・質問の大切さ
2種類の質問。
会話の流れでの質問。
自分への質問と言える自問自答。
どちらをすることが多いでしょうか。
ほとんどの人は誰かにする質問が多いと思います。
自問自答をしている。
そのような人でも「意識」して質問をしている人。
意識的に自分へ質問している人って少ないと思うんですよね。
だからこそ、質問に関しての書籍。
自分に対して質問すると良いと謳っている書籍が多いと思います。
私は自問自答力。
自分への質問力をつけたい。
このことは今年になってから特に意識しています。
自分への質問が人生の質を左右すると言っても大げさじゃないと思います。
本書も質問は人生を変えるというタイトルですし、そうじゃないでしょうか。
書名:質問は人生を変える
著者:マツダミヒロ
出版社:きずな出版
出版年:2018年4月21日
ページ数:221ページ
シンプルでパワフルな4つの質問。
本音と本気を引き出す力。
私は自分への質問が大事と書きました。
本書は自分への質問が大切と説かれています。
ただ、他人にする質問に対してのことも書かれていますよ。
あなたの質問力を上げられること間違いなしの書籍を紹介します。
・質問で無意識の行動に終止符を打とう
はじめに─自分は何を求めているのか
第1章:「何をしたかったのだろう?」─原石・種を見つける質問
第2章:「どうしたいの?」─立ち止まって考える質問
第3章:「本当に?」─本気度を把握するための質問
第4章:「それで?」─目標の意味が見出せる質問
第5章:「どうすればいいと思う?」─実行に移すための質問
おわりに─質問は未来をつくる
(P.16) もしあなたが、「やりたいことがわからない」「今取り組んでいることが本当にやりたいことなのかわからない」というのであれば、質問を通して、それを手に入れることは、難しくありません。また、「欲しいものはわかっている。目標ははっきりしている。けれども、なかなか達成できない。」という場合にも、質問は有効です。質問は、自分の思い通りの人生を実現する、強力なツールなのです。それでは質問力を身につける一歩を共に踏み出しましょう。
本書の目次です。
質問の威力です。
たかが、質問とは言えません。
著者のマツダミヒロさんの人生観。
質問によって人生を切り開いて来た人なので説得力があります。
質問は自分の思い通りの人生を描き実現するための強力なツール。
自分への質問力を上げる効用はすごくあります。
(P.35) 自分が満たされていれば、人に優しくできます。余裕を持って接することができるし、課題の解決にも地に足をつけて取り組めます。まず、自分の心を満たすことは、すべてにおいて大事なことなのです。
自分を愛して他人を愛す。
自分が満たされていれば人に優しくできる。
自分がいっぱいいっぱいのときは誰だってイライラしてしまいます。
八つ当たりしてしまうことだってあると思います。
だからこそ、自分を大切にして満たしてあげる。
まずは自分からって言うのは忘れちゃ行けないと思うんですよね。
これは自己中心的ということとは違います。
自分に余裕があるからこそ他人に対しても寛容な態度で入れるってことです。
(P.44) 私は何が好きで、何を大切にしていて、今何に情熱を傾けたいのだろうか?
