・「型を知る」という部分
本書は売れ型になります。
売れると言うことも多く書かれている。
しかし、アイデアということです。
アイデア出しにも最適な書籍です。
アイデアに煮詰まってしまう。
凝り固まることは多いと思います。
そのときに本書の視点。
何よりも「型」を紹介してくれています。
参考になる知見を多く吸収できるかと思います。
書名:売れ型 誰でも売れるアイデアが湧き出す思考法
著者:小西 利行
出版社:PHP研究所
出版年:2021年9月22日
ページ数:272ページ
3つの問いに答えるだけ。
人気コピーライターが教える。
まったく新しいヒットの法則。
小西利行さんの考え方を学んでいきましょう。
・本書で売れ型を知りその波に乗る
(P.9) 本書では、あらゆるビジネスに応用できる「売れ型」の基本をはじめ、売れるアイデアの「考え方」「見つけ型」「つくり型」「広げ型」「続け型」などを紹介しています。そのすべては実際に僕が使い続けているもの。だから机上の空論で終わらず、ビジネスの最前線で使えます。
【目次】
はじめに:売れるアイデアには「型」がある
序章:世界は不満でできている ~未来をつくる3つの質問~
第1章:売れるアイデアの「考え方」 ~不満から幸せを生もう~
第2章:売れるアイデアの「見つけ型」 ~不満のプロになろう~
第3章:売れるアイデアの「つくり型」 ~アイデアは人生のそばにある~
第4章:売れるアイデアの「広げ型」 ~売れるモノにはストーリーがある~
第5章:売れるアイデアの「続け型」 ~未来に売れる指針を知ろう~
おわりに
本書の概要と目次になります。
それぞれの「型」が紹介されている。
章項目ごとに丁寧に解説されています。
その中から僭越ながら私ながらの書評させていただきます。
(P.65) 僕はいつも、仕事をする相手やアドバイスをする人たちに「不満を楽しもう」と言っていますし、不満があることは幸せなことだとも話しています。そして、できればみんなが不満を楽しむ意識を持ち、少しでも幸せになった世界をイメージして、みんなで解決できる社会にしていきたいと願っています。でも、日本人は不満の扱い方が下手です。不満をきっかけにできないどころか、不満について語ることも敬遠されがちです。
とても好きな考え方です。
「不満を楽しもう」っていいですね。
どうしても不平不満。
愚痴になりがちなことです。
不満を解決して便利になった。
世の中的にも多くて今の現代があります。
不満を愚痴や不平不満にせず解決に向ける方向に考える。
日本人の不満の扱い方が下手なのはこの部分ですよね。
その辺りを大事にしつつアイデア出しの型に落とし込みたいですね。
(P.83) 人生思考はカンタンです。まず、課題(不満)をいきなり解決しようとせず、一旦、相手の人生を考えて答えを出す。それだけです。考えるべき商品やサービスの横に、「人生」と書いて、眺めてみるのもいいでしょう。とにかく、モノやサービスを売ることだけを考えず、「相手の人生をよくすること」を考えるのです。そうすることで、本当に人々の心を動かし、長期的に売れるアイデアが生み出せるようになります。
相手目線でしっかり考える。
何事も自分事に考えすぎてしまう。
視野を広げるという面です。
自分をまずは抑え込んで考える。
相手の人生をよくする。
そういう面で考えるの大切です。
良いも悪いも自分軸が強く出過ぎます。
アイデア出しでは相手目線をしっかり考えたいです。
(P.113) 商品は常に、時代の不満の変遷を見ていく必要があります。そして、その不満を取り込み、アップデートすることで、売れていく力をアップする必要があるのです。もちろん「変えないこと」も大切ですし、「残すこと」も重要なのですが、世の中の不満の変化を意識し、変わらないために変わっていくことも重要なのです。
凄く素敵な言葉をいただきました。
昨今は変化を意識する。
変化しなきゃ取り残される。
この手のことを仰る人は多いです。
そしてそれ自体は事実だと感じています。
その一方で「変えないこと」です。
残すことも重要は意識したいことになります。
変化だけし過ぎても周りがついて行けなかったり望んでいないこと。
自分本位のことをやっているだけもあるので意識的に行きたいですね。
(P.181) 僕は、この「誇り」や「愛情」を生むものこそが最高のストーリーだと思っています。そのストーリーがあれば、人々に、損得や利害とは関係なく、強い意欲を持ち続ける行動を生み出すことができます。まさに、「するべき」から「やりたい!」という意識のチェンジが起こるわけです。
誇りや愛情を生む。
それこそが最高のストーリー。
自分本位ではなく他人を考える。
損害や利害は関係ない。
強い意欲を持ち続ける行動。
「するべきからやりたい!」の変化です。
ここは私もより意識的に行きたいと思った素敵な箇所になります。
(P.263) 商品を買った人が気持ちよく過ごせることが大切。これからの時代の「売れ型」は、売ることがゴールではなく、売ることがスタートになる。買わせるために戦略を練るのではなく、買った後に人生が豊かになり、人に話したくなるようなストーリーやアイデアを考えるべきだと思うのです。
私なりの書評なので私の雑感です。
この記事を書いている時期の気持ちになります。
今後どうなっているか分かりませんよと補足。
長年ずっと抱いていることになります。
私は売り切り(買い切り)型のコンテンツはやらない。
所謂、有料商材系になります。
しかし、月額コンテンツはやってみたい。
今で言うところのサブスクリプションみたいな感じです。
だからこそ、この言葉が響くんです。
「売ることがゴールではなく、売ることがスタートになる」
購入した後に1ヵ月30日で評価していただきたい。
そんな感じのコンテンツを今後やるかもしれません。
今後に向けていろいろ考えていきたいです。
【売れ型 誰でも売れるアイデアが湧き出す思考法】
・再現性がある型でした
【新刊】 誰でも売れるアイデア 小西利行の売れ型
本書で言うところの売れ型。
小西利行さんの実体験が伴っている。
勉強になることがとても多かったです。
私も今後の活動に活かしていきたいと思います。