・死ぬこと以外かすり傷が好きだった人はぜひ読みましょう!
死ぬこと以外かすり傷。
箕輪厚介さんの今年発売した大ベストセラー。
今年と言っても8月28日ですからね。
すごい勢いで売れ続けている書籍であります。
当ブログを読んでいる人は既に読んだ人も多いかもしれません。
私も実は読んでるんですよ。
読んでるけど、書評のタイミングをまだ迷っていますw
というのも、ここまで噛み締めた本は久しぶり。
人生のターニングポイントとなる考え方。
そのエッセンスを著者の箕輪厚介さんからもらいました。
だからこそ、中途半端に書評したくないと思いまだしていません。
そこで、死ぬこと以外かすり傷でも出てきたこちらの著書。
箕輪厚介さんの原点と言えるこちらの書籍を紹介したいと思います。
見城徹さんのたった一人の熱狂です。
見城徹さんと言うとサイバーエージェントの藤田晋さんとの共著。
※憂鬱でなければ、仕事じゃない
※人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていな
くはない
こちらの2冊を読んでいます。
私が「幻冬舎」を知った(意識した)のがこちらの書籍。
そのように言っていいくらいのインパクトでした。
ただし、現在は「幻冬舎=見城徹」ではなくなっています。
それは先ほども書いた通りで、箕輪厚介さんが凄いんですよね。
という部分も含めてましての書評をしていきます。
書名:たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉
著者:見城徹
出版社:双葉社
出版年:2015年3月18日
ページ数:240ページ
755で150人が熱狂した奇跡のトーク。
それをまとめて加筆修正したのが本書でもあります。
とは言え、それ以上の価値がありすぎるのも本書です。
編集は今は飛ぶ鳥を落とす勢いの箕輪厚介さん。
死ぬこと以外かすり傷でも本書の制作過程のエピソードが出てきました。
しかしながら、本書を読むと3年以上前と侮るなかれですよ!
死ぬこと以外かすり傷が好きな人ほど、ぜひ読んでいただきたいです。
私がそう思う理由も含めまして今回は書評させていただきたいと思います。
・死ぬこと以外かすり傷で箕輪厚介さんが言っていることが腑に落ちるし説得力も有りの本
(P.4) 本書は755で発した僕の言葉を土台とし、全面的に再構成した書き下ろしである。1トピックごとに4ページで完結しているため、どこから読んでもらっても構わない。興味がない項目は読み飛ばし、好きなところから読み始めてくれても結構だ。本書を通じて、僕はこれからもまた未知なる読者と出会うことができる。755の奇跡はまだ続いている。
はじめに:755の奇跡
第1章:仕事に熱狂する
第2章:圧倒的な結果を出す
第3章:起業は甘くない
第4章:切なさを抱えて生きる
第5章:トップを走り続ける男たち
第6章:悲しくなければ恋愛じゃない
第7章:人生を豊かにする遊び・買い物・食事
本書の目次になります。
本書が2015年3月18日の出版。
箕輪厚介さんの死ぬかすが2018年8月28日の出版です。
「3年半」という時間軸があるわけです。
たった一人の熱狂は双葉社から出版されています。
箕輪厚介さんと言うと現在は幻冬舎の天才編集者ですよね。
この「3年半」という月日です。
長いと思いますか?
短いと思いますか?
私は今の箕輪厚介さんを見ていると率直に凄いと思いました。
この凄いというのは著書の「死ぬこと以外かすり傷が好きな人」です。
本人の実体験なのでめちゃくちゃ説得力あると思いました。
本書はそのエッセンスも詰まっている本でもあるので最高ですよ。
(P.19) 小さな出版社で実績を上げて来た人は、常識では無理だとわかっていても、なんとかして突破口を開こうとあの手この手で努力する。ブランド力に依拠した仕事をしてしまうものだ。無名から叩き上げるのは当たり前と思っている人は、周囲の人が「大江健三郎の原稿なんて取れるわけないよ。無理無理」と冷笑しても最初から匙を投げはしない。学歴であれ、職歴であれ、そんなものは一つの物差しでしかない。人材の良し悪しは机上の履歴書では測れないものなのだ。
見城徹さんの本なのに箕輪厚介さんの話ばかりする書評ですw
2018年後半に死ぬかすを読んだ後に本書を書評する人なのでご了承ください。
本書で言うと「圧倒的努力」しろと口を酸っぱくして言っています。
私もその通りと思いつつ肝に銘じたいと思っています。
ネットで他人を妬んだり僻んだり羨む時間はもったいないです。
自分を向上させるための努力が足りない証拠だと思います。
(P.31) 「松本清張の本なんてあまりにも数が多すぎる。とてもすべては読めない」と愚痴を言っている暇があったら、すぐに1冊目から読み始めたほうがいいに決まっている。寝る間を惜しみ、食事する時間さえも惜しみ、朝から晩まで読書漬けになればいい。「もうダメだ」からが本当の努力である。圧倒的努力ができるかどうかは、要は心の問題なのだ。どんなに苦しくても仕事を途中で放り出さず、誰よりも自分に厳しく途方もない努力を重ねる。できるかできないかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決するのだ。
