・「いい加減」って部分は本当に大事
私の境遇。
結構いろいろあります。
実体験を話すとです。
「よくそんなので潰れなかったよね」
こういう感じの感想をいただきます。
1つが私は好奇心の塊タイプ。
それはそれで楽しんじゃうタイプ。
もう1つが、少しいい加減なタイプです。
ニュアンスとして伝わるか伝わらないか分からない。
ただ、私を言い表す言葉で何度も語っております。
「大雑把で几帳面」
私は結構な感じで大雑把。
その一方で几帳面なところは几帳面。
それを言う感じで大雑把で几帳面な性格を言います。
ある意味でいい加減な部分あります。
でもそれはそれで良しな感じにしています。
完璧主義すぎると苦しい部分はありますからね…。
本書は「いい加減の処方箋」になります。
書名:自分を幸せにする「いい加減」の処方せん
著者:藤野 智哉
出版社:ワニブックス
出版年:2021年8月27日
ページ数:192ページ
自分にいいねを付ける。
どんな現実もただの通過点。
好きな言葉を口に出す。
好感度大の本書を書評させていただきます。
・自分を愛して幸せを呼ぶ習慣
(P.7) この本が、疲れているあなたにそっと寄り添えるような存在になれたらいいなと思います。さあ今すぐ肩の力を抜いて、全力で脱力してください。いい加減の処方せん、ぜひお役立てください。
【目次】
はじめに
CHAPTER1:「いい加減」に生きる心がけ
CHAPTER2:「いい加減」に生きる心がけ
CHAPTER3:自分を愛す魔法の心がけ
COLUMN:すこやかな睡眠習慣10
おわりに
本書の概要と目次。
自分を幸せにする。
その視点のいい加減さです。
参考になる考え方も多いですよ。
(P.21-22) 自分を信じるのにそもそも根拠なんて必要なのでしょうか。自己を肯定するという行為は「これができる」「あれもできる」と自分のいいところを探して、その対価として肯定するというものではありません。別になんにもできないけど、それでいい。現在のあなたのあるがままを受け入れ、自分を認めること。毎日はそれなりに楽しいし、幸せにやれている、と思えるようになることを言います。近年、欧米では「セルフ・ラブ」と言われています。
セルフ・ラブっていいですね。
自分を信じるのに根拠なんて要らない。
この箇所は大事なことだと思っています。
なぜなら、根拠のある自信です。
その根拠が無くなれば根本から崩れてしまう。
普段から根拠なんて無くても自分を信じている。
あるがままを受け入れ認める習慣を持つの大切です。
(P.28) 劣等感がないという人がいたとしたら、それは最高の才能だと思います。その一方で、劣等感を抱えるあなたは周囲と自分を客観視できる能力の持ち主だということも知っておいてほしいのです。劣等感は、時としてあなたを動かす力になります。劣等感があるから、解決のための努力をする。少しも恥じることはありません。劣等感があることをしっかり受け止めて、前に進む努力をする、そんなあなたをみんなは応援してくれます。
劣等感は時として自分を動かす力になる。
劣等感があるから解決のための努力をする。
劣等感は人によっては悪いものと捉えがち。
自己卑下ばかりしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、悪いところばかりではなく使いどころになります。
私自身も劣等感があるからこそ本を読み始めた。
まさしく劣等感があるから解決のための努力をする。
該当しているタイプなので納得の考え方です。
劣等感を受け止めて前へしっかり進んでいきます。
(P.45) 自分の常識に相手を当てはめると、必ずつらくなります。あなたも誰かの常識の中で生きないことを、常に心がけてください。あなたの常識はあなたのもの。他人の常識は他人のもの。「これって常識でしょう」と言う人からは距離を置いてください。いい加減でいいんです。それがあなたの常識なんだから。
世の中にはグレーゾーンがあります。
グレーゾーンすらも許さない方々。
グレーゾーンの人を裁く人も多い世の中です。
自分の常識が常識とは限らない。
他人の常識は他人のものと言う部分。
ある程度の大雑把な部分。
本書で「いい加減」の部分があると生きやすい。
自分にも他人にも優しく寛容に行きたいです。
(P.79-80) ツイッターなどSNSをやっていると嫌なことを言ってくる人が定期的に現れます。きっと何か嫌なことがあったんだろうなと推察はしますが、性格の悪いひねくれた言葉を投げかけてくる。そしておそらく本人はその行動さえ覚えてない。言葉の通り魔ですね。一方受け取った方は、すれ違った他人に唾をかけられたような不快な気持ちになるわけです。嫌なことがあっても、自身の機嫌がいいときは全然気にならないんですよね。でも、テンションが低いときは、なんてことないクソリプについイラっときてしまったりするんです。
最近の私が関係性ある人を優先する。
よく分からない引用やリプライ。
反応しないって選択肢をすることが増えました。
リプライを返信するのもしないのも個人の自由です。
そして返信してトラブルに巻き込まれる。
返信せずにトラブルに巻き込まれる。
圧倒的に返信しないほうが気楽です。
返信して構っちゃうとさらにリプライが飛んでくることが多い。
それで消耗してしまったら元も子もないです。
だから好きな人に費やす時間を考えるなら相手にしない。
「言葉の通り魔」って言葉が言い得て妙だと思います。
そういう人まで親切丁寧に接する必要はないし無視して逃げましょう。
(P.124-125) そんなに怒るようなことか、自分自身に問いかけてみてもいいですね。テレビをつければワイドショーでは無法ドライバーやクレーマー、ゴミの不法投棄など、社会ルールを守らない人々の特集をやっていますが、そんなものばかり見ているが原因かもしれません。自分の気持ちがネガティブに引っ張られそうなときは、すぐにチャンネルを変えましょう。いえ、テレビを消し、SNSを見るのもやめて、深呼吸をするのもいいですね。怒りはどこからやってきたのか。怒りとどう付き合うべきか。自身を客観視して、分析して受け入れられると、少しは冷静になれるかもしれません。楽しいことを考えて毎日を過ごそうじゃありませんか。
怒りに引きずられているだけ。
昨今は炎上や炎上に扇動している記事。
毎日のように記事が追加されています。
目を通してたら怒りを引きずると思うんです。
一時期、流行った言葉があります。
「そっ閉じ」
ブラウザを閉じることを言いました。
今の時代こそ、「そっ閉じ」の感覚は大切だと思う。
イライラしたりネガティブになったら、そっ閉じして楽しいことを考えましょう。
【自分を幸せにする「いい加減」の処方せん】
・「いい加減」って部分は誰しも大事
【新刊】 藤野智哉の自分を幸せにする「いい加減」の処方せんでした。
本書は考え方として取り入れたい。
私自身が既に取り入れている視点もありました。
もっと肩の力を抜いて自分の中のいい加減さ。
大事にしつつリラックスしながら楽しくがんばりたいですね。