【新刊】 宣伝会議の編集者の返信術

・8名のプロフェッショナルによる話!

 

 

文章を紡ぐ人であり続けたいポポリッチです。
 
本書は編集者さん8名。
それぞれの方がそれぞれの想い。
 
作家さんとの付き合い方。
距離感などを語られています。
 
私は作家志望。
将来的に書籍を出版したい野望あります。
 
そうなってくるとお付き合い。
出版社さん。
編集担当者さん。
どちらも出てくるので学びになる1冊でした。
 
 
 

編集者の返信術

 

 

 

書名:編集者の返信術

 

著者:宣伝会議編集部

 

出版社:宣伝会議

 

出版年:2023年6月20日

 

ページ数:160ページ

 

 

 

書き手の想いを最初に受け取る。
クリエイティブの完成を目指す編集者。
8人のプロフェッショナルに返信の極意を聞きました。
私にとっては「返信」以外も目からウロコの1冊でした!
 
 
 

・返信を1つのテーマとして聞きました!

 

 

(P.3) 人とのコミュニケーションは、マニュアルがあれば上手く行くものではありません。ですが、編集者の皆さんのこれまでの経験や、日々のリアルなやり取りを語ってもらうことで、そのノウハウのエッセンスを取り入れることができるのではないかと考えます。本書が、コミュニケーションに悩む全ての皆さんのヒントになれば幸いです。

 

 

 

本書の概要になります。
編集者さんと言ってもです。
本書は8名の多彩が登場しています。
 
ビジネス書を担当されている。
ライトノベルを担当されている。
女性誌を担当されている。
 
この辺りは変わってきますよね。
それぞれの編集者さんの想いは学びになりました。
これはあくまでも私なりの感じ方です。
 
本書は返信術だからコミュニケーション。
ただ、コミュニケーション本というよりもです。
将来は作家になりたい私は編集者さんとの付き合い方。
編集者さんはこう考えているを知れる貴重な内容となりました。
 
 
 
(P.84) たとえば、相手はすぐに返事が欲しいのか、それとも、あえて吟味する時間を取ってもいいと考えているのか。それから、どんな内容の返事が欲しいのかとか、どんな書き方が良いのかとか。相手のメールを読んで、相手の気持ちを考えれば、返信においてミスをすることはないと思います。

 

 

 

三木一馬さんのお話し。
メールに限らずSNSもそうだと感じます。
私はTwitterの返信でこの辺りは意識しています。
 
顔文字や絵文字を使う人。
まったく使わない人もいるわけです。
挨拶だけで終わる人もいます。
 
例えば、おはようございます。だけのリプライ来ました。
そういう方は私はおはようでーす!やこんにちはー。のみ返信。
絵文字や顔文字ある人には付けて合わせて返信します。
 
相手の気持ちを考える。
短文と長文のリプライ。
私は基本的に長くなりがちです。
ただ、その辺りは感じ取って短文のときは短文の返信しています。
 
 
 
(P.106) 誰かを傷つけることにならないか。この軸は100パーセント気を付けているつもりでも、結果的にどれくらいの範囲の人に届くのかコントロールがしづらくなっているだけに、いつもすごく悩みます。

 

 

 

ひらりささんのお話し。
 
昨今のユーチューバー。
インフルエンサーを見ていると思います。
 
日本一のユーチューバー。
ヒカキンさんになります。
ヒカキンさんはこの辺りはすごく気をつけていると思います。
 
それでもネット記事でヒカキン炎上!?
ヒカキン○○どうなの!?とか話題になっていますからね。
ヒカキンさんをダシにアクセス数を稼ごうとしてない?
私的にそんなことを感じる機会が多いです。
 
ひらりささんが仰るこちら。
「結果的にどれくらいの範囲の人に届くのかコントロールしづらい」
ここ数年の色んなメディアが増えたり価値観の多様化。
編集者さんにとっては悩みの種でもあるんだなと感じました。
 
 
 
(P.141) いま一番意識しているのは、SNSが普及してから議論されている「編集者不要論」を前提として行動することです。

 

 

 

熊剛さんのお話し。
編集者さんとして勇気いる言葉。
すごいなと読んでいて思いました。
 
確かに現代です。
ネット初から有名になる人は増えている。
文章、漫画、小説、音楽、動画、多方面でそうですよね。
 
そうなるとプロデューサーいない。
最初にプロデュース(編集)する人いなくても個人活動で有名人も多い。
そうなると不要論とかも言われるんでしょうね。
そういう方々を加味してるの凄いと感じました。
 
 
 
(P.143) 個人の考えや都合についてもどんどん共有していっていいと思っています。たとえば、どのくらい稼ぎたいとか、どのくらいのペースで仕事をしたいとか、そのときの家庭の都合とか……。お互いに目標や事情を語ることで、疑心暗鬼が少なくコミュニケーションを続けられることが大切だなと思っています。

 

 

 

こちらも熊剛さんのお話し。
こちらも読んでいて驚きました。
 
昔と時代が違う。
編集者さんのスタイル。
作家さんと寄り添うスタイル。
 
熊剛さんの話を読んでいて考えさせられました。
熊剛さんみたいな柔軟な考え方の編集者さん。
担当になっていただいたら担当作家として幸せでしょうね。
 
 
【編集者の返信術 (宣伝会議)】

 

 

・ステレオタイプの編集者さんを払拭できる!

 

 

【新刊】 宣伝会議の編集者の返信術でした。
 
昔ながらの編集者さん。
作家の方の締め切り。
 
○○先生原稿の締切がー!!
そういうステレオタイプありません?(笑)。
作家さんと編集者さんのやり取り。
 
印象がガラッと変わるのが本書だと思います。
私は作家志望なので編集者さんの気持ち。
作家さんと寄り添う気持ちを知れて励みになりました。
最後まで楽しく読めた学びになる1冊でしたよ。