ここでも出てきた「圧倒的努力」です。
見城徹さんのたった一人の熱狂。
読んでいると熱くみなぎるものが出てきます。
それと同時に自分の努力不足も露呈したとも思っています。
結局、本人が努力したと思っても努力した「つもり」なんですよね…。
見城徹さんもそうですし、箕輪厚介さんもそうです。
お二人の書いている書籍を読んでやっぱりまだまだ自分に努力量が足りない。
私もまだまだ努力せねばと思える書籍です。
(P.47) 僕は部数がいくら出たか、利益がいくら上がったかという数字にこだわり続けたい。売れる本は良い本である。視聴率を取るテレビ番組は優れている。大衆は愚かではない。大衆の支持によって数字を弾き出すコンテンツは、おしなべて優れているのだ。愚かなのは、数字を曖昧にして自分の敗北を認めない表現者や出版社の方なのである。
数字にこだわる。
誰が言っていたかは忘れました。
「数字は裏切らない」という言葉です。
数字がいつまでも上がらないのは本人の努力不足。
これも戒めですけど、プロセスよりも結果です。
その結果というのは「数字」として出したいです。
(P.81) どちらかが、どちらに依存するのではなく、お互いが欠くことのできない者同士として多くの血を流し、命を張る。癒着こそが大きな結果を生むのだ。何も持たない同士が生半可な関係を築いたところで何の結果も生まれない。キラーカードを持つ者同士の濃密な癒着こそが大きな結果を生み出す。人脈は一朝一夕では成立しないのである。
本書にも書いてあります。
「癒着」という言葉です。
一見するとあまり良くない言葉かもしれません。
本書で見城徹さんはそれは違うと述べられています。
それがこちらの引用部分に書かれていることにもなります。
要は、お互いに依存もしない。
でも、キラーカードはある。
そのときに助け合いできるかってことなんですよね。
「一方」がではなくお互いの「キラーカード」をって部分が重要です。
キラーカードって部分は私はもっともっと磨いていきたいと思いました。
(P.235-236) 僕が755を始めてから1週間ほど過ぎた頃、「みのわ」と名乗るユーザーが「本にさせてください」とコメントを入れてきた。双葉社の若き編集者・箕輪厚介だ。最初は冗談だと思っていたのだが、どうやら彼は本気らしい。
[中略]
ほどなく箕輪は、755の言葉を元にして1冊の本を作りたいと手紙を書いて来た。正直に言うと、僕は当初まったく企画に乗り気ではなかった。僕如きがスマートフォンで打っている言葉を材料として本を編んだところで、多くの読者が手にとってくれる面白い1冊になるとは思えない。箕輪と面会はしたものの、企画のオファーは断ろうと思っていた。だが箕輪はまったく引くことがなかった。彼は755で流れる僕の言葉に熱狂し、僕の全著作を熟読し、脳みそが沸騰していた。なにしろ自宅でも僕の話しかせず、いい加減にしてくれと奥さんから煙たがられているらしい。そんな箕輪の熱狂に気圧され、僕はこの本を作ることを決めた。
本書の凄いと思ったのは最後の引用部分。
おわりにに書かれているエピソードです。
箕輪厚介さんが見城徹さんを口説いて初の著書を出版した。
それが、たった一人の熱狂。
そのことは死ぬこと以外かすり傷にも書かれています。
それが、755経由というのは驚きました。
私はここで「死ぬこと以外かすり傷」は凄い!と改めて思いました。
というよりも、本書の書評をしていて全般的に思ったこと。
これって今の「箕輪厚介」さんだよねって思う部分が多かったです。
箕輪厚介さんが死ぬこと以外かすり傷で言われていたこと。
著者を「憑依」するということを言われていました。
ここは死ぬこと以外かすり傷を書評する時に改めて触れるかもしれません。
ただ、私が思ったのはまさしく「憑依」だ!と驚愕しましたw
見城徹さんがおわりにに書かれているこちらのエピソードがそうですよね。
※自宅でも僕の話しかせず、いい加減にしてくれと奥さんから煙たがられる。
完璧にこれは「憑依」しちゃってますよねw
あと、755経由というのが凄いという部分。
箕輪厚介さんはとにかくスマホを弄れと死ぬかすでも仰っています。
私は755ってやっていません。失礼ながらやっていない人は多そうな気がします。
そういう755的なところも細かくチェックして登録して見城徹さんにアプローチする。
抜け目のないという部分。
もう1つは死ぬかすはほんと本人の実践本だと改めて思いました。
【たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉】
・まとめ
死ぬこと以外かすり傷が好きな人へ 見城徹のたった一人の熱狂でした。
今の私は「幻冬舎=箕輪厚介」になっています。
と言っても私が箕輪厚介さんを本格的に意識したのは今年9月辺りからです。
つまり、意識し始めてからまだ1ヵ月ちょっとではあります。
でも、濃密で濃い1ヵ月になってきていると思います。
今の私は死ぬかすで書かれていたこちらになります。
参考にしたい人をブンセキして自分の中に「憑依」させるです。
私は「箕輪厚介」さんをブンセキして憑依させようとしていますw
そういう部分で、死ぬかす書評するのをもうちょっと後にしようと思っています。
本書は死ぬこと以外かすり傷が好きな人は確実に好きになるであろう1冊ですよ。