☆毎日の瞑想を少しでも継続する大切さ
ダイエットを何度も試してダメな人。
そういう人は瞑想しましょうと言いたくなります。
それくらい瞑想って素晴らしいものなのにまだまだ軽視されがちです。
と言っても、ヨガなどは人気なので一概には言えませんが。
今回の書評は「マインドフルネス・瞑想」のカテゴリーです。
この2つって大雑把に言えば(あくまで大雑把です)一緒なんですよ。
ただ、言い方が変わるだけでだいぶ違うと思いませんか?
瞑想って聞くと宗教色が強くて嫌悪感ある人もいるかもしれません。
マインドフルネスは違います。
Googleやインテルなど大手IT企業が採用。
有名スポーツ選手も実践している。
科学的根拠に基づいてるのがマインドフルネス。
こうやって言われたらそれならと試してみたくなると思います。
でも、根本を言えば本当に似たようなもので一緒なんですよね。
そのことは本書でも説明されているので気になる人はぜひチェックしてみてください。
書名:一瞬で自己肯定を上げる瞑想法
著者:綿本彰
出版社:KADOKAWA
出版年:2018年2月2日
ページ数:160ページ
どちらかと言うと瞑想の初心者向け。
それと瞑想をやったけど継続できなかった人。
もう1度チャレンジしたい人には重宝する1冊です。
実践する際の姿勢だったりの解説も図解つきで書かれています。
瞑想の理解も深まる1冊をそれでは掻い摘んで紹介していきます。
☆物事の捉え方も変化させられる 一瞬で自己肯定を上げる瞑想法
はじめに
序章:瞑想で大らかに生きる
1:瞑想のきほん
2:自己肯定力を高める心のレッスン
3:他者肯定力を深める心のレッスン
4:ありのままを生きる
おわりに
(P.5) 本書では、そんな現代人が無理なく瞑想を深め、瞑想の恩恵を受けてより快適な生活を過ごせるよう、瞑想のテクニックだけでなく、瞑想を深める際に不可欠な「考え方」や「物事の捉え方」についてもバランス良くまとめました。
一瞬で自己肯定を上げる瞑想法の目次です。
本書は瞑想のテクニックだけではございません。
考え方や物事の捉え方の部分も読んで参考になりますよ。
著者の綿本彰さんが言うようにバランスが良い書籍。
瞑想をゼロから始めたい人にも向いてる書籍だと思います。
(P.16) 瞑想とは今この瞬間を感じること。でも、感じた刺激を批判したり、否定したりしてしまうと瞑想ではなくなります。瞑想とは、今この瞬間を感じ取った上で、受け取ったその感覚をただ肯定すること、ありのままを観ていることなのです。
瞑想とは今この瞬間を感じ取ってその感覚を肯定する。
マインドフルネスも「今、ココ」を大切にする。
だから、大雑把に言うと一緒のこと言っているんですよ。
言葉の定義が違うだけで本質的には一緒なんです。
瞑想の21世紀バージョンがマインドフルネスでいいんじゃないでしょうか。
(厳密に言えば恐らく違いますし気を悪くされた人がいたらごめんなさい)
でも、毎日の瞑想することって本当に良い効果が出ます。
とっつきやすくする意味でも私は瞑想=マインドフルネスでも良いと思います。
(P.23) 雑念ばかりの瞑想では意味がないと、瞑想を練習してすぐに諦める方も少なくありません。そんな方のために、あと一つだけ大切なことを、この序章の最後にお伝えしておきたいと思います。それは、「瞑想には失敗がない」ということです。瞑想が究極にまで深まらなかったとしても、心が空っぽにならなかったとしても、雑念が心から消えることがなかったとしても、それでも瞑想を行う意義が大いにあるということです。
私も最初の頃は雑念ばかりが浮かぶ。
「こんな状態で続けていてもいいのかな…」
そのように感じることが多かったです。
ただ、著者の綿本彰さんが言うように瞑想をすることに意味がある。
たとえば、5分間ジーッと目を閉じて座っていたとします。
それをずーっと継続していると日常生活で役立ちます。
レジ待ちで並んでいて待っていてもイライラしない。
電車のホームで電車が来るまでの時間を気長に待てる。
こういうところで自分の感じ方の捉え方が変わってきます。
だから、瞑想をすることによって効果がないということはありません。
それが、雑念ばかりの瞑想でも続けることに意味があると私も言いたいです。
(P.50) 音量調整ができるタイマーを用意し、音量を最小にして時間をセットします。最初は3分くらいから始め、慣れてきたら20分くらいを目安にして瞑想を行います。ボリューム調整できないタイマーは瞑想には不向き。スマートフォンのタイマーでも結構です。必ず調整できるものを用意しましょう。
私はスマートフォンのタイマーを使用しています。
最初は3分からスタートして今は10分をキープしています。
20分くらいを目安としてと引用にはあります。
ここは著者の人によっては書かれていることが変わります。
瞑想は10分くらいで大丈夫だし毎日することが大切。
15分以上の瞑想はしなくてもいいですよ。
だから、人それぞれの目安で楽しく無理せず継続することが大切だと思います。
(P.67) 仕事の効率や発想力を高めたりするために瞑想をなさっているようでしたら、ぜひ瞑想を中断して手短にメモを取り、また瞑想を再開してみてください。
(中略)
ただ、もし脳を休めることが一番の目的でしたら、そのアイデアは捨てましょう。それくらいの心が瞑想には必要です。
(中略)ハワイのリゾートホテルのディナーにノートパソコンを持ち込み、仕事に躍起になっているのと同じです。せっかくのお休みなのですから、それを捨てるくらいの大きな気持ちでいないと脳の休息になりません。むしろ潔くそのアイデアを捨てるくらいの気持ちでいることが、それ以上のものを得るために不可欠です。
私の瞑想のスタイル。
メモを取らない方になります。
瞑想中はリラックス重視で浮かんだことは放置することにしています。
だって、重要なこと以外にもアレコレしようと雑念が浮かんできますもんw
前に紹介した「棚上げ」というテクニックを有効活用させていただいています。
【1日10秒マインドフルネス】
藤井英雄さんの書籍に書かれていたテクニックです。
棚上げして忘れてしまうなら大したことはない。
それくらい気持ちをリラックスする方にだけ向けています。
人それぞれ実践方法に合う合わないはあるので自分なりの模索。
やっぱり、楽しく継続することが瞑想には不可欠だと思いますよ。
【一瞬で自己肯定を上げる瞑想法】
☆まとめ
一瞬で自己肯定を上げる瞑想法。
綿本彰の書籍を読んだ読書感想文でした。
瞑想もマインドフルネスも継続することが大切。
肩肘張って気張らないことが大切です。
休息やリラックス目的に取り入れて気軽に実践していきましょう。