・ダイエットと聞いて痩せるをイメージする人は洗脳されているかも!?
ダイエット=痩せる。
ほとんどの人はそうじゃないでしょうか。
このイメージは幼い頃からのイメージ。
テレビなどのマスメディアでもそうですよね。
○○ダイエットで痩せると謳われていることが多いです。
このイメージが悪いわけじゃないです。
というよりも、そのイメージでおかしくないです。
とは言えですよ、ダイエットしてどうしたいの?
何のためにダイエットしているの?って人も多い印象です。
私はダイエット=痩せるでは無いと思っています。
だって、ダイエットして痩せました。
そして、元に戻りましたも多いじゃないですか。
所謂、リバウンドですよね。
つまりは、ダイエットして痩せ続ける。
リバウンドせずに維持して初めて成功と言えるわけです。
今回、紹介する新刊はそこからさらに踏み込んでいます。
ダイエット=洗脳
私の考え方のリバウンドせずに維持して初めてダイエット成功。
そのことも書かれていますが、さらに踏み込んでいます。
「ダイエット」という言葉に強迫観念を抱いている人もいると思うんですよね。
「とりあえず、痩せなきゃ…」と言った感じです。
そのような人ほど、読んでいただきたい新刊がこちらになります。
書名:筋トレが折れない私をつくる!
著者:岡部友
出版社:宝島社
出版年:2018年5月25日
ページ数:191ページ
パーソナルトレーナーの岡部友さんの書籍です。
本書の内容的には「女性向け」の書籍と言えます。
「ダイエットへの考え方」を改められる書籍だと思います。
でも、書籍の根本的な部分は「考え方」と言える書籍です。
私は男性向けとか女性向けとかは関係なく参考になると思えました。
男性が読んでも痩せることに対してや運動する前の考え方をしっかり学べます。
それでは、私が「ダイエット」を始める前にぜひ読んでほしい書籍を紹介します。
・この考え方を取り入れてからダイエットしよう!
はじめに
CHAPTER1:そもそもみんな、なんで痩せたいの?
CHAPTER2:トレーニングが「洗脳」を解く!
CHAPTER3:なぜ「尻トレ」にこだわるのか
CHAPTER4:フィットネスブームで増えるニセモノ
CHAPTER5:「本物の自信」がある人とは?
CHAPTER6:どんどん増えろ! 自立女子!!
CHAPTER7:媚びない女と男の話
CHAPTER8:大人になって本気になったこと、ありますか?
おまけ:岡部友、自分を追い込むトレーニング
おわりに
(P.3) 本書は「筋トレしたら痩せてキレイになって人生すべて上手くいく!」という内容ではない。むしろそういった考えを真っ向から否定する本。トレーニングを通じてマインドを強化し、自分に自信をつけるためのノウハウを具体的に書いている。私にとって筋トレはツール。世の中の「こうあるべき論」から解放され、自分らしく生きる力をつけるための手段なのだ。きっとこの本を手に取ってくれた人はすでに努力家だと思う。私の使命はその努力を正しい方向へ導き、日本に自立女子を増やすことだ。
本書の目次です。
本書はダイエット本じゃないです。
タイトルからは「筋トレ」をイメージすると思います。
だからと言って、筋トレ本でもございません。
「トレーニングを通じてマインドを強化し自分に自信をつける」
つまりは、ダイエットや筋トレの考え方という部分が大枠になります。
目次では女性向けと言える内容が並んでいます。
そういう大枠があるので男性が読んでも大丈夫と言える内容ですよ。
(P.11) 女性専用ジムのパーソナルトレーナーとして働いていると、「痩せたい」というお客様の多さに驚く。そして、理由を聞いていくと、そこには「痩せる=キレイになる=自信がつく=世間からの評価があがる」というぼんやりとした構図が見えてくることに気がついた。端的に言うと「痩せればすべて上手くいく(ような気がする)」と思っている人が多いのだ。これは正しい部分もあるが、間違いでもある。
「痩せたらすべてが上手くいく(ような気がする)」という考え方。
ないものねだりの考え方は危険だと思います。
それが手に入っても変わらない可能性って充分にあるからです。
これは、「お金があったら」とか「恋人ができたら」とか他にも当てはまります。
人生経験の中で理想と思えたことが手に入った。
でも、現実は想像と違って特に変わらなかった。
そのような経験って必ずあると思うんですよね。
でも、ないものねだりをしちゃうのは人間の思考回路ですね。
だからこそ本書のような書籍を読んで知識を入れておくの大切です。
(P.15) 基本的に誰の本であっても、読んでいる自分が行動して、継続しない限り、身体は一生変わらない。5分で身体が変わる、これだけやれば痩せる、これを食べれば痩せるとか、そういう安易なものは存在しないということに早く気づいてほしい。というか、じつは世の中の大半の女性はこの事実に気づいているはずなのだ。ダイエットジプシーであればあるほど、ラクして痩せる方法がないことを、心のどこかでは理解していることだろう。太らないためには、
