・人生100年時代の生き方
私の考え方は独特なはずでした。
が、しかし、最近は普通になってきました。
というのも本などを読むと世間的に一般的に言われる生き方が否定されつつある。
世間一般のレールに惹かれた人生へのアンチテーゼ的な意味です。
そういう感じで否定した書籍が多く登場しているからです。
これからの時代へ対応した考え方で推奨されている考え方。
私が前から考えてる生き方に近いんですよね。
時代のほうが私に近づいてきたのかと錯覚しそうです。
今回はそんな少し自惚れたことを言いたいわけではございませんw
これからの時代は人生100年時代。
過去の当たり前の生き方が逆に危険。
レールに惹かれた人生を歩む。
そのレールが脱線してしまうことも多いかもしれません。
そのときに1つの道しかない。
1つの考え方しか無い人は生きづらくなってくると思います。
そこで、助かるのが考え方を提供してくれる書籍です。
書名:残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方 持たない時代に本当に持っておくべきもの
著者:江上治
出版社:KADOKAWA
出版年:2018年2月1日
ページ数:224ページ
持たない時代に本当に持っておくべきもの。
普通の生き方していると思える人。
そういう人にとっては本書は少し突飛かもしれません。
ただ、だからこそこういう考え方をインストールしておく。
事前に考え方があるとこれからの人生を生き残る上で役立つと思いますよ。
・人生PDCAという考え方がすごい!
はじめに
プロローグ:人生100年時代 「うまく行く」ための条件はこれだ
第1章:サラリーマンを埋没させる「不機嫌な事実」
第2章:「人生PDCA」で"時代に左右されない人"になる
第3章:稼げるオタクになるための「人生PDCA」の回し方
第4章:起業の成功のカギと「人生PDCA」
第5章:22歳のあなたに贈る「うまく行く」人生設計ポイント
おわりに
(P.6-7) 本書では、これまで紹介してこなかった、私の周囲で活躍する、若くして成功している人たちの「なぜ、成功しているのか」も紐解いている。若い世代、若いサラリーマンの皆さんに、まだ遅くはない、いくらでも挽回可能であるという強いメッセージを込めて、本書をお贈りする。参考にしていただければ、幸いである。
本書の目次では若いサラリーマン。
20代もしくは30代向けに多く割かれて書かれていると言ってもいいかもしれません。
とは言え、私は何歳から読んでも良いと思います。
人生100年時代と書かれています。
50歳でも残り50年ですからね。
実践するかはともかく考え方としてインストールしておく。
こういう生き方もあるのかと知っておくことは大切だと思います。
(P.23) もし、自分の収入の増加を会社に任せ切ったような楽観思考であれば、それ自体、これからの時代、「うまくいく」生き方ではない。いまや毎年大幅な昇給を見込めるご時世ではないし、逆に実質賃金は毎年下がっているのだ。退職金や年金だって、期待するほうがバカと言っていい時代だ。後で述べるが。「会社」にずっぽりと埋まった考えで乗り切れる世の中ではない。そんな楽観思考は断ち切ったほうがいい。
時代は刻々と変化している。
会社がすべてをしてくれると考えるのは楽観過ぎます。
年金だって期待せずにもらえたら儲けもの。
そのくらいのスタンスのほうが良いんじゃないでしょうか。
過去の価値観をガラリと変えてくれるようなことが多く書かれています。
(P.32-33) 20代でそこそこの年収だと喜んでいるよりも、たとえ若いときにもっと低い年収しか得られなくとも、60代、70代になって同じくらいに稼げることが重要なのだ。人生100年時代にあっては、一生、元気で、自分の力で収入を得ることができる、そういう自分をつくっていかなくてはならないのである。それが、これからの「うまく行く」人であり、時代にまったく振り回されずに自分の人生を極めていく人と言っていい。
20代や30代は結婚する人が多いと思います。
そのときに「今の年収」で判断する人も多いんじゃないでしょうか。
相手が好きだから結婚するんだというのは前提ですし当たり前なので置いといてw
好きという気持ち以外の価値基準で言うと相手の「経済力」で判断する。
何も間違ったことでは無いと思います。
