・いつも笑顔でニコニコ
人生は山あり谷あり。
気分がいつも一定の人。
喜怒哀楽が出ない人はいないと思います。
しかし、その喜怒哀楽という部分。
意識的にコントロールする。
ここに関しては人それぞれ器量がある。
それに考え方の違いもあるはずです。
すぐに感情をフラットに戻せる人。
感情にどっぷりつかる人もいるんじゃないでしょうか。
本書の視点は死ぬまで上機嫌。
人生いろいろなことが起きるのは当たり前。
なにか起きたときに事象をどうとらえるかは人それぞれ。
視点や考え方を新刊の本書から教えていただきましょう。
書名:死ぬまで上機嫌。
著者:弘兼 憲史
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2020年11月18日
ページ数:232ページ
その日までいつもニコニコ。
従わず。
人は人、自分は自分でいいじゃない。
前向きになれそうな言葉が並んでいます。
死ぬまで上機嫌の視点を新刊から書評していきます。
・人生を全うできるヒントを本書で語る
(P.5) どんな状況を目の当たりにしても「まあ、これでいい」「こういうこともあるだろう」と鷹揚に受け入れられる自分でいたい。そして、死ぬまで上機嫌でいたい。「そのとき」が来るまで、読者のみなさんが存分に人生を全うされるヒントを本書で語っていきたいと思います。
【目次】
はじめに
序章:いよいよ死に支度
第1章:妻に依存しすぎるな
第2章:友人を捨てろ
第3章:墓なんていらない
第4章:お金なんて残すな
第5章:家族に死に様を見せろ
終章:団塊の世代が伝え残すべきこと
おわりに
本書の概要と目次になります。
目次からも伝わるかもしれません。
想定している読者さんは高齢者の方。
人生を全うできるヒントが書かれている書籍です。
だからと言って若い世代には役に立たない。
そんなことは一切ないので安心してください。
誰だって年齢を重ねていきますし視点として知っておく。
上機嫌に考えられる視点を知ることが出来るとも言えます。
(P.13) 人に迷惑をかけながら好き放題をやったら、確実にみんなから嫌われます。嫌われながら人生を終えていくなんて悲しいし、情けないですよね。大切なのは、他人に迷惑をかけないということ。人に不利益を与えない範囲で好きなように生きる。ここが忘れてはならない。大切なポイントです。
やりたいことをやる。
我がままに生きるというスタンスとは違う。
良い悪いとかゼロイチで考えすぎない。
私が本をたくさん読んで学んだことです。
グレーゾーンというか真ん中があります。
他人に迷惑をかけず不利益を与えない範囲で好きなように生きる。
好きなように生きているけど我がままではない。
中間が軸にある人は生きやすくなるはずです。
(P.21) 新型コロナでマスク不足が問題となったとき、ドラッグストアで店員さんに「どうなっているんだ!」と詰め寄る高齢者がいると報じられました。こんな高齢者が増えると「高齢者全体が社会のお荷物である」みたいな偏見も、ますます助長されかねません。とにかく、「ダメな年寄りの振り見て我が振り直せ」です。どんなに年下の人が相手でも、敬語を使って話すくらいでちょうどいいのです。
マスクが品薄状態になり始めた頃。
これは実際に見たことがある話。
まだマスク入荷日がわかる状態のときです。
そのときに開店1時間前からマスクもせずに並んでいる。
特に高齢者が並んでいる姿をよく見掛けました。
その後にいつ店頭に並ぶかわかりません方式になりました。
これは高齢者のマナー…は的なことではありません。
引用に関しては自分の視点として当てはめてください。
ダメな若者の振り見て我が振り直せ。
ダメな中年の振り見て我が振り直せ。
それぞれの世代で他人を戒めとして謙虚に行きましょう。
(P.31) 人は生まれてから、いつかは必ず死ぬという宿命を背負って生きています。寿命の長短にかかわらず、生きている間にやるべきことをやりきり、最終的には笑顔でゴールテープを切りたい。死ぬ間際に後悔するのだけは、まっぴらごめん。今際の際に「まあ、こんな人生でよかったんじゃないの」と思えるのが理想です。人生は自分の考え方しだいであり、それは死を迎えるにあたっても同じです。苦労の多い人生だったとしても、「まあ、これでいいか」と思えれば、すべては万事解決。終わりよければすべてよし、です。
人間塞翁が馬です。
良い出来事と思っていたことが悪いことに繋がる。
悪い出来事と思っていたことが良いことに繋がる。
死ぬまでどう転んでいくかなんてわかりません。
それも含めても苦労が多い人生でもまあこれいいか精神。
最後の最後に終わりよければすべてよしで締めたいですね。
もう1つ大切なのが人生は自分の考え方次第という部分。
物事の見方や捉え方と言ってもいいかもしれません。
多様な見方で自分をラクにする考え方を身に着けていきましょう。
(P.203) エンディングノートには、残された人たちが困らずに安心して故人を見送るという目的があります。エンディングノートを作成して、家族にその事実を伝えておくと安心です。その内容を家族で確認し、話し合っておくとさらにいいですね。エンディングノートは、自分の歩んできた人生を振り返るきっかけとしても注目されています。「自分史」の記録ツールでもあるわけです。
少しエンディングノートと話が変わります。
「家族にその事実を伝えておくと安心」
こちら寄りの話になります。
ゲーム編集動画で人気の方。
生放送で聞いた話になります。
その方は母親にあることを伝えてあるそうです。
「自分が死んだら自分のTwitterアカウントで報告して」
事前に死んだときのことを決めているそうです。
もちろん、死ぬつもりは無いけどとご本人は仰ってました。
確かノートにパスワードなどはメモしてあるとか何とか。
よく考えるとネット上に放置されているコンテンツ。
ブログやTwitterアカウントの中の人です。
やめてしまったとは一概に言えないですよね。
直接ご本人に確認しようが無いわけですから…。
ちなみに私は親には報告していません。
つまり、ブログもツイッターも運営がとまる。
放置状態にコンテンツがなる1人でもあります。
そういう意味で昨日の書評であるこちらです。
「だれかの記憶に生きていく」
死についてのことが多く書かれていました。
死生観については語りました。
しかし、放置してるところは放置していると感じます。
いざというときのために少し死と向き合おうと思います。
【死ぬまで上機嫌。】
・死ぬまでニコニコ上機嫌の視点いいですね
【新刊】 人は人、自分は自分 弘兼憲史の死ぬまで上機嫌でした。
ここ数日は死に関しての新刊の書評が多かったです。
これについては本当に偶然の偶然ラインナップでそうなりました。
死生観や死について深く学ぶ機会になり読ませてもらった新刊には感謝です。