常識って非常識にもなるのご存知ですか? 落合陽一の日本再興戦略

・落合陽一さんの考え方は脳が震える

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一昨日、10年後の仕事図鑑を書評しました。

そのとき書評するのおこがましいと書きましたが、書評します。

10年後の仕事図鑑は堀江貴文さんとの共著でした。

今回は初の落合陽一さん単独の本の書評です。

10年後の仕事図鑑の書評でも書きました。

 

最近の私は落合陽一さんにドハマリしています。

ここまでグッとくる人は超久しぶりです。

それこそ、メンタリストDaiGoさんを初めて知ったときの衝撃以来かも。

それくらい落合陽一さんの独自の視点がクセになっています。

そこで、思い切って今回は落合陽一さんの著書。

 

NewsPicks Bookから出版された本を紹介します。

私はNewsPicks Book大好きな人なのでまずはここからですね。

ちなみにどれだけ紹介しているのか気になったので調べてみました。

 

・多動力(堀江貴文)

・己を、奮い立たせる言葉。(岸勇希)

・ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言(田端信太郎)

 

・WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜(佐渡島庸平)

・仕事2.0 人生100年時代の変身力(佐藤留美)

・お金2.0 新しい経済のルールと生き方(佐藤航陽)

 

[番外]

・死ぬこと以外かすり傷(箕輪厚介)

 

死ぬかすはマガジンハウスから出版されています。

ただ、NewsPicks Bookに関係ありありの箕輪厚介さんです。

だから、番外として紹介しておきます。

死ぬかすを除いたら、6冊の本になりますね。

6冊のNewsPicks Bookの書籍を書評しています。

 

NewsPicks Bookに関しては次はこちらの書籍です。

 

【破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 】

 

田中修治さんの破天荒フェニックスを読みます。

読みますと言いますか読むの確定しています。

手元に届くの時間待ちですから。

書評するかは未定ですが楽しく読みたいと思います。

田中修治さんは堀江貴文さんのYouTubeチャンネル。

 

ホリエモンチャンネルです。

ホリエモンチャンネルに出演したゲスト回ほんといいですよ。

こちらは改めて紹介するかもしれませんが、神回だと思います。

私はこの考え方が好きですし、破天荒フェニックスますます読みたくなりました。

 

閑話休題。

 

今回は落合陽一さんの書籍です。

私が落合陽一さんを知ったのは幻冬舎の編集者。

本書の編集者でもある「箕輪厚介」さんの影響が大きいです。

恐らく箕輪厚介さんのTwitterからフォロー辿ったのが最初だと思います。

そこから数ヵ月でこのハマり具合はまさしく「熱狂」です。

箕輪厚介さん風にいうと「憑依」するくらいになっていきたいです。

それくらい落合陽一さんの考え方を私はインストールしたいと思っています。

 

 

書名:日本再興戦略 (NewsPicks Book)

著者:落合陽一

出版社:幻冬舎

出版年:2018年1月31日

ページ数:254ページ

 

本書は凝り固まった考え方をえぐると思います。

ブログタイトル名にも書きました。

「常識って非常識になる」という部分。

常識も非常識。

非常識も常識。

結局は「文化的」な部分もあるんですよね。

そういう部分をわかりやすく紹介してくれているのが本書です。

 

・あなたの凝り固まった考え方が変わる本!

 

はじめに:なぜ今、僕は日本再興戦略を語るのか?
第1章:欧米とは何か
第2章:日本とは何か
第3章:テクノロジーは世界をどう変えるか
第4章:日本再興のグランドデザイン
第5章:政治(国防・外交・民主主義・リーダー)
第6章:教育
第7章:会社・仕事・コミュニティ
おわりに:日本再興戦略は教育から始まる

 

本書の目次になります。

それぞれの分野で落合陽一さんが語っています。

「日本再興戦略とは」という部分ですね。

私は落合陽一さんの考え方ってそうだよなって思いました。

凝り固まっている考え方を変えてくれたのが本書です。

そういう「視点」や「着眼点」もあるなと気づく部分。

誰しも必ず見つかると思いますよ。

 

(P.34) 平等という点で、日本人に合わないのは「男女平等」です。日本ほど男女差別がある国は珍しいと思います。男女が合コンに行ったり、飲み会に行ったりすると、当たり前のように男性のほうが女性より多く払いますが、あれは性意識の平等感に反します。米国であれば、女性が怒ってもおかしくありません。男女平等という権利意識があれば、男性が女性より多く払うことを、「女性がなめられている」ととらえかねないからです。

 

視点や着眼点という部分でこちらの引用です。

私は合コンなんて行ったことない非リア充ですよ。

そこは涙が…になるので置いておきたいと思いますw

ただ、合コンに限らずこの視点って重要だと思います。

私はこちらの落合陽一さんの考え方を見るまでこちらの考え方。

 

男性の方が多く払うの当たり前って部分です。

当たり前の文化だと思っていました。

そういう人って多いと思うんですよね?

