【新刊】クセや習慣なだけ! 人は誰でも何歳からでも変化できる

・暑さに適応してしまうのも人間

f:id:acutehappp:20180806084611j:plain

 

今年の名古屋市。

37度どころではないです。

38度、39度、そして、40度まで来ました。

私が夏になった当初に書いたことです。

2018年夏は自分に無理させすぎないを掲げています。

 

さすがにこの気温だと自分の状態にムラが出てきます。

いろいろ抱え込みすぎて作業が出来ない。

そちらに陥るよりは「最低限は出来た!」のほうが気分がいいですからね。

夏を無事に乗り切って気温が落ち着く秋からのスタートダッシュに向けて準備中です。

 

この猛暑を通り越して酷暑や激暑と言えるような気温。

暑さに適応してくるのが人間だと思うんですよ。

38度も39度も40度もめちゃくちゃ暑いですよ。

さすがにそのような暑さまでは慣れていませんw

私が言いたいのは少し気温が下がったときです。

 

日中の最高気温が35度くらいだと今日は少し涼しいって感覚になります。

私の暑さに適応してしまうの意味合いはこちらのことを言いたいです。

日中35度って扱いとしては「猛暑日」ですよ?

それが涼しく思ってしまう名古屋市の気温。愛知県の気温っていったい…ですw

 

今日の新刊の書評は「変化」についてです。

変化しないを選ぶのもクセや習慣だと思います。

これからの時代はさらに目まぐるしく時代が移り変わるときです。

そのときに変化できない人間は路頭に迷うことになるかもしれません。

その前に「変化というスキル」を身に着けませんか?と言えるのが本書です。

 

 

書名:変化できる人 人は誰でも、何歳でも変わることができる

著者:赤羽雄二

出版社:ぴあ

出版年:2018年6月28日

ページ数:261ページ

 

あなたは変われないと思いこんでいるだけじゃないでしょうか?

年をとって頭が凝り固まるとはよく言います。

本書で言うと単に「クセや習慣」なだけ。

何歳からだって変化できないことを正すことはできます。

むしろ、「変化がクセ」になる考え方を教えてくれる書籍です。

 

・変化するクセをつけるのは男女や年齢は関係ない

 

はじめに:「変化できる人」は一生困らない
第1章:「変化できる人」とは
第2章:「思いこみ」を捨てる
第3章:将来のことは、誰にもわからない
第4章:変化できると、対応力が上がる
第5章:変わることを恐れる本当の理由

第6章:変化するための「魔法の言葉」
第7章:変えてみれば、よさがわかる
第8章:仲間がいれば、変わりやすい
第9章:くじけない
第10章:変化を加速させる
おわりに:「変化できる人」は、何をやっても楽しい
付録

 

(P.19-20) 「変化できる人」は、男女、年齢によらず、もっと柔軟で、聞く耳を持ち、相手の価値観を尊重し、世の中の変化に敏感です。そういう人は、どんどん成長し続けます。そして、「変化する力」「対応力」がさらに強化されていくのです。

 

本書の目次です。

世の中の変化に敏感になる。

これからを生き抜く上での必須スキルになりえることです。

みんなが変化していく前に先に察知して自分を変化させる。

今からの時代だからこそ「変化」できる人とできない人の差が開いていきます。

 

(P.40) なぜ即断即決、即実行で問題ないのか、といえば、さんざん迷う人も、決してオプションをいくつもあげて徹底的に調べ、少しでもよい案を探るために長時間使っているわけではないからです。「どっちにしようかな」と迷いに迷うだけで、時間をかけて判断の精度を上げるということはまずしません。単に結論を引き延ばしているだけです。

 

時間を掛ければ素晴らしい結果がでるわけではない。

よくよく考えてみてくださいよ。

考えて考えてじーーーっくりと考え抜きました。

その結果が、「妥協して決めた」ということ。

考えるの疲れてもうこれでいいやと判断してしまった。

生きていたら何度かはあるシチュエーションじゃないでしょうか。

「即断即決」や「即実行」って本当に大切だと思います。

 

(P.52) 動くことによるリスクはもちろんありますが、そのときに動かないリスクもかなりあります。そのバランスによっては、さっさと動くほうがリスクが小さいこともよくあります。特に、環境が激変しているときは、人より早く動かないと急激にリスクが高まります。リスクに過敏な人は、「勇気」もその性質は「自信」にかなり近く、自分にあると思えばあるし、ないと思えばないものです。自己規定的、自己実現的な要素が強くあります。

 

動いたことによるメリット。

動かなかったことによるデメリット。

あくまでも私の場合なのであなたも当てはまるかわかりません。

私の後悔の大半は「動かなかったことの後悔」になります。

 

あのとき「○○していたら…」という後悔が山積みです。

逆に言うとあのとき「○○していなかったら…」という後悔。

やらなかった後悔に比べてやった後悔は脳内に蓄積されているの少ないです。

もちろん、私も「やったことによる後悔」ってありますよ。

ただ、記憶に蓄積されるのが「やらなかった後悔」のほうが断トツで多いです。

 

