逆のことしても大丈夫 いつもの自分がやらないほうをやってみる

☆自分自身が自分を縛っているという現実

f:id:acutehappp:20180402102505j:plain

 

現状維持をしてしまう。

固定観念から抜け出せない。

そのような人は本当に多いと思います。

習慣は習慣として惰性的な習慣になっている。

 

ついつい、日課だからで流される。

生きていれば、そういうこと多いはずです。

だからといって、それに甘んじたくない。

現状から抜け出して生活を変えてやるんだという人も多いでしょう。

そういう意味で今回紹介する書籍は心をほぐしてくれる書籍になります。

 

「いつもの自分がやらないほうをやってみる」という言葉。

皆さまはこれを聞いてどのように感じましたか?

私は書名を見て本書の内容を少し誤解してしまいました。

どう言った内容を想像したのか簡単に書きたいと思います。

 

朝食に「定食」と「カレー」が出てきました。

さて、どちらを選ぶ?

東京まで行くのに「電車」と「飛行機」

さて、どちらを選ぶ?

 

こういう選択肢を考えたとき。

普段の自分がやらないほうをやってみる。

そのような書籍と思っていました。

ところがそうではなくメンタル寄りのことが多く書かれていました。

 

 

書名:いつもの自分がやらないほうをやってみる

著者:鳥居ミコ

出版社:サンマーク出版

出版年:2018年1月19日

ページ数:158ページ。

 

逆を知ったら人生が動き出した。

心のとらわれを解いて心地よく生きる21の練習。

こちらの21の練習が著者の鳥居ミコさんの実体験を交えて書かれています。

メンタル寄りというのは、たとえば、残業を断ってみる。

嫌いな人の嫌いなところをマネしてみる。

そのような事例が多く書かれているので誰しもが当てはまると思いますよ。

 

☆逆のことしても大丈夫 いつもの自分がやらないほうをやってみる

 

自由に焦がれつづけるあなたへ
イントロ:あなたのままで心地よく生きる練習
本編:いつもの自分がやらないほうをやってみる
あとがき

 

(P.8-9) この本でお伝えしたいのは、私がいかにして自分の不自由さに気づき、自由であることに気づき、笑顔で生きられるようになったのか、という経過と方法です。私自身の体験と、相談者の体験を交えて、どうすれば、もっと自由に楽しく生きられるのかを、あなたにお伝えしたいのです。

 

自分自身を縛っているのは自分自身。

私も年齢を重ねていって本当にそう思います。

ただ、気づくまでに時間がかかる部分でもあります。

その事実を受け入れたくない人は受け入れたくない部分です。

どうしてかと言うと、他人や環境のせいにしたほうが楽ですからね。

でも、もっともっと自由に楽しく生きたいと願う人も多いでしょう。

心のとらわれを1つ1つ自分のペースで解いていくのも素晴らしいですよ。

 

(P.24) 白か黒しかなかった選択肢に、少しずつグレーが加わりました。白もある、黒もある。グレーも濃淡さまざまある。そのなかで、さて、自分はどれを選ぶのか。自分でそれを決められるのだとわかったのです。もし今あなたが、生きづらくて悩んでいるのだとしたら、それは「今までと真逆のことをやってみて」という合図かもしれません。

 

グレーゾーンを持っているかどうか。

白か黒しか選択肢を持たない人は多いと思います。

ほかの用語でいうとゼロイチ思考になりすぎてるとも言えます。

「これでなければならない」的な決めつけをしている。

そういう人は見えない心のとらわれがあるはずです。

本書の21の練習を活用して実際にやってみるのも良いと思います。

グレーゾーンがあるかないかで生きづらさって変わってくると思いますから。

 

(P.29) 引き寄せ、願望実現、起きる人と起こらない人の違いは実はとてもシンプル。それは、自分の願いがすべてかなっているのだと気づいているかどうか。そして、引き寄せたものを受け取っているかどうかです。

 

私は引き寄せの法則ビギナー。

願望実現もまだまだと言えます。

ただ、知識はあるので著者の鳥居ミコさんが仰っしゃりたいことはわかります。

引き寄せの法則を知らない人などは

「良いものが引き寄せられてくる」

「自分が望んだものが手に入る」

物事の肯定的な側面で考えられると思います。

 

それだけではないのが引き寄せの法則です。

自分の感情が否定的な部分を感じていたらそれが叶っています。

心で「引き寄せの法則」ってうさん臭いと思っている。

そのような人は「うさん臭い現実」が広がって叶っています。

「引き寄せの法則やっても叶わないじゃないか!!」と思っている。

そのような人は「叶わない現実」が叶っています。

まずは、すべてのことは引き寄せられているし叶っていると思う。

そこに善も悪もなく、まず本人が気づいてるかどうかが大切です。

 

(P.34-35) 経済的自由、時間的自由、環境的自由、そして、心の不自由。不自由にもがき、鳥かごの外の青い空を見上げては「いつか、空を飛びたい」と願い、自由に空を飛ぶ鳥を見ながら「何で自分は飛べないのだろう」と苦しんでいます。でも! よく見てほしいのです。その「扉」は開いているから。誰も鍵をかけてはいない。そう、あなたは自分の足で、自分の翼で、不自由さの外へと飛び出していけるのです。

 

自分自身で自分の「責任を負う」という覚悟を持つ。

このようなことを言われている著者さんは多いです。

自分を不自由にしているのは自分自身。

 

著者の鳥居ミコさんの引用を借りれば、鍵がかかっていないのに鍵がかかっている。

制限をかけて部屋から出ようとせずに不自由に縛っているのは自分自身です。

だからこそ、その脱出の第一歩の方法として「逆」のことをやる。

自分のやらないほうをやってみるって良いことだと思います。

 

(P.107-108) 今となっては、そうやって、人から見られていても自分の写真を見て、喜べるようになりましたが、つい3年ほど前までは、そんな姿は絶対見られたくありませんでした。それどころか、写真を撮られるのすら大嫌いでした。

 

本書を読んでこれはと気づきを得たのはこの部分です。

私は自己肯定感を上げようと「自分ホメ」をしている。

それと大声を上げたりして自分を鼓舞していることは書きました。

これも著者の鳥居ミコさん的に言うと自分がやらないことやっています。

だからこそ、自分自身にすごく効果が出ていると思います。

 

そこからもう一歩進んだ部分がコレだと思いました。

簡単に説明すると、自分の容姿や声って皆さま自信ありますか?

「自撮り写真をパシャパシャ撮る」

「自分の録音した声を聞く」

大体の人は自己肯定感を下げるようなことを思うんじゃないでしょうか。

 

「写真写り悪いな~」

「自分の写真撮るのってナルシストみたいで嫌だな~」

「自分の声を聞くのってこっ恥ずかしい」

「自分の声って変な声だな~」

私自身も自己肯定感を上げていると言ってもこうなります。

本書を読んで次のステージはココ。

鳥居ミコさんが仰る「自分のすべてを好きになる!」領域に行きたいです。

 

【いつもの自分がやらないほうをやってみる】

 

☆まとめ

いつもの自分がやらないほうをやってみる。

鳥居ミコの書籍を読んだ読書感想文でした。

日々の生活をしていると思考習慣や行動習慣が固まる。

惰性的な行動パターンで過ごしてしまうことも多いと思います。

そんなときにアレコレ悩まずにちょっとした一工夫するだけで変化できる。

それが、自分がやらないことをやることだと思いました。