシー」を身につけておく。
私は大切なことだと思います。
(P.42) あなたは将来成功して、お金持ちになる可能性が桁違いに高いだろう。なぜならこうして熱心に本を読んで勉強しているからだ。将来成功してお金持ちになる時まで、ぜひとも憶えておいてもらいたいことがある。それは、形のないものにこそ、お金を使ってもらいたいということだ。住宅、自動車、宝石など買う価値がないということではない。それらをひと通り揃えて満足したら、ぜひ一日も速く、「形のないものにお金を使う人生」にシフトしてもらいたいのだ。
「なぜならこうして熱心に本を読んで勉強しているからだ」と部分。
こうやって書かれていると読んでいて褒められたみたいで嬉しいです。
私も次のステップへ早く進めるように精進したいです。
私は形になる物欲ってそんなには無いんですよね。
本は揃えておきたいのはありますが、音楽です。
iTunesやAmazonデジタルミュージックで良い派になってきています。
この私の言うのは「物質的な所有欲」の方に近いので少し違いますが。
ただ、「形のないものにお金を使う人生」はシフトしたいです。
メンタリストDaiGoさんのニコニコ生放送を見て海外に行ったことなかった価値観。
これが、「オックスフォード行ってみたい」になりました。
それに先日のニコニコ生放送で「あんこう祭」の現地中継をしていました。
こういう、お祭り良いな~って思って行ってみたくなりました。
1度きりの人生の人生経験の質を高めていきたいです。
(P.43) 形のないものとは、教養や知恵を高めるものである。物が少ないということは、本物しか所有しないということでもある。本物を数少なく所有しているからこそ、結果として周囲に物が少なく見えるのだ。ではそれら「数少ない本物」を選び取るためには、どうすればいいのか。それにはやはり、勉強しかない。
「形のないもの」とは何なのか?
教養や知恵を高めるものという答えをいただきました。
先ほどの引用でも著者の千田琢哉さんはものを否定しているわけではございません。
そこに繋がるのがこちらの引用部分に繋がると思います。
要は、「物は少なく本物を所有しよう」ということです。
それでそれには「勉強だよ」ってことに繋がります。
この勉強は本を読むのもそうですし、ハズレを引くのもそうだと思います。
俗に言う「勉強代」になったというやつだと思います。
その勉強代が巡り巡ってブーメランで良い投資としてまわってくるとも言えます。
(P.66-67) 自分が一流の価値を認めた人であれば、いくら授業料を払っても無駄にはならない。その価値は、必ずあなたの元にブーメランとなって還ってくることだろう。概して一流の先生の直接指導は高いが、それは先生が金儲け主義だからではない。高く設定しないと、「これは安い!」と生徒が殺到して、指導にはならないからだ。ただ幸いなことに、本に限ってはどんなに一流の人が書いたものでも、値段は三流とほとんど変わらないが。
よくネット上で言われること。
「お金持ちならセミナー代を無料にしろ」的な話。
これは的外れというわけです。
安いとそれだけで人が群がってしまうから。
それにそれプラスでその人の「本気度」も試すことができます。
だから、私は巷で流行りのオンラインサロンです。
「1万円設定」でも割高感は無いですね。
むしろ、行ったことないのに否定的なことごめんなさい。
ここを注釈して前置きすると「10万円の自己啓発セミナー」ってあるじゃないですか?
ああいうのよりも継続的な関係ですし、よっぽどいいと思います。
しかも、その代金を払いたくない人は脚切りされて入会していないわけですからね。
そういう視点で考えてみると「正当な代金」と言えると思います。
ただ、だからと言って「1万円は…」という人。
それを悪用して詐欺的な人もいるでしょという人。
私はその考え方だって否定はしません。
そのときに大切になってくるのは「本」というわけです。
※本に限ってはどんなに一流の人が書いたものでも値段は三流とほとんど変わらない
定価1500円の本の内容。
一流でも三流でもほぼ変わらないのが書籍です。
玉石混交ではありますが、宝にありつけることも多いです。
砂金採りのようなものでもあると思います。
だからこそ、スタートラインとして本を読むことが大切です。
(P.207) 「読書なんて、しょせんは机上の空論」という言葉は、本をろくに読んだことのない大人たちの嘘だということがよくわかった。こうした嘘を鵜呑みにしていたら、今の私は絶対に存在していない。とても大切なことなので、声を大にして言いたい。この世で最強の投資は本であり、本が高いと思うのはその人が未熟だからである。
当ブログの記事を読んでいる人。
ほとんどの人が本を読む機会があると思います。
1日1冊の人。
1週間1冊の人。
1ヵ月1冊の人。
目についたら読む人などなど。
頻度は違えど、読書好きさんも多いでしょう。
私も読書が無ければ、今の私は存在していないと思います。
だからこそ著者の千田琢哉さんと同じように声高に叫びたいことでもあります。
(P.220-221) あなたが自分の格を上げようと、勉強と環境にお金を使い続けていると、必ずあなたの周囲はヤイヤイ言ってくる。これは私が同じ目に遭ったのだから間違いない。
「勉強ばかりしていちゃ、人間の幅が広がらないよ」
「仕事の環境なんてどこでも同じ。要は自分のやる気の問題だよ」
といった説教は、それこそ耳にタコができるくらいに聞かされ続けた。そのたびに私は「将来の大物が修行中なのだから黙っていろ」と考え、それらすべてを雑音として聞き流してきた。そして頑張ってお金を稼いで、そうした人間と一切関わらなくて済む環境を手に入れた。
将来の大物が修行中だから黙ってろ!
この視点ってとても良いと思いました。
人間どうしても周りの反応に流されてしまいます。
だからこその時に「雑音」として聞き流すの大切だと思います。
結局のところ自分の人生は自分の責任。
ヤイヤイ言ってくる人がすべて責任を肩代わりしてくれるわけではないですからね。
後から後悔しても遅れを取るだけなので軸があるなら突っ走る覚悟も大切です。
【人生を変える、お金の使い方。】
・まとめ
【新刊】お金はブーメランです!! 人生を変える、お金の使い方でした。
お金はブーメランである。
どこにどうお金を使っていくか見直したくなる。
改めてここに投資していこうと考えさせられる新刊でした。
そして、読書って本当に大切と実感させられる書籍でもありますよ。