消費エネルギー>摂取エネルギー
になっていればいいだけなのだから。
私の意見なので実際はわかりません。
私としては実際に取り組む人は多いと思うんですよ。
本を読んで、「ヨシ、やるぞー!!」と気合いを入れて取り組む。
そこから、「継続」することが出来ない人が多い印象です。
要は、最初の一歩を踏み出せる人って意外といるんじゃないでしょうか。
無意識や今までの習慣に負けてしまう人が多いんだと思います。
だからこそ、次の引用で触れる部分が私は大切だと経験からも思います。
(P.26) ダイエットが失敗するいちばんの原因はすべてを「0か100か」で考えしまうことだ。この「0・100思考」はダイエットに本気な人ほど顕著。どんな例外も自分に許さず、完璧をめざして頑張ってしまう人はキケンだ。例えば、ジム会員になって最初の1週間は毎日通ったけれど、何かのきっかけで1度行けない日ができてしまった途端、パッタリ行くのをやめてしまう。そして定期的に通えない自分を責め、振り出しに戻してしまう。
0か100で考えてしまう。
三日坊主が典型ですよね。
私は三日坊主も推奨しています。
過去記事にも三日坊主は最高ですよと書きました。
どういうことかはこちらの引用と一緒です。
要は、三日坊主でやめなければいいんですよ。
3日やる→1日休み→3日やる
3日やる→3日休み→3日やる
これでも継続できているんだから立派です。
でも、そうならないのが人間の考えなんですよね。
1度切れたらそのままそれをやめてしまう。
まさしく、0か100で考えてしまうということだと思います。
だからこそ、そういう考えがあるということを肝に銘じる。
体調が悪い日だって予定が立て込む例外の日だってあります。
そういう日は仕方ないと割り切って次の日から継続するのが大切です。
(P.56) 細くするという考えではなく「筋肉をつけて曲線を出す」という考えがとても重要。「筋トレ」と言うと、いまだに男くさいイメージが強いが、女性らしさやその人本来の美しさを引き出せるのもまた「筋トレ」なのだ。脂肪燃焼ばかりを考えていた人にとって、この理論はイメージしづらいかもしれないが、これは人間の構造上、紛れもない事実。体脂肪を減らしても胸とお尻に丸みが生まれることはあり得ない。
最近は女性向けの筋トレ本。
女性でジムに通う人も増えてきました。
とは言え、まだまだ筋トレと言うと男くさい。
男が筋トレしているイメージは根強いですよね。
本書はダイエットへの考え方。
筋トレへの考え方を説かれています。
ただ、「痩せたい」という考え方は間違っている。
正しい、知識を入れてからダイエットや筋トレしたい人にはオススメしたいです。
(P.103-104) 私はできないことを克服するのが好きなので、練習や勉強をすれば解決しそうなこと、もっと良くしていけそうなことには、つねに頑張るタイプ。自分の努力でカバーできる悩みなら、どんどんチャレンジしていきたい。他人とくらべるのは「思考の癖」だ。だから急には変わらない。勘のいい人は、脂肪のつき方はコントロールできないとか、ふくらはぎの形は変えられないとか、「変えられないこと」を頭で理解するのは早い。ただ、本当に腑に落ちるまでには時間がかかる。わかっているつもりなのに、なかなか他人とくらべる自分は消えない。でもそれは思考の癖だから、あなたが成長していないわけではない。
私もできないことを克服するのは好きなタイプです。
ただ、どちらかと言うと「知的好奇心を満たす」という方が強いですが。
他人と比べるなら自分と比べようと著者の岡部友さんが仰っています。
私が書いた「戯言(考え方)」系の記事で1番人気はそこなんですよね。
他人と比べるより自分と比べたほうが有益という内容のブログ記事です。
沢山の人に反応していただいたのは逆にできない人が多い。
他人と比べるより自分と比べる考え方って簡単なようでいて難しいと言えます。
著者の岡部友さんが仰っていますけど、「思考の癖」なんですよね。
脳は怠けたいと思っているから脳を自動操縦させようとする。
「これって、昔からの思考の癖で役立っているのかな?」
そのように疑問を持って自分と対話することも大切だと思います。
【筋トレが折れない私をつくる!】
・まとめ
【新刊】ダイエット=痩せるは古い! 筋トレが折れない私をつくるでした。
私は今は筋トレをおやすみしています。
冷房が使えない家で、気温は毎日37度近いので熱中症が怖いですからね。
ただ、この気温のおかげなのか悪習慣絶ちが良い感じに進んでいます。
出来ないことは無理せず、自分を責めずに出来ることを毎日する。
他人と比べずに自分の成長を実感して夏場をまったりと過ごしていこうと思います。
気負わずに前進しているので数ヵ月前の気候の良かった時期より意外と良い感じです。