・エピソードも踏まえのコミュ術
田原総一朗さんと言えばです。
テレビからの印象。
勝手にコミュニケーションが達者。
コミュニケーションが上手なイメージあります。
どんな人にも食って掛かる印象もあります。
しかし、テレビはテレビ。
普段はそんなこと無いと冒頭に書かれています。
雑談が苦手と書かれていて先日も老いについての書籍。
そちらでも語られていたので本当にそうなんでしょうね。
そんな田原総一朗さんだからこその視点も満載のコミュ術本を紹介。
書名:コミュニケーションは正直が9割
著者:田原総一朗
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
出版年:2022年2月28日
ページ数:240ページ
一流の会話にあって二流にないもの。
藤井聡さんが推薦文を書かれています。
正直とは相手を想う行動。
早速、田原総一朗さん流コミュニケーション学んでいきましょう。
・コミュニケーションで大切な人への向き合い方が変わる本
(P.2-3) この本は会話がうまくなるための本ではありません。コミュニケーションで大切な人への向き合い方が変わる本です。
【目次】
はじめに:不器用な私がこれほど長くやれた理由
第1章:正直に話すしかなかった
第2章:コミュニケーションで大切な「相手との向き合い方」
第3章:会話が弾む話し方・聞き方・黙り方
第4章:創造的コミュニケーションのすすめ
本書の概要と目次です。
この本は会話がうまくなるための本ではない。
コミュニケーションで大切な人への向き合い方が変わる本。
田原総一朗さんも自虐気味。
はじめにで何でコミュ術の本のオファーが来た?と仰ってました。
だからこそ響く部分もあると想うんですよね。
田原総一朗さんの考え方を私なりの書評していきます。
(P.49) 私は自分のことを語るよりも、人の話を聞く方が好きです。それによって新たな発見をして、相手に対するイメージや考えが変わっていく方がワクワクするからです。ジャーナリストだから特別そうなのかもしれません。
私はジャーナリストじゃないですよ。
好奇心旺盛タイプだから人の話を聞く。
自分のことを語るよりも人の話を聞く。
私もこちらのほうが好きなタイプですね。
人の話を聞けば新たな発見がある。
その人だけの体験談ってありますからね。
勉強になることや楽しいことを知ることができる。
ワクワクするという田原総一朗さんの気持ちは私も共感です。
(P.57) コミュニケーションの大前提は、相手を認めることです。理解し合い、受け入れるために雑談があり、話し合いがあり、議論や討論があるのです。ところが、最初から相手を全否定し、攻撃する。それは一見コミュニケートしているようで、じつは相手との関係を断ち切る行為になっています。
SNSのコミュニケーションについての苦言。
引用箇所のページで語られていて私もわかることが多いです。
昨今は「条件反射」なんですよ。
そこに相手がいることを自覚する。
条件反射で攻撃的なメッセージを送る。
これはコミュニケーションじゃないんですよね…。
相手に向けてではなく伝言板。
そんな感じにメッセージを送る人もいます。
相手ありきで考えてSNS使っていく。
そこに人がいるのは忘れないでほしいです。
(P.105) 人とあえて逆を向く「あまのじゃく」が、じつはコミュニケーションの幅を広げ、人間の幅を広げると考えています。
私は自分のこと。
「あまのじゃく気質」
このように言います。
逆張りが好きです。
でもただ単に逆張りじゃないですよ。
表も裏も考えた結果の逆張りです。
あまのじゃくがコミュニケーションの幅を広げる。
田原総一朗さんからお墨付きをいただいたようで嬉しいです。
これからも人間の幅を広げていきます。
(P.125-126) 「自分探し」と言って、他者との関係性をないがしろにして、自分のことばかり見ても、そこに本当の自分の姿は見えてこないでしょう。玉ねぎの皮を削くようにね。他者と関わる中で、自分の姿がおのずと浮かび上がってくるのだと考えます。真の自己は、他者に鏡のように映し出されて初めて認識できる。その意味でも、人間は社会的動物だと言うことができそうです。他者との関わりとはコミュニケーションそのものでしょう。だからコミュニケーションとは単なる会話ではない。自己確認そのものだということです。
田原総一朗さんの仰る通り。
社会との関わり。
人との関わりはあるわけです。
コミュニケーションする。
そこから学んだり気づきもある。
「気づき」って大きいんですよね。
私は一匹狼タイプと言います。
だからと言って1人ではない。
よく絡む人も多いですからね。
他者との関わりは大切。
それに楽しいですからね。
いつも楽しく会話していただき感謝です。
【コミュニケーションは正直が9割 (田原総一朗)】
・田原総一朗さんだからこその視点
【新刊】 田原総一朗のコミュニケーションは正直が9割でした。
本書の特徴。
田原総一朗さんの実体験。
今までの体験談を踏まえてのコミュ術。
コミュニケーションについての学び。
コミュニケーションについての気づき。
田原総一朗さんの視点から考えることが多い。
私も意識していきたいことが見つかった新刊でした。