・○○疲れを無くしていく
本書を読んでいて私的に感じた部分。
会社だけに限らないと思えました。
昨今よく見る○○疲れ。
例えば、SNS疲れはよく聞きます。
この辺りも同じように当てはめられると思います。
ストレス対策。
ストレスケアと言える部分。
あくまでも本書は「会社がしんどいをなくす本」です。
ただ、色んなしんどいが発生する現代でもあります。
会社以外にも当てはめて見ると解決することあるかもしれませんよ。
書名:「会社がしんどい」をなくす本 いやなストレスに負けず心地よく働く処方箋
著者:奥田弘美
出版社:日経BP
出版年:2021年6月3日
ページ数:248ページ
いやなストレスに負けず心地よく働く処方箋。
会社やめたいと思ったら読む本。
視点として知っておき考え方の幅を拡げる。
自分自身でストレス対策が出来るのが強いと思います。
本書の視点を私なりの書評させていただきます。
・職場のストレス一挙解決!
(P.4) 本書では、私が産業医の業務で出会ったさまざまな「心の危機」の事例を具体的に示しながら、ストレスに負けず、会社で元気に働き続けるための「考え方のコツ」や「心身のケア法」をお伝えしていきたいと思います。備えあれば憂いなし! あなたやその周りの方が、心も体も健康に、末永くイキイキと活躍していただけるよう、本書をぜひお役立てください。
第1部
1章:同調圧力:「和」を大切にするからストレスがある!
2章:過緊張:「仕事が気になって眠れない」はキケンなサイン
3章:変化ストレス:「うれしいこと」も重なるとストレスに
4章:成果ストレス:ギリギリの人数で仕事を回すから過労に!
5章:人間関係ストレス:身近にあるパワハラ・セクハラ
6章:リモートワーク:家で仕事をしてもストレスがこんなに
第2部:危機は3回訪れる
7章:苦手:「学生気分」を引きずると、こころのトラブルに
8章:中堅:公私ともにのしかかる責任がストレスに!
9章:ベテラン:体力が落ち、健康不安もストレスになる
第3部:カラダとココロがラクになる!
10章:睡眠:ストレスが続いたら睡眠を最優先に!
11章:食事 :「いい加減な食事」が不調とうつを招く
12章:運動:忙しくてもできる「ながらウォーキング」
13章:こころ:心のエネルギー不足をいち早くキャッチ
おわりに
参考文献
本書の概要と目次でございます。
章立てを見てもわかる通りになります。
とても網羅的に書かれている1冊じゃないでしょうか。
それにはじめにで書かれている部分です。
考え方のコツ
心身のケア法
備えあれば憂いなし
本を読むことはそのような部分もあります。
知らなければ知らないまま。
逆に言えば知っていれば考え方の幅も広がります。
本書の知見を有り難く吸収していきましょう。
(P.22) 日本人がこうした感情を抱きやすく、同調圧力の高い民族であることは、日本で生まれ育った人ならば数々の体験を通して身にしみて知っているでしょう。日本が個人主義の欧米諸国に比べて、「息苦しい社会」と言われるのは、まさにこの同調圧力が原因であることは間違いありません。そして多くの人が同調圧力にできるだけ逆らわずに、スパイト行為を受けないようにと、常に周りの目を意識しながら生きているのです。
同調圧力という部分。
文化的に感じることはあります。
もちろん、誰しもあると言えます。
日頃から客観的に見れるようにすることは大切です。
昨今はネットでも息苦しい世の中になってきていると思います。
法律を守っていない人はもちろん別案件です。
コンプライアンス違反と言う名目で犯罪ではないこと。
重罪でも犯したように裁かれてしまうこともある現代です。
自分自身に跳ね返って来ることもあるので今一度考えたいですね。
(P.56) 環境の変化があったときは、無理をせず、意識して過緊張の対策を生活に取り入れましょう。また「変化に変化を重ねない」ことも大切。例えば異動したときに一念発起して習い事やダイエットを始めてしまうと、ストレスが倍増してしまいます。その場合、異動先の部署で落ち着いて仕事ができるようになるまで習い事やダイエットは先送りすることをお勧めします。
環境の変化です。
注意してほしいのは悪いことではない。
良いことばかりの環境の変化が起きる。
その場合でもストレスはあるってことです。
環境が変わるとストレスが掛かるのが人間。
この辺りをしっかり把握しておく必要があると思います。
その上で計画をしっかり立てつつ遂行していく。
自分のキャパシティオーバーにならないように気をつけたいです。
(P.222) リモートワークの際には、仕事する部屋に太陽光線が差し込むよう工夫するといいかもしれません。最近、リモートワークしている社員とオンラインで面談することが増えたのですが、中には集中したいからといって、日中であっても厚いカーテンを閉めて仕事をしている人に出会います。これでは、気分が落ち込みやすくなってしまうのではないかと危惧しています。
これは本書に書いてあることではございません。
他の書籍に書いてあったと思う、うろ覚えのこと。
出典不明と言うことを踏まえつつ聞いてください。
真っ暗な部屋でずっと過ごす。
これは牢屋に入れられて過ごしているのと一緒。
メンタルを病んでしまうのでやめましょう。
そういうことを書かれている書籍を読んだ記憶があります。
私もカーテンを開けて太陽を浴びる。
出来ることなら散歩も少しでも心がけています。
窓を開けて空気の入れ替えも大切だと思っています。
気分が落ち込みやすい場合はリズムを変えてみるのもいいかもしれません。
【「会社がしんどい」をなくす本 いやなストレスに負けず心地よく働く処方箋】
・会社だけでなく幅広く役立つ知見
【新刊】 奥田弘美の会社がしんどいをなくす本でした。
昨今はネットでもグループ活動。
集団で動いている人も増えています。
これって逆に言えば、会社(組織)と一緒になってきます。
そうなると同調圧力など色んな面が出てきたりもします。
本書の視点は現代のSNSなどのネットでも役立つ視点。
会社以外にも応用が効くと読んでいて思いました。
もう1度、言いますが、知らなければ知らないままですからね。