・ダイヤモンド社の新刊
ダイヤモンド社の本。
ビジネス書になります。
やっぱりというか安定感があります。
ある程度のクオリティは必ず保証されている。
さすがだと思う出版社です。
私は幻冬舎のNewsPicks Bookが大好き。
既存の考え方をぶち壊す本。
これからの時代に必要な考え方をインストールできる。
だから、最近は幻冬舎のNewsPicks Bookにすごくお熱です。
とは言え、安定を求めるならダイヤモンド社だと思います。
これはどちらが良いとか悪いではありません。
優劣ではなく今の時代のトレンドを知る意味でも知っておいたほうがいい。
考え方に幅が出て人生プランの参考になると思うんですよね。
今回の新刊は「お金」についての新刊になります。
著者のエピソードや人生訓も交えての話なので説得力も抜群ですよ。
書名:年収1億円になる人の習慣
著者:山下誠司
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2018年8月23日
ページ数:220ページ
書名がすごくシンプルですよね。
「習慣」ということで「習慣本」でも良かったです。
ただ、メインはやはり「年収1億円」ですよね。
そこを踏まえてカテゴリーは「お金への考え方」にしました。
誰でもできるけれど、誰もやっていないとは。
私が特に気になったお金もちへの習慣を書評させていただきます。
・愚直に習慣を実践したら年収上がるかも!?
(P30) 冒頭でも書きましたが、この「はじめに」で記したことを行うには、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできるけれど、誰もやっていない「習慣」を、やり続ければいいだけなのです。そうすれば、「年収1億円を現実にできる!」と、私は、強く、確信しております。
はじめに
第1章:基本の習慣
第2章:仕事の習慣
第3章:生活の習慣
第4章:学びの習慣
第5章:人生の習慣
おわりに
参考文献・参考資料・引用
本書の目次になります。
それぞれのお金持ちへの習慣が書かれています。
愚直に実践したら年収は上がるんじゃないでしょうか。
上がるんじゃないでしょうかというのは結局のところこれです。
今のままだと収入は今のままなんですよね。
だからこそ、本書のような素敵な本を読んで出来ていないところを取り入れる。
その相乗効果で効果は出てくると思うんですよ。
お気に入りの部分や取り入れやすい部分は取り入れていきましょう。
(P.43) 今と同じやり方では、今と同じ結果しか得られません。それどころか、今よりも下がってしまうこともあります。大きな結果を残したいなら、意味がわからなくても、「今と違うやり方」を取り入れて、やってみることです。やれるかどうかを判断してから行動をしようとすると、「スピード感」が損なわれます。まず、鬼のスピードで、やってみる。「行動が先、考えるのはあと」です。「行動する」ことによって、はじめて「正しく考える」ことができるのです。大切なのは、「最初の一歩は、できるだけ早く踏み出す」ことです。「フライング」なら、なおよしです。
今と同じやり方では今と同じ結果。
わかっているけど、やめられない人は多いんじゃないでしょうか。
「慣習」も働いてしまうので仕方ないとは思うんですよね…。
とは言え、今の生活を変えたいや人生を変えたい人。
わかっているならやり方を少しずつでも変化させるべきだと思います。
ここ数週間の私はブログ記事を書く時間を変えました。
いつもは朝から昼に書いていた記事。
最近は夜に書いて下書き完了しています。
これ自体で言えば、些細なことだと思います。
でも、この変化がゆくゆく良い化学反応を起こしてくれるのではと思っています。
今と違うやり方を取り入れるという部分。
もちろん、まったく新しく変えちゃうのは有りです。
例えば、腕立て伏せは効果を感じないから腹筋に変える。
ランニングはやめて家でスクワットのみにするとかです。
ただ、私は「やる時間」を変えてみるのもいいと思うんですよ。
何にしてもやめずに「やり続ける」が1番大切なことだと思います。
(P.59-60) 私は、「礼儀正しい挨拶」は、「投資」であると考えています。「礼儀正しい挨拶」ができると、人に好かれ、敵をつくらない。だから、「チャンス」というリターンが得られます。「チャンス」も「運」も、「人が運んでくるもの」です。だとすれば、「礼儀正しい挨拶」で人と接するということが、品性をよりよくする秘訣なのです。相手が目上でも目下でも、挨拶は、こちらから先に声をかける。笑顔を絶やさず、大きな声で、ハキハキと挨拶をする。そうすれば、たくさんのチャンスが集まってくるのです。
挨拶をしっかり出来る人って尊敬します。
これは少し言い訳じみています。
私は人見知り気味なのでなかなか自分からは挨拶できませんね…。
相手から挨拶されたらきっちり返します。
それにスーパーやコンビニの店員さんにありがとうなら言えます。
ただ、年収1億円になるなら「こちらから先に声をかける」です。
皆さんは自分から率先して挨拶はできる人でしょうか?