だって、今後の人生を一緒に過ごすんですから当たり前ですよね。
ただ、その20代や30代の収入が続くのかも考えたほうが良いですよね。
マイホームを20年のローン組んで購入する。
果たして、大丈夫でしょうかというのも考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
逆に言えば、今の収入が低くてもこれから輝ける人も多いと思います。
いわゆる、晩成タイプと言える人です。
遅咲きで成功する人だって山ほどいます。
これからの時代の考え方をきっちり持っているか。
本書のような考え方があるかどうかで差がついていくと思います。
(P.36) お金というと、すぐに貯めることに思考が走る。しかし、お金は貯めるのも大切だが、何のために貯めるのかと言えば、使うためである。ここをきちんとわきまえておかないと、ただただ「貯めたい」「増やしたい」の思いで生きる羽目になる。お金の奴隷になって、わけが分からなくなる。
お金は貯めることに思考が走る。
「節約」が美徳の人も多いかもしれません。
でも、いつまでもお金を寝かせているのも「死に金」です。
貯めて貯めて貯めてだと何のために貯めているかわかりませんよね。
老人の死後にタンス貯金で何百万円が出てきたと言う話しも耳にしますよね。
1度きりの人生ですし、お金をしっかりと「生き金」にする。
使うのも貯めるのもバランスよく、お金との付き合いは健全にしたいです。
(P.86) 自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を肯定できる感情のことを言う。自己肯定感が強ければ、性格も前向きになるし、行動もより積極的になる。やってやろうという気概も出てくる。これはうまく行く人たちの基礎、基本である。一方で、自己肯定感が低い人は、自信がない。「失敗したらどうしよう」という不安が頭をもたげ、チャンスがきても、尻込みをしてしまって挑戦できない。そして、周囲の意見や情報に振り回される。反面、自信のなさや自分の弱みを他人に見せまいと、必要以上に強がったり、虚勢を張ったりするときもあるから厄介だ。なぜ、うまく行く人は、自分を肯定できるのか。それは自分の価値を知っているからである。
自己肯定感は本当に大切です。
なぜならば、私が特に重視している分野だからです。
自己肯定感が上がると行動力が上がる。
それに自分の中の考え方も変わってきます。
失敗は「ナイストライ」です。
「行動したんだからすごいじゃん」になります。
(P.107) 自分の人生を効果的に回す仕組みを持つ、ということである。強固な意志だけ持っていても、日々の活動がデタラメなら、人生は好転しない。うまく行く人は人生を好転させるための仕組みを確立している。具体的に言えば、人生の目的を持ち、その目的から目標を導き出し、そこから逆算して最善の行動をする。そして、常にその効果を検証し、改善していく、という仕組みを持っているかどうかということだ。持っていれば、常に行動が的確で、無駄が生じない。
本書で私が好きな部分は「人生PDCA」です。
具体的な方法は本書にゆずります。
ただ、こちらの引用だけでも意味は通じると思います。
行動力があるだけでは人生は好転しません。
行動するだけマシですけど、さらにそこから一歩。
惰性的にならずに改善する。
それに何のためにしているか人生の目的を持ちましょう。
この考え方があることによって目的地がはっきりしていてわかりやすいですよ。
【残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方 持たない時代に本当に持っておくべきもの】
・まとめ
頭のネジを外そう! 残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方でした。
あくまで私の持論です。
それは違うと言う人もいると思うので持論というのは強く言いますw
これからの時代は「頭のネジが1本外れている人」が生きやすい。
そんな時代になっていくんだろうなって思っています。
今の時代の考え方の常識と非常識がどこかで臨界点を迎えて逆転する。
今後は今で言う頭のネジが1本外れている人の考え方が当たり前になる世の中。
私は意外と近いんじゃないだろうかと感じています。