【新刊】自分磨きしたい人は必読 人生を変える自分の磨き方

・思考・言葉・行動・習慣

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私が本を読み出してすぐに思ったこと。

いや、本を読む前かもしれません。

「今の思考レベルだから今の現状がある」

つまり、思考を変えないと現状はそのまま。

そんなことを思っていた記憶があります。

 

この考え方は少しの変化はあります。

ただ、今もその考えはそんなには変わりません。

それが、思考以外にも「言葉」や「行動」や「習慣」です。

思考が変わってもただの「イタい人」になる危険性はあります。

俗に言う揶揄する言葉の「意識高い系」は私はそちらだと思っています。

(それ以外の意識高い系を使うのはなんか違うとは思いますが話が脱線するので止め)

 

自分を磨くって意識的になった方がいいと思います。

特に今の人生に満足していない人ほどそうだと思います。

受け身で待っていても現状って変わらないですからね。

それに仮に変化してもその変化だと「現状維持」に戻ることもあります。

つまり、自分から「主体的」に動く重要性もあるんですよね。

そんなところで、私が共感できた自分磨きについての新刊を紹介します。

 

 

書名:人生を変える自分の磨き方 思考・言葉・行動・習慣・人格・運命の法則

著者:野口吉昭

出版社:かんき出版

出版年:2018年9月12日

ページ数:192ページ

 

人生に奇跡を起こす方法。

野口吉昭さんの書籍は多くあります。

しかしながら、今回の新刊が初の書評になります。

著者の名前で「野口」さんって多くないですか?

私は特にそのような印象あるんですが、人それぞれですかねw

そんな、とりとめのない話をしてからの書評に移っていきます。

 

・人生を豊かによりよく生きるための基本法則わかる書籍

(P.1) 本著は、「人生を豊かに、よりよく生きるための基本法則」を紹介する本である。自分の夢を実現したい人、仕事のパフォーマンスを上げたい人、人とのコミュニケーションをよりよくしたい人、家族との幸せをもっと享受したい人など、自分をもっと磨きたい人へ贈るメッセージでもある。

 

【目次】
はじめに
序章:人生は自分の法則を見つけると豊かになる
第1章:思考が言葉になる
第2章:言葉が行動になる
第3章:行動が習慣になる
第4章:習慣が人格になる
第5章:人格が運命になる
第6章:運命が人生を変える

 

本書の目次になります

本書は引用も多いです。

「名言集」と言える書籍でもあります。

読みやすく少し哲学的でもある本だと思います。

本書のエッセンスが少しでも伝わる書評にしたいです。

 

(P.12-13) 本著のテーマである、
思考は言葉になり
言葉は行動になり
行動は習慣になり
習慣は人格になり
人格は運命になる
の源流の説は、いろいろ存在している
[中略]
ウィリアム・ジェームズや山下智茂氏などのメッセージは、先のものとやや異なり、
心が変われば行動(または態度)が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
である。

 

引用部分の言葉。

聞いたことがある人も多いと思います。

私も習慣について語るときです。

よくこのことは話すことがあります。

しかしながら、ニュアンスが違う2つがあったんですね。

いろいろ存在していると言われて確かに!と思いました。

ただ、言葉の素晴らしさはどちらも同じで重要だと思います。

私もその通りだと思う昔ながらの古典的な名言です。

 

(P.45) できるだけ「悩み」を「考え」に変えることだ。考える人は、たとえ悩んでいても問題を整理できるし、整理した問題からその原因を探そうとする。たとえ悩んでいても問題を整理できるし、整理した問題からその原因を探そうとする。そして、その「問題→原因」からの解決策探しのルートを自らの意思で進んでいく。問題が整理できれば原因が見つかり、解決策のイメージが湧いてくる。そして、主体的に判断、決断して、行動するようになる。考える人には、判断する基準があり、悩む人には判断する基準がないのである。

 

「悩み」を『考え』に変えるは重要です。

「悩みと考えって一緒じゃない?」と思われた人はいませんか?