(P.103) たとえ、自分のランクが低くても、「2ランク上」になったつもりで思考をし、言われたこと以上の仕事を、自己責任ですると、次第に、自分の力を大きく超えた実績を手にすることができるようになるはずなのです。
自分の限界って自分が決めてるだけですからね。
過去に起きたことを分析してそれに合う負荷を掛けているだけ。
だから逆に言えば、発想の転換がいいかもしれません。
それが、「2ランク上」って考え方だと思います。
これが、「5ランク上」だと恐らく限界以上すぎて心が持たないと思います。
でも、普段の自分の決めた限界って絶対に「甘い限界」だと思いますからね。
だからこそ、「2ランク上」って考え方は必要です。
(P.150) 人が成長するには、本人のたゆまぬ努力、ゆるまぬ研鑽、ひたむきな鍛錬が必要です。ですが一方で「どれほど頑張っても、本人の力だけでは成功できない」のも事実です。自分ひとりでできることには、限界があります。「自分よりもランクが上の人に引き上げてもらう」ことをしなければ、上のステージに上ることはできません。
私はランクが上の人に引き上げてもらいました。
とは言え、非リア充です。人見知りです。
人脈なんてまったくございません。
じゃあ、どうやって上げてもらったの?って話です。
それが、現在は書評させていただいている「本」との出会いです。
本と出会ってからむさぼるように毎日3~5冊読んでいました。
そうするとお気に入りの著者さんも出てきます。
心の中で師匠と思いながら読み、実践できるところは実践しました。
そうしたら、確実に人生レベルは2ランク上がっていると思います。
もちろん、人と出会える人は直接のほうがいいと思います。
でも、「会えない自分は無縁」ってことは無いですからね。
今だとSNSでインフルエンサーに気に入られて一気に突き抜ける人がいます。
これだって、リアルとネットの違いはあれど、要領は一緒だと思います。
だから、やりようなんていくらでもあると思うんですよね。
(P.167) そして最後に、渡辺社長はこう言い放ちました。「経営者というカテゴリーは、10回やれば1回成功する。100回に1回とか、1000回に1回ではない。10回に1回でいいのだから、経営者はかなりの成功率だよね」と。その後、渡辺社長は完全復活。借金を返済して「年商120億円」の会社を経営しています。
こういう人は賛否両論あるのが世の常。
秒速で1億円稼ぐで有名な与沢翼さん。
与沢翼さんも復活していると言ってもいいと思います。
10回やれば1回成功する。
とは言え、1度の失敗が怖い人は多いと思います。
だからこそ、逆説的に言うと普通の人生で終わる人が多いんでしょうね…。
これは人それぞれの価値観なので良いとか悪いの価値基準じゃないと思います。
ただ、自分が人生を切り開きたいと思うのならそれくらいの覚悟が必要ですね。
【年収1億円になる人の習慣】
・まとめ
【新刊】簡単だけど難しい 山下誠司の年収1億円になる人の習慣でした。
本書のような本を読むと自分に対してよくわかります。
私が私の今のステージでとどまるのは必然。
まだまだ、「行動」が足りないと思い知らされました。
1つでも多く実践できるところは実践する。
年収1億円になる習慣を試したいと思いました。