・久しぶりの翻訳本の当たり本!
どうも管理人のポポリッチです。
本書は翻訳本になります。
個人的な感想です。
ここ最近の翻訳本でナンバーワン。
私が読んだ中では1位と言える内容でした。
腑に落ちる視点。
そして盲点と思える着眼点。
思考の気づきになる1冊ですよ。
書名:イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法
著者:アン・ウーキョン
翻訳:花塚 恵
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2023年9月13日
ページ数:384ページ
翻訳本でも有名な著者さん。
大絶賛の言葉が並んでいます。
本書を読むと気づきが半端ないです。
ということで良書と言える本書の紹介になります。
・知るほどに頭がよくなる!
(P.26) 簡単に理解できる本を読んでいると、その本は書くのも簡単だったのだろうと感じるかもしれない。フィギュアスケートをやったことがないと、大勢の選手が何なくやってのけるダブルアクセスをなぜ失敗するのか、と不思議に思うかもしれない。
○○って簡単じゃん!
これは昔からよく見ますよね。
私はこの思考は一長一短だと感じます。
まずは悪い例になります。
ブログで稼ぐのなんて簡単!
せどりで稼ぐのなんて簡単!
それで自分は実際に何もやっていない。
ブログやせどりで稼いでる人を目の敵にする感じ。
簡単なら自分がやればいいのに言うだけで自分はやらないんですよね。
最近のこの典型はYouTube。
ユーチューバーを見てこんなの簡単。
こんな動画で稼いでとか言う人たちですよね。
一方で良い方の感情になります。
簡単と思うなら自分がやればいいんですよね。
それで実際に簡単にできたら儲けもの。
自分が行動して実際にやって言うことは大切ですね。
(P.101) 意思決定をする際は、ある程度満足したところで、それ以上の探求をやめる必要がある。サイモンはその行為を「サティスファイス」と読んだ。
私は探求をやめられないタイプ。
どんどん探究してしまうんですよね……(汗)。
引用箇所はある程度満足してやめる。
そちらの方がいいよという話です。
今は情報化社会。
情報収集すれば際限がありません。
それは分かっていてもやめられない。
区切りはしっかりと付けたいと思いました。
(P.305) 他者が考えていることの解明には、夢中になりすぎるべきではない。しかしながら、最低限の基本的なレベルで他者の考えていることを理解できるようになる必要は絶対にある。その理解は、通常の社会生活を送るうえで欠かせない。
他者が考えていること。
夢中になりすぎるべきではない。
一方で大事なのがこの後ですね。
「最低限の基本的なレベルで他者の考えていることを理解できるようになる必要はあ
る」
特に昨今のリアルでなくネット社会で思うところです。
私は10年以上ネット活動していて色々ありますよ。
やめた人とずっと居続ける自分の違い。
この辺りのバランス感覚だと感じます。
このバランスあると生きやすいし活動しやすいと思いますよ。
【イェール大学集中講義 思考の穴】
・まさに思考の穴に気づける1冊!
【新刊】 イェール大学集中講義 思考の穴でした。
思考の穴。
どんな人でもあります。
本書の著者の方もある。
そのエピソードも赤裸々に書かれています。
私自身も気づきになる内容でした。