【新刊】 朝山絵美のビジネスで成功する人は芸術を学んでいる

 

・MFA入門!

 


どうも管理人のポポリッチです。

 

アートとビジネス。
昨今、目にする機会が増えました。
だからこその本書の出版なんでしょうね。

 

アート=美術。
印象としてはそういう方も多いと思います。
それだけでは無いという話。
アートの定義も含めて解説されています。

 

 

 

ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる

 

 


書名:ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる


著者:朝山絵美


出版社:プレジデント社


出版年:2024年4月15日


ページ数:260ページ

 

 


スティーブ・ジョブズ。
禅だけでなく日本の新版画。
影響を受けていたそうです。
早速、本書を私なりの書評していきます。

 

 


・芸術について勉強になること満載!

 

 

(P.16) AIの限界は、過去に人間が定義した価値の中でしか最適な判断を行うことができないということです。つまり、何か新たなモノを生みだし、新しい価値観を提案する領域は、人間の重要な役割として残ると思います。

 

 


なぜアートとビジネスが言われるようになっているのか。
これは今後のAI時代。
AIとの兼ね合いで言われる機会をよく言われます。
そして引用箇所で言われていることは仰る通り。

 

過去に人間が定義した価値の中でしか最適な判断を行うことができない。
逆に言えば、100年後の未来。
100年後の人間の価値観がガラッと変わっている。
良いか悪いか分かりませんが、AIも変化している可能性はありそうですね。

 

 

(P.46) こうして利休はきれいという感情を「美」の概念として昇華させていったのです。




千利休の逸話。
客を招くので弟子に庭を掃くように言う。

 

その弟子が落ち葉も塵も1つもない状態にしたそうです。
一見すると、きれいでよいですよね。

そこで千利休がとった行動。

その庭の木をゆすって落ち葉を落としたそうです。


日本は春夏秋冬があります。
特に春の桜や秋の紅葉。

 

満開に咲くのも良し。
散る間際の儚さも良し。


千利休のこの逸話です。
風流の美として納得しました。

 


【【新刊】 朝山絵美のビジネスで成功する人は芸術を学んでいる (朝山絵美)】

 

 

 

 

・人間だからの感性!

 

 
【新刊】 朝山絵美のビジネスで成功する人は芸術を学んでいるでした。

 

書評最後に触れた千利休。
これは人間にできてAIにできない。
AIの判断だと完璧にきれいにすると思います。
このような視点でアートについて書かれているのが本書。
芸術を学ぶことの大切さがわかる内容でした。