・上からの立場の視点を知っておく
私は俯瞰的に客観的に物事を見る。
この視点を常に大切にしています。
しかし、そんなに上手く行かないのが人間。
今の自分から考えてみてしまうことも多いです(笑)
だからこそ日頃から多様性を意識する。
色んな立場を想定するのは大切じゃないでしょうか。
本書で言うとテレワークで部下を育てるです。
ここで思うこともあるかと思います。
自分は部下であり上司じゃない。
上司じゃないから関係ないという部分です。
でも、上司の視点を知っておくのは大切。
こういう気持ちでこういうことを言ってくれたと思える。
俯瞰的に言葉を吸収できるようになるかもしれませんよ。
書名:テレワークで部下を育てる
著者:片桐 あい
出版社:青春出版社
出版年:2021年1月22日
ページ数:192ページ
テレワークで部下を育てる視点。
新しい上司の教科書と言える視点。
リアルな職場との違いはどこにあるのか。
本書の視点を参考にしながらの新刊の書評です。
・仕事に効率的に取り組むことができる「攻めのテレワーク」にしてほしい
(P.7) やらねばならぬ「守りのテレワーク」から、いままでよりも一層、仕事に効率的に取り組むことができる「攻めのテレワーク」にしてほしいのです。テレワークでも部下をうまく育成し、仕事で成果を出し続けるマネージャーは希少価値が高いものです。自分自身やチームの価値を高めるために、ぜひ本書をお役立てください。
【目次】
第1章:「あなたは大丈夫?」 テレワークのNG上司
第2章:自分が「組織のハブ」となるマインドセットの重要性
第3章:テレワークでの人材育成に大切な5つのキーワード
第4章:部下のモチベーションを理解して高める
第5章:部下に目標を達成させるまでの道筋をデザインする
第6章:チームを育てて組織の成果を最大化する仕掛け
第7章:テレワークで部下がぐんぐん育つ実践策
第8章:チーム内でハラスメントを防ぐためのヒント
本書の概要と目次でございます。
テレワーク時代だからこその言葉。
考えておいたほうがいいことも多いかもしれません。
今は上司じゃないという人も改めて考えてみる。
自分ごととして考えるキッカケになる書籍だと感じます。
(P.26) ひどい場合は、カメラをずっとオンにしたままで仕事をしろ、というケースもあります。なかには、1時間に1回ほども電話をしてくる面倒臭い上司もいるようです。自分の上司はこんな人だったのか……と部下はあきれているでしょう。テレワークになると不安を感じるかもしれませんが、少しは辛抱することが大事。ある程度の経験があり、ここまでは任せても大丈夫という部下に対しては、相応の裁量権を与えてあげましょう。
部下から上司を見る方向で考える。
これは部下にとっては本当にやりにくいですね。
現代のコンプライアンス的に言うとです。
ある意味ではパワハラになってしまう。
私的にはそれくらいやりにくいと思います。
本書は部下を育てるという視点。
上司の人は見守るというのも大切。
自分が上司になったときもコントロールし過ぎない意識したいですね。
(P.33) 特にリモートで接する環境で、単なる業務だけの話に終始してしまうと、部下が弱音を吐いたり、悩みなどの相談をするような場がなくなってしまいます。部下のメンタルが不調になっても気づきにくくなるでしょう。職場の環境を整え、部下の心と体の健康を気にかけることもマネジメントとしては非常に重要です。ただ業務だけを進めていればいいというような考え方でいると、メンタルに不調が出た部下を見逃してしまう可能性があります。
普通に出社して仕事をする。
リモートワークで仕事をする。
違いが出るのは当たり前です。
当たり前だからこそ気づかないこともある。
みんながみんなリモートワーク歓迎ではない。
リモートワークでリズムを崩してしまう。
これは上司でも部下でもあるかもしれません。
その辺りをしっかり考えておくの大事です。
(P.63) 部下を信じることも大切です。自宅で仕事をしないでさぼってはいないか、うまく仕事が進んでいないのではないか、といったようにネガティブなマインドで接することは禁物です。リモートの画面上でも、上司のそうした不信感や不安は必ず伝わります。性善説に立って信じするようにしましょう。
ある意味で遠距離恋愛のカップルみたいな感じです。
何事も疑いだしたらキリが無い。
不安になり過ぎていてもキリが無い。
相手のことを信じる心も大切です。
仕事面においても部下を信じる上司。
テレワークでの仕事もれっきとした仕事。
業務時間をしっかり遂行してくれていると信じる。
その心が部下にも伝わるという話です。
(P.79) テレワークで人材育成に取り組んでいく場合は、まだ手探りの状態でもあるので、最初からルールを細かく決めず、やりながらルールを作っていきましょう。ある程度の柔軟性を持たせて育成を進め、おかしな点が出てくれば、組織として修正していく。こうしたやり方のほうが、より良い結果につながるでしょう。ここでもトライ&エラーを繰り返しながら、ブラッシュアップしていくことが大切なのです。
テレワークに限らないと思う。
今の時代のSNS運営。
常にトライ&エラーやブラッシュアップする。
私は大切にしたほうが良いと思います。
柔軟性を持たせて行動。
動いていると気づきが出てくる。
そこで軌道修正する部分もありです。
最初からがんじがらめで実行しても違う部分は出てくる。
柔軟性を意識しつつ改善していくこと大切です。
【テレワークで部下を育てる (片桐 あい)】
・多角的に物事を見る
【新刊】 上司の教科書 片桐あいのテレワークで部下を育てるでした。
上司は上司で部下の視点を知っておく。
部下の人も上司の視点を知っておくという部分。
どちらの立場も理解している人は強いと思えます。