似たようなものと思われる人もいると思うので少し説明です。

と言っても、引用の野口吉昭さんの説明で事足りるかと思いますが。

私が感銘を受けたのは岡田斗司夫さんの言葉です。

 

※脳内で悩むのは悩みのジャグリング

 

ニュアンスは少し違うと思います。

ただ、脳内でウンウン唸るのは考えではない。

それは、悩みをジャグリングしてくるくる回してるだけと仰っていました。

だからノートなりに書いて「可視化」しようという教えです。

確かに悩んで頭で考えると解決よりも堂々巡りになりがちじゃないですか?

しかも不安がどんどん増大したりするので考えものです。

冷静になってノートに書き「可視化」して考える方に持っていくのが良いです。

 

(P.75) 慣れないうちは、今後使いたいポジティブ用語を三つ決めて、毎日その言葉を使うよう意識するといい。逆に、使わないようにするネガティブ用語を決めて、出そうになったら頭のなかで潰してしまうといい。ポジティブ用語率を高めて、ネガティブ用語率を低くできれば、自然に自分の行動が変わっていくのだ。

 

私はパソコンにもスマホにもメモがあります。

ポジティブ用語というより奮い立たせる言葉です。

最近だと落合陽一さんの言葉を貼り付けているのは先日書きました。

それ意外にも簡単な短めの言葉も準備してあります。

人間、生活していると「ネガティブ」ってあって当たり前。

だから、私は敵だとは思っていません。

ただ、「無意識」で頻繁に出てくる言葉ってあると思うんですよ。

それを「気づき矯正する」は大切だと私は感じています。

 

(P.115) 「自分にとって、良い習慣とは何か?」「今の習慣は良いものなのか?」という棚卸しをする。そして、自身が目標とする優れた人々の良い習慣を聞き出し、それを真似することからはじめてほしい。まわりを幸せにできる人には、優れた習慣があるのだ。

 

棚卸しすることも重要です。

私は実践型なので棚卸しはよくします。

結局のところ今の時代は手法って沢山あります。

だから、どこに自分に合う方法があるかはわかりません。

それなのに「苦行」といえる方法を試し続けるのは勿体無いですからね。

「良い習慣」の中で取り組みやすく楽しくなる方法を模索する。

私はとっかえひっかえでも気にせず「実践」するの大切にしています。

その中で「これは!」と思い長く「継続」したくなるものが必ず出てきますから。

 

(P.180) 運命を変えるのは難しい。しかし、一日単位で懸命に新たな自分になることを意識することは、運命を良い方向に変える=超えることになるのではないだろうか。運命を超えるためには、日々新たなる自分を意識して、日々新たなる自分に進化させることで実現できるのだ。一日単位で生きられる人は、自分の運命を超えることができる人である。毎日を生ききれる人は、運命を超えることができるし、人のため、人々のために生きることができる。

 

1日単位で生きられているでしょうか?

どうしても明日があるさと考えてしまいますよね。

なかなか現代社会で1日単位で考えられている人も少ないと思います。

だからこそ、効果抜群の方法でもあるんだなと本書を読んで思いました。

私も日々の生活を振り返るとまだまだ明日があるから大丈夫だ精神は強いです。

でも、1日1日の今の積み重ねが未来の自分になっていくわけです。

そのように考えるとこの精神の積み重ねが運命を変えるは腑に落ちる言葉と思います。

 

【人生を変える自分の磨き方 思考・言葉・行動・習慣・人格・運命の法則】

 

・まとめ

【新刊】自分磨きしたい人は必読 人生を変える自分の磨き方でした。

自分磨きしたい人は多いと思います。

ダイエットや筋トレだって自分磨きです。

でも、「心の鍛錬」を疎かにしがちの人も多いと思います。

そのときに参考になる1冊が今回の新刊です。

偉人や有名人の名言の引用も多いので本を読み慣れていない人。

そのような人でもとっつきやすく読みやすい本であることは保証します。