男性目線から見ても「しきたり」と言ったらアレですが。

当たり前と思っている人がほとんどだと思います。

 

だからこそ、落合陽一さんのこの視点。

なるほど!と思った部分もあります。

本書だったか超AI時代の生存戦略 シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリストか

そちらは忘れました。

中国人の留学生さんの話もそうだと思いました。

 

簡潔に言うと、こういうことです。

1月1日って日本人にとってはお正月。国民の祝日ですよね。

落合陽一さんがお正月に働いていたときのエピソードです。

中国人の留学生さんに質問したそうです。

 

「1月1日(お正月)なのに休まなくていいの?」

それに関しての中国人の留学生の解答がなるほどと思いました。

「えっ、1月1日は中国では平日ですよ?」

言われてみるとそうですよね。

それぞれのお国柄ってあります。

それに日本だって地方でも違いますって部分はこの後にも語ります。

 

 (P.83) よくディズニーランドに行くのが幸せだという人がいますが、僕にはその理由がわかりません。理由を聞くと、「ディズニーが好きだから」という答えが多いのですが、これは信仰に近い考え方なのです。いつのまにか、自分の中に価値観がインストールされていることに気づいていません。日本はそうした話がたくさんあります。まだマスメディアや広告にコントロールされて、自分がそういう行動をしている自覚があればいいのですが、無自覚な人も多い。

 

私は良い悪いを言いたいわけではないと注釈しておきます。

本人の「視点」って部分で言いたいんですよ。

AKB48は宗教って言う人。

AKBに限らずアイドル系は多いですよね。

最近だと「オンラインサロン」も槍玉に挙げられる候補です。

 

ただ、落合陽一さんのこの視点。

「ディズニーは宗教(信仰)」

って言っている人です。

まったく居ないのが不思議じゃないですか?

別に落合陽一さんはディズニーを否定したいわけではないんですよ。

あくまでも「視点」や「着眼点」として思っていただきたいです。

 

結局のところ「無自覚」ってところです。

本人が自覚して大好きで大好きで好きすぎる。

そのような人は良いと思います。

でも、流されて好きになっている人も多いと思うんですよね。

冷静になっても好きなら本人の中で好きなんだと思います。

そういう多角的に見るのも大切だと思った部分です。

 

(P.139-140) たとえば、空き部屋をシェアするAirbnbについても、「こんなサービスはなじめない」という言う人がいますが、頭ごなしに否定するのではなくて、むしろ「自分のマインドセットが今風ではないのではないか」と疑ったほうがいい。そういう新しい価値観を受け入れていくほうが生きやすい。それができない人は、ストレスばかりためてしまって、新しい時代の中で、すごくかわいそうな人になってしまいます。

 

今の時代は「否定」よりも「まずは試すの時代」です。

ネット用語でいう「古参厨」ですね。

「昔のほうが良かった」と嘆く人にはならない方が良いと思います。

とにかく新しいものはどんどん試すスタイル。

別に全部が全部、結果は出なくて良いと思います。

ただ、試しているうちに爆発的に人気になって突き抜けるモノもあるかもしれません。

だからこそ、自分のマインドセットは常に変えていきたいですね。

 

(P.195) 日本の中でも、東京の常識は名古屋の常識ではないですし、新潟の常識ではありません。茨城の人は茨城でしか暮らさないし、東京に出ようとは必ずしも思っていません。お互い違ってよくて、お互いを批判する必要はないのです。地方にはそれぞれの幸福の形があるのです。それなのに、東京からマスメディアが発信する価値観を無理やり根付かせようとするから、よくないのです。

 

お国柄や老若男女に限りません。

日本では地方によっても文化は変わりますよね。

私は愛知県で育った愛知県民です。

最近だと「名古屋めし」ともてはやされています。

ただ、「えっ!?」と思う人もまだまだいるかもしれません。

 

私はこれからも「おでんに味噌」をかけ続けます。

私はこれからも「冷やし中華にマヨネーズ」をかけ続けます。

それが生まれ育った文化ですし、私の中で常識ですからw

重要な部分は「お互い違ってよくてお互いを批判しない」です。

試してみて「お口に合わない」はあると思うんですよ。

 

でも、試してみたら「めちゃくちゃ合う!」もあると思います。

だからこそ、まずは受け入れて試してみる気概です。

それに合わなくても文化は文化なんで否定する必要はありません。

「私には合わなかった…以上!」でいいんですよ。

わざわざ、○○は嫌い!とか○○はありえない!みたいに発表する必要もないです。

私はそういう視点でこれからも行きたいと思っています。

 

(P.253-254) 「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ」と、以前Twitterに書きました。これが僕から読者のみなさんへの最後のメッセージです。日本人の多くがビジョンを共有し、トライアンドエラーのマインドセットに切り替えられたとき、日本は間違いなく再興し、そこには限りなく明るい未来が広がっていると信じています。

 

こちらの引用の言葉。

最近の私の「座右の銘」になっています。

どういうことかと言うと起きてまず目を通しています。

それくらい深く刻み込んでいる言葉です。

これからの時代は特にこのマインドは必要になってくると思います。

だからこそ、日々の生活を惰性的にならず「意識的」になるです。

私もまだまだ未熟者ですが、必ず突き抜けたいと思っています。

引用風に言うとさっさと「ポジションを取る!」に繋がるかもしれません。

 

【日本再興戦略 (NewsPicks Book)】

 

・まとめ

常識って非常識にもなるのご存知ですか? 落合陽一の日本再興戦略でした。

落合陽一さんの考え方はまだまだインストールし始めたばかりです。

とても「アップデート」できたとは思っていません。

だからこそ、毎日、極力触れるようにしています。

私の書評で落合陽一さんに興味を持ったや好きになった人。

1人でも居てくれたら嬉しいです。今後も書評すると思います。

ちなみに昨日、デジタルネイチャーが手元に届きました。

こちらもどんなことが書かれているか読むの楽しみです。