・日常生活は無意識に支配されている
当ブログの書評カテゴリー。
「無意識・潜在意識」
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人間というのは無意識に支配されている。
どんな人も無意識に操られている部分はあります。
これは別に悪いことではございません。
なぜなら無意識じゃなくて意識的ばかりだったらです。
1日中ずっとフル稼働は疲れてしまいますよね。
だからこその無意識の質という部分。
無意識の行動で悪い部分は変えていく。
自分が変えたい部分を変える術を学んで実践していく。
そのような意味合いでも久方ぶりに無意識に関しての新刊を書評します。
署名:自分のままで突き抜ける無意識の法則
著者:梯谷 幸司
出版社:大和書房
出版年:2021年2月20日
ページ数:288ページ
人生を思いのままに変える。
最強の心理メソッド。
「あなたを縛るリミッター」
リミッター解除してくれる考え方。
新刊である本書からたくさん教えていただきましょう。
・新しい時代に対応する脳内プログラムをつくる
(P.11) あなたは、どのような方法で、世の中に対して、自分を表現し、自己実現させていきますか? これからの新しい時代に対応する脳内プログラムをどうつくっていきますか? この本では、そのためのさまざまな考え方や方法を提供していきます。本書が、新しい時代を新しい自分で生きることを決意したあなたのお役に立てることを心から願っています。
【目次】
プロローグ:自分性”思いのまま”に変える最強の心理メソッド
CHAPTER1:「目の前の現実」がガラリと変わる無意識の話
CHAPTER2:あなたが持って生まれた「生きる目的」の見つけ方
CHAPTER3:なぜ、ネガティブがあるほど人生はうまくいくのか
CHAPTER4:その望みは「自分基準」か? それとも「他者基準」か?
CHAPTER5:思い通りに現実を動かすために知っておきたいこと
CHAPTER6:あなたを縛る「あらゆるリミッター」を外す方法
エピローグ:自分の生き方に「奇跡」を起こす方法
本書の概要と目次でございます。
人生が停滞していると感じるとき。
気分的に閉塞感を感じているとき。
縛られている感覚はあります。
この縛られているという部分。
他人が縛っているのではなく自分から縛る。
無意識になっている部分もあると思うんですよね。
本書から考え方や方法を学んで実践していきましょう。
(P.28) 「安心・安全が欲しい」と思うと、脳は、「『安心・安全』が欲しいと言い続けたいんですね。だったら、その反対である『苦痛なことや危険なこと』を集めないといけないんですね」と動くようになります。だから、苦痛な記憶、危険な記憶をつくるために、積極的に、苦痛で危険な現実を集め始めてしまうのです。
脳は逆に動いていく。
お金が欲しい→お金がない。お金に不安がある
生き残りたい。安心・安全が欲しい→苦痛
ついつい、このように考えてしまう。
知らずに生きていたらこうなりますよね。
私も無意識に考えるとそうなってしまいます。
脳がどういう反応しているかを考えて意識的に思いたいです。
(P.35) 「火事場の馬鹿力」という言葉がありますね。実際、ハラをくくった人はものすごく強くなります。発想力も行動力も跳ね上がり、「あれもできるんじゃないか、これもできるんじゃないか」と、斬新で面白いアイデアがどんどん出てくるようになるのです。だから、そういう人には必ず次の展開が湧き上がってくるのです。
「今回の新型コロナ騒動の中に見出だせる、最高の喜びは何ですか?」
著者である梯谷 幸司さんに相談される人。
新型コロナウイルスで苦境に立たされている人。
ピンチの人は多いそうです。
そこでの問いになります。
苦境の真っ只中のときにこの質問。
皆さんはすぐに答えが出てくるでしょうか?
これはすぐに出てこなくても大丈夫。
考えることが大切であり視点が変わりますよね。
私はコロナ騒動になって風邪を引きませんでした。
5年どころか10年以上ぶりかもしれません。
それくらい風邪は毎年の恒例行事。
マスクと手洗いでの消毒は徹底していました。
もしかしてそのおかげかもしれません。
喜びと言いますか私の中では感謝できる出来事になりました。
(P.45)起きる物事は、いつも中立的で、ニュートラル。そこに、自分が「いい」か「悪い」か、意味付けしているだけ。そう考えると、目の前の現実が大きく変わります。そして、自分の意味付けが、その後の人生全体に大きな影響を及ぼしていくことも実感できるようになります。この店長に限らず、起こった出来事に対する意味を自分で”付け替えた”ことで、その人を取り巻く状況が劇的に改善し、物事がスムーズに進み始める、というケースはよくあります。これはまさに、私の専門である「メタ無意識」を書き換えると起こる、興味深い現象です。
起きる物事はいつも中立的でニュートラル。
この視点は物事を見るときの視点。
とても重要なことだと感じます。
どうしても物事を見るときです。
一方通行な見方をしてしまう。
客観的に上手く見ることが出来る人。
そちらの方が少ないんじゃないでしょうか。
だから自分の場合はそういう見方をする自分に気づく。
普段の考え方のあとに逆の視点で物事を見る。
勝手にレッテルを貼り見てることの裏を見るようにしています。
良い悪いの意味付けも勝手にしていないか考えるようにしたいです。
(P.78) ネガティブな出来事だと思っていたけれど、実は全部必要なことだったんだと気づくと、すべての前提が変わってしまいます。あの苦しかった出来事は、自分が世の中の人たちを力づけたり喜ばせたり感動させたり気づきを与えたりするためのネタだったんだ。糧だったんだ。そうか、全部、自分にとって必要なことだったじゃないか! こういうふうに物事を捉え始めると、後は自動的に、脳がいいように意味付けを変えていくのです。
ブログやツイッターをやっているとです。
ネガティブな出来事に対してのスタンス。
「よし、ネタにしてやろう!」
こういうスタンスは身についてきました。
話せる場所を持っておくことは大切だと思います。
もちろん、愚痴にならないようには気をつけている。
愚痴吐き系ではなく理不尽系のネガティブなこと。
こういうのをネタにしてユーモアに語るスタイルで行く。
より意識的に私生活を送っていきたいです。
【自分のままで突き抜ける無意識の法則】
・リミッター解除して邁進していく
【新刊】 自分のままで突き抜ける無意識の法則 【梯谷 幸司】でした。
後半からも目からウロコと言える内容。
考え方として身につけておきたいこと。
無意識について学べることが多い良書でした。