そういう意味で言うと先ほどの即断即決や即実行もそうです。

「やらない」は後悔に繋がりますし変化を恐れない。

すぐ実行して「結果」を知ることってもっと意識したいと思いました。

 

(P.68) 自分の仕事やスキル、生活上で今のままでは非常にまずいのではないかとか、この分野に関してはかなりのお金を投入しても知見を深めておかないといけないなあとか、切迫感が出てきます。いつか起きるかも知れないがまだ先のことだから、まあ起き始めたら何かしようというのとは全く違う厳しさが自然に身についてきます。方向性が見えてイメージが湧き、時間的にも切迫感があれば、人から言われなくてももっと情報を取り、自分から変わろうとするのが人の性質です。危機意識が強くなっているので、自然にできるようになります。

 

私が本をたくさん読む理由は知的好奇心旺盛だから。

それと「危機意識が強いから」だと思います。

要は、未来の予測を知ることで「自衛策」ができるからです。

本書の冒頭はこれからはAIやロボットに仕事を奪われます。

だから、「変化」を怖れないマインドを身に着けようというわけです。

すごく簡単に言うとこのようになります。

 

このことを予め知っているのか知らないのか。

私はオフェンスよりディフェンスに重きを置いているかもしれません。

未来のすべてを予測するなんてことは不可能ですしどうなるかはわかりません。

でも、頭のいい人が大体の予測を立てていて本などで紹介してくれています。

その知識を知っておくことって今後の自衛策になると思うんですよね。

 

(P.89) 「変化する」と「現状に固執する」の間には大変大きな差があって、情報の取り方も、情報への反応のしかたも、他の人とのコミニュケーションの内容も、全部が大きく変わっていきます。現状に固執している間は、頭も外部情報に対してシャットダウンしていますので、本当は何がいいのか、今何が重要になっているのか、今のままだとどうなってしまうのか、など本来考え続けないといけないことを無視したまま、日々を過ごすことになってしまいます。変化さえしていれば、チャンスを見過ごしたり、わかっていて動けなかったりすることがかなり減ります。初動がずっと早くなります。

 

ああああああああああ…。

めちゃくちゃ耳が痛い言葉が引用に並んでいますw

私は先ほどの通りで知的好奇心旺盛タイプです。

「変化」も超好むタイプではあります。

とは言え、ここ最近の私はどうも凝り固まっていたと思うんですよ。

ここ最近の私と言いますか、2016年や2017年の私ですね。

 

だから、意識的に行動して2018年はだいぶよくなりました。

大好きなことを制限せずに楽しんだり知らないこと(情報など)を取りに行ったり。

ここ数年の私に比べたらいろいろ「やるだけ」を実行しています。

恐らく、ここ数年に比べたら新しい情報がだいぶ入ってきていると思います。

ただ、〈まだ〉引用部分は耳の痛い言葉であることは変わらないですw

もう少し意識的になって変化していくことをこれからも重要視したいと思いました。

 

(P.150) 変えることにどんなに抵抗があっても、実際やってみると新しいやり方のほうがしっくりくることが意外に多いと思います。もともとのやり方に大して理由がなく、決してベストでもなく、必然性もないのに癖、習慣でやっていただけだったりするからです。「新しいやり方のほうがしっくりくることもあるかも」という程度のゆるい感じでぜひやってみてください。先入観、決めつけをなくしていくと、可能性は大いに広がります。それに戸惑いを感じる必要はないのです。

 

これはあなたもあるあるじゃないでしょうか?

私も超あるあると思いましたし現在進行系でもあるあるですw

何事も最初はやっぱり抵抗感があるんですよね。

たとえば、ガラケーからスマホになったときにフリック入力が嫌だ。

嫌というか違和感があった人も多いんじゃないでしょうか。

でも、今ではフリック入力で入力するのが普通。

ガラケー時代のように打つほうが逆に違和感が出る人もいるかもしれません。

 

そういう意味で言うと、とりあえず、やってみる。

まずはやってみるという変化することを楽しむ余裕。

私は元々の体質はこちらなので強めていきたいと思いました。

 

【変化できる人 人は誰でも、何歳でも変わることができる】

 

・まとめ

【新刊】クセや習慣なだけ! 人は誰でも何歳からでも変化できるでした。

人間には恒常性維持機能があります。

ホメオスタシスとも言われるやつです。

要は変化は危険みたいな感じで「現状維持」を選ばせるようにする。

元々備わっている機能があるんです(超簡略的に書いています)

 

これだけ書くとホメオスタシス悪と言えるかもしれませんがそうではありません。

「現状維持」を選ばせることによってあなたにとって危険なことを選択させない。

気分が嫌になる「危険な場所に足を踏み入れさせない」ってこともあります。

とは言え、これからの変化が激しい時代に変化しないことを選択するのは危険です。

人間は本質的に現状維持を選ぶということを意識する。

その上で変化する選択を「自発的」に選択することが大切だと思いました。