自分のことを知るということは、自分と対話していることです。自分との対話ができていないと、どんな人に出会ったらよいかわかりません。今関わりがある人とも、どんな関係を育てていったらいいかがわかりません。自分のことを知るためには、自分にたくさん質問すること。意識的に自分との対話の時間をつくること。答えは、自分の中にあるのです。
自分との対話を大切にする。
つまり、自己対話の重要性です。
これは色んな書籍で言われている重要部分だと思います。
答えは外にあるんじゃない。
答えは自分の中にあるんだから自分から探そうです。
だからこそ、その上で自分への質問の質って重要なんですよね。
(P.63) 人生はテストではありません。決まった答えもありません。世の中においては、正解は一つではなくすべての答えが正解なのです。どの選択をするにしてもどの答えを出すにしても、世の中において「これしかない」という絶対的な一つの正解はありません。自分の選択や自分の答え、それこそが自分の正解になるのです。そして、自分が決めたことだからこそ行動に移すことができます。
自分は自分。
他人は他人。
人それぞれの選択があります。
自分はそれが正解だと思えばそれが正解です。
他人がこれが正解だと思っていたらそれが正解です。
だから、自分が決めたなら自分を貫いて良いと思うんですよね。
(P.71) これまで「当然」「あたりまえ」だと思っていたことに「かもしれない」という言葉をつけることで、違う選択肢が浮かんできます。違う角度から見てみることや思考の柔軟性が大事なのです。自分自身の枠を外すことができると、人がどんな枠にとらわれているかが見えやすくなります。枠を外すための質問をしてあげられます。「かもしれない思考」で、枠を外していきましょう。
思考の柔軟性ってほんと大切だと思います。
違う角度から見るときに役立つこと。
それが「かもしれない思考」です。
著者のマツダミヒロさんが言う思考法いいですね。
凝り固まってしまった自分の思考に一石を投じることができると思いますよ。
(P.84) 知識が増えていくと、シンプルなものを難しく捉えようとしてしまいます。不安や悩みが多ければ多いほど、物事を複雑化します。複雑に難しく話したほうが、ありがたいと思う人も出てくるかもしれません。でも本当に大事でなおかつ難しいのは、「複雑なことをシンプルに捉える」ことです。
シンプルなことを複雑に捉えてしまうのはあるあるです。
知識を増やすことって良いこと尽くしです。
だから、色んな知識をインストールしておくことはすごく大切。
唯一と言って良い弊害がこの「シンプルなことを複雑にする」です。
だからこその思考の柔軟性って大切なんですよね。
あの著者さんはこれが良いって言ってたのにあの著者さんはダメって言っている。
あの人はこれで成功したって言っているのにあの人はこれで失敗したと言っている。
そのような矛盾する例って探せば、山ほど出てきます。
それは当たり前の話しで人それぞれのやりやすいスタイルってありますからね。
そういうときは「思考を複雑にしていないか」を考える。
シンプルに自分が気持ちよくなる方を選択して実践したら良いと思います。
(P.101) 「無意識の行動」にフォーカスすることが大事なのです。そのために役に立つのが「質問」です。
「ダイエットをするためにどんなことを心がけますか?」
という質問を1日に1度だけするのと、1時間に1度するのでは無意識を意識化する回数が変わってきます。その機会が増えれば増えるほど、本来たどり着きたい成果が得られやすくなるのです。人は質問されないと、無意識は無意識のままで気づくことができません。質問は、無意識を意識化するツールなのです。無意識を意識化することにフォーカスするといいのです。
ダイエットする前にこの質問。
「ダイエットするためにどんなことを心がけますか?」
私はこの質問を毎日1時間1度するを繰り返す。
1週間近く質問した後にダイエット始めたら成功率が上がると思います。
1週間はダイエットせずに質問するだけという話しです。
どうしてかと言うと、引用の通りで意識的になるからです。
要は変えたい習慣って無意識にやっている習慣が多いです。
だから、最初に無意識を意識化することをやることによって継続できる。
意識に上がってくる機会が多くなり意識的に行動できると思うんですよね。
悪習慣絶ちをしようとして「無意識」に負けたことが何度もあります。
最初のステップでまず「意識化」することは理にかなうことだと思いますよ。
【質問は人生を変える】
・まとめ
【新刊】ダイエットも成功できる!? 質問は人生を変えるでした。
自分への質問の質が人生の質を変える。
人生を変えたいなら自分への質問の質を上げろですね。
最後に紹介した「無意識」を「意識化」するという部分。
この部分は私はめちゃくちゃ大切だと思います。
一見、無意識って敵だと思うじゃないですか。
ただ、逆に言えば、無意識が良い質問をするようになる。
無意識が味方になったらかなり強力な味方だと思います。
だから、日ごろから自分に掛ける言葉って意識したほうが良いですよ。