【新刊】 毛内拡の面白くて眠れなくなる脳科学

・脳科学はおもしろい

 

 

 

どうも管理人のポポリッチです。

本書の書名タイトルに。

 

「面白くて眠れなくなる脳科学」

 

私が本を読み始めた頃です。

脳科学ジャンルについての簡単な本。

専門書ではなくライトに読める本。

 

「脳科学っておもしろい!」

 

読んでいてワクワクしました。

そこから何冊も読んで知識をつけました。

ということで、書名が良いなって思う1冊を紹介です。

 

 

 

面白くて眠れなくなる脳科学

 

 

 

書名:面白くて眠れなくなる脳科学


著者:毛内 拡


出版社:PHP研究所


出版年:2022年7月20日


ページ数:208ページ

 

 

 

もっと知りたい!

とまらなくなる脳の話。

 

本書は出版社のシリーズ。

「面白くて眠れなくなる」シリーズみたいです。

私も大好きな脳科学について私なりの書評していきます。

 

 

 

・みなさんがうまく自分の脳とお付き合いしていけるお手伝いになりますように

 

 

 

(P.5) 本書では、そんな私が、現在までにわかっている最新の脳科学の知見の中でも、特に「眠れなくなるほど」面白いと思った選りすぐりの内容をご紹介します。

 

 

 

【目次】

 

はじめに

 

PartⅠ:もっと知りたい! 脳のはなし

 

PartⅡ:脳はふしぎに満ちている

 

PartⅢ:脳の可能性は無限大

 

おわりに

 

参考文献

 

 

 

本書の概要と目次になります。

脳科学についてのお話し。

雑学になるような話も含めて盛り沢山です。

私も読んでいて楽しく学ぶことができました。

 

 

 

(P.26-27) 薬学の研究分野では、薬物送達という。”薬を脳に届けるしくみを専門に研究する”分野があるほどで、非常に小さいナノカプセルに機能して脳に届けようだとか、血管が無理なら鼻から届けようなど、さまざまな工夫が研究されているのです。一方で、アルコールやカフェイン、ニコチン、ドラッグなど脳には入ってきてほしくない物質ほど脳に届いてしまうのは困ったことです。以上のように、脳はほかの体の部位とは隔絶した存在ということができます。

 

 

 

これは面白いですね。

「脳は入ってきてほしくない物質ほど脳に届く」

 

アルコール、カフェイン、ニコチン、ドラッグ。

○○依存と言われてしまうところですよね、

これは脳のメカニズムで届きやすいからもあるのかな。

 

こういうことを知っている。

脳にやられてると気づけますよね。

 

 

 

(P.76-77) 何が正義で何が悪かというのは単純には推し量ることができません。それは、脳の数だけ現実があるからに他なりません。それは、脳の数だけ現実があるからに他なりません。一方で、その多様性を認め合うことができるのも人間の脳ならではのことだとしたら、みなさんはどうありたいでしょうか?

 

 

 

何が正義。

何が悪かは単純には推し量れない。

私なりの書評なので個人的な意見です。

単純には言えないことですからね。

 

昨今よく言われる多様性。

意見が強い人が勝ちみたいになる。

そういう風潮もあるので危ういと感じることあります。

 

簡潔にいうとです。

多様性を主張している。

その主張が多様性を狭めてしまう。

そういう感じも見ていて受けることあります。

 

もちろん、全部が全部じゃないですよ。

きっちり生きやすい世の中に動いている部分もある。

だから難しい問題だと思うんですよね。

 

「多様性」

 

この問題は深いテーマ。

安直に触れられませんね。

考えることは大切ですが安易な発言しない。

書くならブログや話すなら音声配信で話すことです。

 

 

 

(P.119) スマートフォンは、24時間休むことなく情報を更新し続け、魅力的な広告を発信し続けます。これは、常に新しい情報を得たい、社会とつながりたい、人に認められたいという人の根源的な欲求を刺激するものです。日常生活で欠かせないものの一面という意味では、麻薬などよりも身近な誘惑だといえます。

 

 

 

この記事を下書きしている現在。

私は常時ネット接続が無くなりました。

不測の事態なんですよ。

 

公共無線LAN。

無料wifiスポットで接続。

そこから更新している状況です。

 

これはこれで不便です。

不便は不便で良いとは思いません。

 

ただ、メリットも見出して話すと言うだけです。

やっぱり、ネットがない環境。

 

だからこそ気づける部分もありますね。

その1つが余分な情報を見ていること。

 

有意義なネットサーフィン。

それだったら良いんですよね。

無駄な時間つぶしのネットサーフィンしていた。

そういう気づきもあったのは引用箇所に照らし合わせて伝えたいです。

 

 

 

(P.173) 問題は、人間の能力をどこまで拡張することが許されるかということです。携帯電話もなかった頃からすればスマートフォンなどは、夢のような技術です。これらは、確かに私たちの生活を便利にしましたが、手放しに豊かになったといえるでしょうか? 使い手の知恵が試されることには変わりがないのです。

 

 

 

ARやVRの技術。

メタバースなどなど。

今後の進歩もあります。

 

ただ、携帯電話からスマートフォン。

これだけでも結構な進歩しています。

私が難しいと思う問題があります。

 

「情報格差」

 

情報格差ってなんだろうです。

情報が無くても生きていける人がいる。

一方で「情報格差」を騒ぐ人もいる。

 

 

こういうのはここ数年の難しい問題だと思います。

私は未来の人間の能力を拡張する機能は好意的です。

未来の技術の進歩は肯定的にワクワクしているタイプ。

 

ただ、手出しができないお値段。

富裕層向けになり過ぎないことは願います。

みんなの生活に普及するかはその辺りもありだと感じます。

 

 

【面白くて眠れなくなる脳科学 (毛内拡)】

 

 

・改めて考える機会になった1冊

 

 

今回は私見も多くなった書評。

そういう意味でも考える機会になった。

脳科学も含めての脳をフル回転できました。

 

脳科学についてです。

学んでおくと私生活に活かせる。

 

なるほど!と腑に落ちることも多いので良きですよ。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。