【新刊】 手口を知る 佐々木成三のスマホで子どもが騙される

・知らないと大人も騙されますよ

f:id:acutehappp:20210324121908j:plain

 

 

本書はスマホで子どもが騙される。

子どもを守ってあげようという視点。

しかし、昨今のネットを見ていて思う部分。

大人も騙されている人が多い。

 

先日もオンラインサロン詐欺の手口。

騙された人の悲惨な話が載っていて反響がありました。

私はネット遍歴が長いから思う部分です。

 

昔から高額情報商材などでもあったこと。

今になってから出てきたことではございません。

ネットリテラシーを高めていくという部分。

子供だけでなく大人も求められている部分じゃないでしょうか。

 

最近のトレンドはネットでの副業。

今までネットに居なかった層も多く来ている印象があります。

しかし、マナーが悪かったり何も知らない人が増えている印象。

そして稼ぐにフォーカスし過ぎてしまってる人が多いので心配。

騙されないという視点は大人にも本当に必要になるはずです。

 

 

 

元捜査一課刑事が明かす手口 スマホで子どもが騙される

 

 

書名:元捜査一課刑事が明かす手口 スマホで子どもが騙される

 

著者:佐々木 成三

 

出版社:青春出版社

 

出版年:2021年2月10日

 

ページ数:208ページ

 

 

子供はスマホを持つ権利があり親は本書を読む義務がある。

千原ジュニアさんの推薦帯です。

私としては親だからマナーが良いや騙されないは無いと思っています。

この本は子供向けに見えて大人としても騙されないように気をつける。

ネットにはどんなことが潜んでいるかわからないので知ることは大切です。

 

 

 

・これからのネット社会を生きる子どもたちにスマホやゲームのネットリテラシーをどう育てていけばいいか

 

 

(P.16) これからのネット社会を生きる子どもたちにスマホやゲームのネットリテラシーをどう育てていけばいいか――本書がその一助となれば幸いです。

 

 

【目次】


プロローグ:スマホを「持たせない」から「安全に持たせる」へ


第1章:親が知らない! SNSやゲームで起きた恐怖の事件簿


第2章:クイズで学ぶ! スマホに潜むワナと安心安全な使い方


第3章:スマホが奪う直観力! 子どもを守る「4つの力」の育て方


付録:書き込み式 子どもの直観力を鍛える「発見ノート」

 

 

本書の概要と目次です。

ネットリテラシーをどう育てていくか。

一緒になって考えていきたいです。

私のフォロワーさんの世代は親世代も多い。

 

朝のおはようツイートを見ているとです。

親世代の方でネットリテラシーが悪い人。

相手のことやマナーを考えようよと言いたくなる人。

実体験で本当に多いから言いたいことになります。

子どもが学べばいいじゃなくて親も一緒に学んでいきましょう。

 

 

(P.30) 夫も私も、オンラインゲームなどやったことはない。もちろんスマホはよく使っているけれど。オンラインゲームでチャットができること、知らない人と簡単に知り合えること、娘が犯人と連絡先の交換までしていたことは、事件の後で知ったことだ。

 

 

文中は事件→解説→対策の流れです。

 

ここでは解説や対策前のエピソード。

事件になった出来事の部分を紹介。

 

「えっ、チャット機能なんてオンラインゲームにあるの!?」

 

そのように驚いた人はちょっと待ってください。

先日ツイートして意外と知らない人が多いこと。

ゲーム内のチャットって現代は文章だけじゃないんです。

現代だと「ボイスチャット」機能がついているゲームもあります。

 

ボイスチャットはその名前の通り話しながらできる。

チャットみたいに文章ではなく音声のやり取りです。

現代のゲームはいろいろ進んでいる。

やるやらないかは別として知っておくことが大切だと思います。

 

 

(P.60) SNSで不適切な画像を投稿する事件が後を絶ちません。軽い気持ちでの投稿が目立つのが特徴です。昔はどんなに悪ふざけをしても、証言はあったにせよ、物的証拠は残りませんでした。でも今は、簡単に証拠が残せます。しかもそれは、一生消えない証拠です。

 

 

不適切な画像じゃなくてもです。

視点として持っておいた方がいいこと。

過去のことをほじくり返す人がいる。

 

例えば、去年だとYouTuberのヒカキンさん。

ヒカキンさんの24時間テレビをディスったようなツイート。

24時間テレビに出演しているときにプチ炎上していました。

 

