・仲野徹さん!
どうも管理人のポポリッチです。
仲野教授こと仲野徹さん。
座右の銘について書かれた内容。
通常だと名言集。
座右の銘の解説だと思います。
本書はそこからさらに一歩踏み込んでいます。
仲野徹さんの体験談。
言葉から感じることなど幅広く触れられています。
書名:仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!
著者:仲野 徹
出版社:ミシマ社
出版年:2024年3月20日
ページ数:256ページ
仕事・人生・学問。
座右の銘は活かせる大きな教養。
多角的に語られている本書を私なりの書評です。
・古今東西の色んな座右の銘!
(P.61) もしかすると、「使われなかった人生」をどれだけたくさん持っているかが、人生の豊かさなんかもしれんなぁという気がしてきたんですけど、どうですやろ。
「世界は使われなかった人生であふれている」
沢木耕太郎さんの言葉。
一見すると不思議な言葉です。
とは言え仲野徹さんの解説。
なるほどと腑に落ちました。
ありえたかもしれない人生とは微妙に違いがある。
この辺りも詳しく解説されているんですよね。
使われなかった人生は今からでもできる可能性がある。
そういう視点での解説もされています。
(P.127) 努力に意味がないとはまったく思っとりません。でも、報われると思いすぎないことが大事とちゃいますやろうかということです。
「努力は人を裏切らない」
こちらの言葉についての解説。
努力に関しては適材適所もありますよね。
向いていないことをやり続けている努力。
天命と思えることに出会い疲れも感じない努力。
同じ努力でも人それぞれ得意分野は違います。
仰る通りで報われると思い過ぎない。
そういう心がけで努力してみる。
その上でチャレンジ精神は忘れないようにしたいですね。
【仲野教授のこの座右の銘が効きまっせ!】
・面白い解説が満載でした!
【新刊】 仲野教授のこの座右の銘が効きまっせ!でした。
引用箇所を読んでいただければお分かりの通り。
砕けた文章で面白おかしく書かれています。
本書は雑誌連載などをまとめて加筆修正されています。
そういう側面もあるので1つ1つのテーマ。
触れている座右の銘も含めて楽しかったです。