【新刊】 吉田穂波の「頼る」スキルの磨き方

・あなただから頼りたい

 

 

持ちつ持たれつ。

人間関係ってそういうところあります。

これを読んでいる方になります。

 

あなたは頼ることは得意ですか?

 

私自身は正直に言って苦手。

頼ることに関しては苦手意識を持っています。

もちろん、何を頼るかという部分。

それに今までの関係性という部分もあります。

 

ただ、本書の書名です。

「社会人に最も必要な」

この辺りを含めると重要なスキル。

磨いておいて損はないんじゃないでしょうか。

 

 

 

社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」

 

 

 

書名:社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」

 

著者:吉田 穂波

 

出版社:KADOKAWA

 

出版年:2022年3月2日

 

ページ数:256ページ

 

 

 

あなただから頼りたい。

VUCA時代を生き抜く魔法の言葉!

 

「受援力」

 

聞き慣れない人も多いかと思います。

私も本書を読んで知った言葉になります。

こちらを中心として頼るスキルが語られています。

本書から頼るスキルの磨き方を一緒に学んでいきましょう。

 

 

 

・人に頼るスキルは社会人にとって最も必要な能力の1つ

 

 

 

(P.11) 年を重ねるほど、後から後からチャレンジすべき出来事が起こるものです。社会に出て間もない社会人、学生をはじめとする若い世代にとってはなおさら、受援力が未来を切り開くお守り代わりになります。そしてその若者が、ベテランになって、気力や体力の衰えを感じ、大きなピンチに直面して途方に暮れた時にも、本書に書いてあったことが記憶の底に沈んだ銀貨のように浮かび上がってくる――そんな本になればと願っています。 

 

 

 

【目次】

 

プロローグ

 

第1章:頼るのは「弱いから」ではない

 

第2章:上手に頼るための「伝え方」

 

第3章:上手に頼るための「言い換え」

 

第4章:「うまく主張する」「うまく断る」方法

 

第5章:「人間関係資本」と「チーム」について

 

第6章:心理的安全性の高い職場と社会をつくろう

 

エピローグ

 

 

 

本書の概要と目次です。

現在はリモートワーク。

リモートを導入している企業も増えています。

 

リアルとリモートワークでの違い。

その辺りも踏まえて頼るスキルという面。

今までと勝手が違うので学んでおいて損はないと思います。

私も勉強になったことが多かった本書を私なりの書評です。

 

 

 

(P.35) 人の力を借りた分、頑張ろう、恩返しをしようと努力すれば、今後は頼ってもらえるようになり、誠実さと善意の良い循環を生み出すことになるのです。そのためにも、「上手に助けを求める+たっぷり感謝する+大いに喜ぶ」をセットにして、「助け合い」ではなく、双方向性の「頼り合い」を、あなたから始めてみませんか?

 

 

助け合いではなく、双方向性の頼り合い。

とても素敵な言葉だと思います。

 

現時点で私がやっているこちら。

 

「応援スポンサーの募集」

 

こちらのコンセプトは引用に書かれていること。

お互い双方向性になるように心がけています。

 

もちろん、まだまだ私から感謝できる。

お返しをしっかり出来る範囲はあるかと思う。

今以上にメリットを感じるように精進したいです。

恩返しの気持ちを持って頑張っていきます。

 

 

 

(P.58) 起こってほしくはありませんが、仕事上、健康上、プライベート上のアクシデントやトラブルはつきものです。何も起こっていない、笑って話せるような状態の時にお互いの仕事内容を共有することで、何かことが起こった時に、助け合うことができます。

 

 

仕事上、健康上、プライベート上。

アクシデントやトラブルはつきもの。

 

私はブログやTwitterになります。

赤裸々にピンチのときはピンチと言います。

言わなきゃ伝わらないし頼るでいうとそこは頼れます。

 

最悪の事態を考える。

その最悪だけは避けたい。

お力添えをそのときにいただくために頼る。

安直に頼るのではなく最悪の事態を想定してになります。

 

お互いに共有する。

仕事だけに限らないと思う。

話せる範囲で話してみる。

言わないと伝わらないことって多いですからね。

 

 

 

(P.121) 断った相手のほうも、少しは心の痛みを感じているものです。ですから、相談に乗ってもらえたかどうかにかかわらず、話を聞いてくれただけでも敬意や感謝の気持ちを示し、人間関係をつなげておくことが大切です。

 

 

どちらの視点も頭に入れておく。

自分から頼ることもある。

相手から頼られることもある。

 

相手から頼られたときに断る。

申し訳ないな…って気持ちになる。

 

それなのに自分が相手を頼ったときです。

断られて相手に怒っていたらいけませんよね。

そのときこそ相手も申し訳ないと思ってくれているはず。

感謝の気持ちを持って話を聞いてくれたお礼をしたいですね。

 

 

 

(P.144) 一人ひとりが自分の意見を言えることは、ビジネスの世界での相互支援・協働を促すことにつながります。そして、自分の意見が受け入れられているという実感が高い人ほど、自己肯定感を持ち、他者を大切に扱うので、お互いがお互いを認め合う土壌が生まれます。私たちは大いに「自分の意見を言うべき」なのです。

 

 

私たちは大いに自分の意見を言うべき。

ネットを見てると遠慮がちな人も多い。

発信することに抵抗感を持つ人もいる印象です。

 

しかし、あなただからこその視点がある。

意見を発信すると人柄やその人らしさが伝わってくる。

感じる機会が多々あるので重要なことだと感じます。

 

 

 

(P.177) 頼ることで人間関係が生まれ、頼られることで自己価値観が向上する。助けを求めることで新しいリソース探しのエネルギーがわき、困った状況の中で人とつながることができる――これはよくよく調べれば、人間が社会的動物として古くから培ってきた能力です。

 

 

昔からの有名な言葉。

 

「持ちつ持たれつ」

 

頼ることで人間関係が生まれる。

頼られることで自己価値観が向上する。

持ちつ持たれつになるんだなって感じた部分です。

 

 

【社会人に最も必要な 「頼る」スキルの磨き方 あなたの力を120%発揮させる「伝え方+考え方」 (吉田 穂波)】

 

 

・頼ることが苦手な人も安心

 

 

【新刊】 吉田穂波の「頼る」スキルの磨き方でした。

 

本書は磨き方。

つまり、頼れない人向けとも言えます。

世の中には頼れずに1人で抱え込む人も多いんじゃないでしょうか。

そんな人の頼る際の支えになる考え方や伝え方が満載の新刊でした。