・先入観なし読み解いていく視点
昨日は1週間の振り返り記事。
余談話と今週の活動記録でした。
当ブログの土曜日の記事になります。
働く女子の仕事力アップTips大全の書評になります。
こちらの記事で書いていたことを改めて書かせていただきます。
老若男女問わずで書籍を読む。
縛られないで楽しく読む視点です。
先入観なしでと言ったほうがいいかもしれません。
今回の新刊も土曜日からガラッと変わっています。
何と言っても「定年」×「ひとり起業」ですからね。
別に定年に限らない視点が分かると思うんです。
「ひとり起業」を目指す人にも良さ気と本書を読み思っております。
書名:定年起業を始めるならこの1冊! 定年ひとり起業
著者:大杉 潤
出版社:自由国民社
出版年:2021年3月13日
ページ数:288ページ
定年起業を始めるならこの1冊。
50代からじっくり考えていけば誰でも起業できる。
「誰でも」というのは気になるところじゃないでしょうか。
老後のお金の不安が消える視点を新刊から書評させていただきます。
・本書は定年ひとり起業という働き方を提案している書
(P.2) この本は、人生100年時代になって定年後が30年以上になる会社員が多くなってくる今後の日本で、老後資金2000万年不足問題など「お金」の不安を一切感じなくてすむための決定策として、「定年ひとり起業」という働き方を提案している書です。
【目次】
はじめに
序章:70歳まで働く時代がやってきた!
第1章:「定年ひとり起業を」とは?
第2章:定年再雇用のワナ
第3章:「定年ひとり起業」のマネープラン ~老後資金不安がなくなる「年金戦略」とライフスタイル
第4章:全公開! 大杉潤「定年ひとり起業」への未知
第5章:「定年ひとり起業」ケーススタディ ~3人の起業ストーリーと成功の秘訣
第6章:「定年ひとり起業」という選択
第7章:アフターコロナは「幸福学」で働く ~なぜ長く働き続けると幸せになるのか?
おわりに
参考文献一覧
本書の概要と目次でございます。
本書で書かれていることでは無いです。
私なりの視点を最初に書かせていただきます。
そこのところをご了承ください。
「定年」という言葉です。
これからは70歳まで働く時代になる。
本書の序章にもそのようなことが囁かれています。
一方で「終身雇用制度の崩壊」です。
会社が体力が持たないから早期退職を募る。
70歳どころか今までの定年年齢まで働けない。
そういう企業も出てきているのは事実。
これだけ聞くと本当に矛盾してますよね。
だからこそ色んな視点を頭に入れておく。
色んなケーススタディを頭に入れるのは大切じゃないでしょうか。
本書の「定年起業」というスタイルもその1つだと思います。
(P.26-27) いくら労働人口の減少による人手不足があるとしても、会社としては、体力・能力差の大きい高年齢の社員全員を70歳まで再雇用することは難しいかもしれません。また、仮に再雇用期間をさらに5年延長して70歳までとする場合には、65歳までの雇用条件と比べ、更なる年収ダウンや勤務時間の削減など、就労条件の悪化は避けられないでしょう。
著者である大杉 潤さんの言われる通りだと感じます。
いくら年功序列と言ってもです。
定年するような年齢の人は賃金アップしない。
むしろ、再雇用されて就労条件が悪化する。
常識的に考えても起こることだと感じます。
その前に自分自身で手を打てるようにする。
色んなケースを先に想定しておく。
本書を読んでいても大切な考え方です。
焦らず騒がず未来に向けて先回りで考えましょう。
(P.55) 実際には個人個人が置かれた環境次第です。「人生に遅すぎることはない」と思うのです。60代でも70代でももちろん「定年ひとり起業」にはまったく問題ないので、思い立ったら悔いのないチャレンジをすることをお勧めします。
私がツイッターを見ていて感じることです。
「数年前に比べて50代以上の増えた」
統計を取っているわけでは無いです。
体感的には本当に増えたと感じています。
それだけアクティブに動いている人が増えている。
悔いのないチャレンジをしている人も多くなっていそうです。
私も負けていられないと思って励みになります。
長い人生を考えたら色んなことにチャレンジ。
先入観なく思い立ったら吉日の精神で行きたいです。
(P.65) 同じ会社で働き続ける「定年再雇用」というのは一見、働く環境が変わらずリスクの低い選択に思えるのですが、65歳以降も働くことを考えると選択肢が狭まり、実は最もリスクの高い選択になるかも知れません。これを私は「定年再雇用のワナ」と呼んでいます。
普通に考えてみたらです。
50代、60代になっていく。
会社から定年再雇用のオファーが来る。
食いつくのは当然だと感じます。
それをリスクとは感じないんじゃないでしょうか。
だからこそ視点として入れておくの大切。
自分に何もない状況です。
足元を見られる可能性だってある。
それに他の選択肢が無いのは怖い。
仮に定年再雇用してもらったとしてもです。
今の時代は何が起きるか分からない時代。
もしも会社に何かあった場合はどうするのか。
自分自身の力が無いと今後も暗くなってしまいますよね。
(P.121) 100人いれば100通りの理想のライフスタイルがあると私は考えています。ですから、私の目指すライフスタイルが誰にとっても正解ということはなく、あなたが自分の心の欲するままに決めていけばいいのではないでしょうか。皆さんの今後のライフスタイルを考えていくための一つのきっかけとしていただければ嬉しく思います。
起業が合う人もいる。
会社員が合う人もいる。
それなのにネットではどっちが良い議論。
優劣を言う人が一定層いらっしゃいます。
最終的には自分自身の問題。
自分の感覚を大切にするのが大事。
そのために日頃からアンテナ感度を高める。
情報を知っておくのも大事なことだと感じます。
本書で言うところの「定年起業」もそうです。
定年起業って選択肢もある。
やるかやらないかは考えてから。
選択肢があることを知ってると幅が広がります。
【定年起業を始めるならこの1冊! 定年ひとり起業】
・未来に向けて年齢を重ねるのを忘れない
【新刊】 誰でも起業できる 大杉潤の定年ひとり起業でした。
昭和から平成。
平成から令和。
時代はどんどん変わっていきます。
ここ数年だけでも劇的に変わっているかもしれません。
これ自体は怖がることは無い。
適切な情報を知っておくことが大切。
あらゆる可能性や選択肢を考えられるようにしておく。
本書は「定年ひとり起業」という視点を与えてくれる書籍です。