【新刊】生活の質が上がる 小山龍介の最強のライフハック100

・頭の中のアップデートを怠らない

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私は昔の本は否定しません。

何年もよみつがれる古典的名著はあります。

デール・カーネギーの人を動かすなどは典型例です。

そのような本を否定することではございません。

ただし、古い本の中では今では否定されていることも書かれています。

 

「時代にそぐわない」ってやつです。

10年前や20年前の本にスマートフォンは登場しません。

著者の人の頭にもスマートフォンでって発想は無いでしょう。

「えっ、そんなのスマホ使えばすぐ済むじゃん!」

今に当てはめると簡潔に言うとこのようなオチもあるかもしれないです。

 

だから、初版が古い本を読むときはそういうのを注意点にしています。

ちなみに私がメンタリストDaiGoさんの好きなところ。

「情報のアップデートを怠らない」ってところなんですよ。

ニコニコチャンネルの公式チャンネル。

メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」で仰ってたことです。

 

確か、このように言っていたと思います。

「科学的根拠が否定されたらやめます」ってことです。

今やっている習慣や食べている食べ物。

そのようなことが科学的に否定される。

では、やめて科学的根拠のしっかりしていることをやります。

 

ハッキリしていると思います。

文字にしてみたら「そうだよね」って思う人がいると思います。

でも、人間なかなかそうは簡単に頭を切り替えられないと思うんですよ。

たとえば、サプリメントを摂っている人。

その成分は科学的に「効果が薄い」と判明しました。

 

そう言われたとしても「多少なりは効果あるよね?」と続けてしまう。

結局はすぐに切り替えられずに「惰性的」に継続してしまう。

頭をすぐに切り替えられる人って少数派だと思うんですよね。

とは言え、情報のアップデート自体をしていない人も多いと思います。

私は数年前まで「たまごの食べ過ぎはヤバい」と思い込んでいました。

 

もちろん、非常識な食べ方はダメですよw

そこは基本線として数個とか食べる場合です。

1日、何個も食べると「コレステロール値が」ってやつです。

聞いたことがある人や今もそうだと思っている人もいるかもしれません。

調べたらこれって「科学的根拠が無い」話なんですよね。

 

私は去年知って唖然としました。

今まで信じてたのは何だったの!って話です。

だから、自分で情報のアップデートって怠ったらダメですね。

聞きづてで聞いた話だと間違ったままインストールしてる場合もある。

だからこそ、情報に関しては自分でアップデートする意識です。

ということで、今回は「最強のライフハック」というテーマの書籍を紹介。

 

 

書名:仕事のスピードを上げながら質を高める 最強のライフハック100

著者:小山龍介

出版社:SBクリエイティブ

出版年:2018年8月22日

ページ数:160ページ

 

IDEA HACKSシリーズ累計50万部突破。

元祖ライフハック本の著者による決定版です。

私もIDEA HACKSシリーズの書籍。

著者の小山龍介さんの書籍は何冊か読んでいます。

書評は今回が初めてですが、わかりやすくて生活に取り入れやすいですよ。

今回は新刊ということで初めて小山龍介さんの書籍を書評します。

 

・生活にすぐ取り入れられるおすすめテクニック満載

 

(P.3) この本は、このライフシフトに対応したアップデートを迫ります。そしてそれは、人生という100年の冒険をサバイバルするためのアップデートであり、人生に喜びを取り戻すためのアップデートなのです。準備はいいでしょうか。もう冒険は始まっています。一緒に大海原に漕ぎ出していきましょう。この冒険の書と一緒に。

 

第1章:時間ハック
第2章:情報収集ハック
第3章:整理ハック
第4章:集中と発想ハック
第5章:チームハック

 

本書の目次。

ライフハック本著者による決定版です。

今までのノウハウが詰まっているのが本書になります。

そして、情報はアップデートされています。

過去本、読んだから大丈夫ってわけでもないです。

本書の情報を読んで私もまだまだアップデートせねばと思いました。 

頭のアップデートが生活の質に転化されて生活がアップデートされますからね。

 

(P.12) 時間があるときこそ、タイマーで時間を区切って仕事をしていくのです。15分しかない、という状況をつくることで仕事に集中する。これはまさに締め切り効果です。誰もが経験があると思いますが、締め切り間近になると、人は思ってもみないような力を発揮します。時間がないという危機感からアドレナリンが放出されて、集中力が一段と高まる。そうした締め切り直前の状態に、常に身を置くことができるというのが、このタイマーによる効果なのです。

 

引用の方法はいろんな場所で紹介されています。

私も書評するときに何度か紹介しました。

このタイマーで区切る方法は効果抜群です。

特に「5分」や「15分」という時間が有効だと思います。

これをいきなり「1時間」にしても上手くいかないと思います。

走ることに例えたらわかりやすいと思います。

 