ただ、そのツイートって5年以上前だったんです。

ヒカキンさんがまだ今のようなYouTuberじゃない頃。

そんな時期のツイートまでほじくり返す人がいる。

 

つまり、昔だからと言って消えていない。

1つ1つ意識してツイートするのはもちろん。

過去のツイートを見返して削除するところは削除しておく。

時代に則さないことも出てくるでしょう。

誤解を招きそうなのは自分から先に気づくことも大切です。

 

 

(P.69) ネット犯罪では子どもが被害者で、子どもを守ることばかり考えがちです。しかし、SNSが怖いのは、被害者と加害者は紙一重ということなのです。知らず知らずのうちにわが子が加害者になっていることもあるということです。例えば、何気なくタイムラインに流れてきた投稿をシェアすることで、いつの間にか加害者になってしまうこともあるのです。悪ふざけやいたずら動画をツイッターで拡散することで、誰かを貶めたり、傷つけたりしているかもしれません。犯罪行為をすることも怖いですが、犯罪意識がないことも、とても怖い。

 

 

これは子どもだからとか大人だからも無いと思います。

私がツイッターの人間なのでツイッターの話をします。

ハムスターをトイレに流すショート動画をツイートに付けた人。

トレンド入りもして炎上してた事件がありました。

 

私はトレンドを見て酷い事件だなって思いました。

しかし、その炎上してる元ツイートです。

そちらをシェアして「酷い、許せない!」とツイートしている人がいました。

お気持ちは察するし自分も同じ気持ちなので理解を示します。

 

でも、炎上してる元ツイートをシェアしているわけです。

つまり、その元ツイートを見たくないのに見てしまいました…。

後味が悪いと言うか精神的に気持ち悪くなりました…。

なぜ、炎上している不快なツイートをシェアするんだと思いました。

本人は正義感からでしょうが炎上に加担しているにも繋がるんですよね…。

 

 

もう1つが、投稿をシェアするという部分。

捜索願いをしている人がツイッターにいます。

拡散希望でみんなに頼っている人が実は悪い人のパターン。

実はストーカーが人探しというパターンもあるんです。

 

だから最寄りの警察署に捜索願いが出ているかの確認。

もしくはその捜索願いをしている人が警察署を明記している。

しっかり、捜索願いの連絡先を出していることが確認できるかどうかです。

 

善意と思って協力したことが悪いことになるパターン。

大人も騙されるパターンもあるのでその辺りは気をつけましょう。

 

 

(P.96) 誹謗中傷する人たちに共通する3つの特性があります。1つは、間違った正義感を持っていること。「私は正しいことをしている」という間違った認識や価値観のズレがあり、偏った意見を発信してしまうのです。2つ目は、想像力の欠如です。投稿したら、これがどうなるのか、自分の言動が犯罪になるという想像力がないのです。誹謗中傷する人は、10代など圧倒的に若い人が多いそうです。物事の奥行きをよく考えず、軽い気持ちで発信してしまうのでしょう。私の中傷コメントもまさにそうでした。真実をわかっていないのに、ずれた視点で指摘している。

 

 

当ブログを読んでいる人。

誹謗中傷する人は居ないはずです。

防御の視点として私は語ることがあります。

現代はみんなが情報発信者。

 

情報発信をしていれば色んなリプライが返ってくる。

その返信内容で引用視点は感じる部分があります。

本人は誹謗中傷と思っていないケースもあるでしょう。

私としては無理に全部に返信することを掲げない。

 

返し辛いリプライだったり価値観のズレもある。

ズレている人に無理に返信しないでスルーする。

それも平穏を保つために良いのではと最近は思っています。

経験的に価値観のズレがあるリプを返すと良いことないです(汗)

 

 

【元捜査一課刑事が明かす手口 スマホで子どもが騙される】

元捜査一課刑事が明かす手口 スマホで子どもが騙される

元捜査一課刑事が明かす手口 スマホで子どもが騙される

  • 作者:佐々木 成三
  • 発売日: 2021/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

・子どもに教えられる大人になるという視点

 

【新刊】 手口を知る 佐々木成三のスマホで子どもが騙されるでした。

現代にとってインターネットは欠かせないもの。

スマートフォンは手放せないものになっています。

子どもだけでなく何も知らなければ大人だって騙される。

 

自分も勉強してネットリテラシーを高める。

子どもがいる人は子どもに教えられるくらいのネットリテラシー。

自分の防御にもなりますし子どもを助けれるので一石二鳥。

学んでおいて損は無しなのがネットリテラシーだと思います。