最初はウォーキング。

1キロくらい走るようになる。

そこから5キロ走るようになる。

10キロ走るようになる。

ハーフマラソンに参加する。

フルマラソンに参加するみたいな感じでしょうか。

 

いきなりフルマラソンに参加しても持ちませんよね。

だから、無理のない範囲で最初はスタートすると良いと思います。

3分全力疾走できるようになれば、身体が徐々になれてきます。

集中力が増してくるのは間違いないです。

 

(P.23) 最近では商品開発や事業開発においても、リーン・スタートアップという方法が行われています。リーンとは無駄を排除するという意味。完璧なものを作るのではなく、まずは基本的なコンセプトや価値が伝わる最低限の製品(MVPと呼びます)を作って、顧客の反応を見る。その反応から学びながら、さらに精度の高いものを作っていく。いきなり作り込むのではなく、こうした試行錯誤によるブラッシュアップを行うことで、無駄な開発を避けるのです。50%での提出は、手抜きではありません。仕事の無駄を減らし、仕事の精度を高めていくためのリーン・ワークスタイルなのです。

 

ベータ版と言えるかもしれません。

私はこういう考え方は好きです。

一昔前よりは受け入れている人も多いんじゃないでしょうか。

一昔前は「不良品」だの「未完成なのに」って叩かれる風潮。

そちらのほうが根強い印象がありました。

 

スマホゲームが流行った影響も大きいんですかね?

スマホゲームは徐々にゲーム内容が増えていく。

売り切り版じゃなければ最初からゲームは完成はしていません。

むしろ、完成しないゲームも多いですよね。

それは、ユーザーの声によるブラッシュアップをしているからでもあると思います。

日々の自分の生活を見直す上でもこのような考え方はこれから特に必須です。

 

(P.49) 情報をたくさん集めようとするのではなく、詳しくなりたい分野の情報を集めて、そのちょっとした差異に注目していく。そうして豊かなスキーマ(情報を受け取るための枠組み)を獲得すると、何を見ても多様な情報を受け取れるようになるのです。

 

情報って集めようと思えば際限なく集まりますからね。

その上で意識したいことは引用の通りで「差異」です。

ただし、私は「差異」ではなく「共通点」を見るのも良いと思います。

たとえば、5冊読んで4冊に同じことが書かれている。

その手の本では普遍的な部分があることなんだって意識する。

間違っても「まーた同じこと書いてるよ」って読み飛ばさない。

ここは大事だから何冊も共通して書いてあるんだなって読み方もありますよ。

 

(P.51) おすすめなのが、自分をターゲットにしていない雑誌を読むこと。たとえば男性であれば、女性誌を手にとって読んでみると、なるほど女性はこういう風に考えるのかと、驚きの連続です。これはもちろん逆もしかり、でしょう。また趣味の雑誌も同様です。最近、観賞魚を飼うようになったのですが、ネイチャーアクアリウムという世界があることを知り、その世界の雑誌を1冊買って読んで見たら、目から鱗。実に細かな構築のヒントが書かれていました。

 

私は実際この考え方です。

当ブログを読んでいる人は理解していると思います。

「子供向け番組からも学ぶところはある」とよく書きます。

これは自分の性別に当てはめてみてもそうなんですよ。

男性向けとか女性向けとか気にせずに手にとってみる。

それが、後々どこかで役に立つって話です。

 

(P.72) 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』などのビジネス誌は、すべての文章を読もうとするとたいへんな時間がかかります。ところが、これを10分で読破する方法があるのです。それは図版を斜め読みするという方法。記事の中で一番重要なポイントは、たいてい図解化されています。一番伝えたいことでもあり、視覚的に整理されていることが多いのです。その図版だけをかいつまんで読んでいくと、あら不思議、1冊の内容がある程度、把握できてしまいます。

 

図解だけを斜め読みする方法を著者の小山龍介さんはオススメしています。

これは時間がないときやすぐに読み切りたい人は有効なテクニックです。

私もこの方法は今後、活用していこうと思いました。

ちなみに私が本を読むときは逆のことを今までしていました(汗)

どういうことかと言うと、「図解を呼び飛ばす」方法です。

何回か読んでいる本は図解は特に見ずに文章だけ読んでいました。

「記事の中で一番重要なポイントはたいてい図解化されてる」

肝に銘じて何回か読んでいる本はこの読み方をしようと思いました。

 

【仕事のスピードを上げながら質を高める 最強のライフハック100】

 

・まとめ

【新刊】生活の質が上がる 小山龍介の最強のライフハック100でした。

本についての「図解」に関しての解釈。

改めることができたのでそれだけで本書はかなり値打ちがある本でした。

このように気づいたことをすぐ役立てるのがライフハックですね。

本書読んであなたなりの生活改善ポイントが必ず見つかると思います。

そして、生活の質が上がるテクニックが見つかることも間違いなしですよ。