・他人のことより自分軸が大事
昨今のインターネット。
新型コロナウイルスの影響。
私はあるのではないかと感じています。
焦燥感やイライラをネットにぶつけている人。
コロナ禍の前より増えた印象があります。
他人のあら探しや炎上のしやすさなども感じている部分です。
ただ、こういう時期だからこそ自分に集中する。
自分を見つめ直せる人は今後は一歩先に進んでいくんじゃないでしょうか。
他人を気にする時間を自分への時間へ投資する。
そのためにマインドフルネスや瞑想を学ぶ。
私は大事なことだと感じますし実際やっています。
気づきのアンテナ感度は元々が高い方です。
それがマインドフルネスや瞑想でさらに磨かれました。
今回はメンタリストDaiGoさんの新刊。
書名タイトルが直球のマインドフルネス本です。
海外のマインドフルネス本は敷居が高い人も多いかもしれません。
DaiGoさんの解説はとても分かりやすいですし入門書にも最適。
マインドフルネス本の新刊を紹介します。
書名:自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス
著者:メンタリストDaiGo
出版社:PHP研究所
出版年:2020年8月21日
ページ数:237ページ
無駄な思い込みをやめる。
根拠なき不安。
根拠なき自信に変える。
本書は2020年の1年間の書評まとめ。
もう1度、紹介したい本の筆頭です。
それくらい大事なことが詰まっています。
実践しつつ何度も復習で読み直したい内容でした。
ここからはDaiGoさんのマインドフルネス本を私なりの書評していきます。
・自分を変える一歩を踏み出すカギとなるのがマインドフルネスと瞑想
(P.3-4) そのときに取り組んださまざまなことのなかで、とくに自分の心をラクにしてくれたというか、人生を見つめ直すのに役立った考え方やテクニックを、本書で紹介したいと思います。自分を変える一歩を踏み出すカギとなるのが、「マインドフルネス」と「瞑想」です。マインドフルネスというのは、ひと言でいうと「気づき」であり、それを強化してくれるのが瞑想なのです。本書では、私自身の経験もふくめて、科学的な根拠を示しながら、マインドフルネスな生き方と簡単な瞑想のやり方を説明していますので、日々の幸せを実感するために、ぜひ参考にしてください。
【目次】
はじめに
最初にお読みいただきたいこと:マインドフルネス 基本のABC
第1章:今日から「無駄に悩まない」人になる
第2章:根拠なき自信をもって前を向く
第3章:思い込みをやめて、心をリセット
第4章:自分の弱みを生きる力に変えよう
第5章:人生を変えるマインドフルネス瞑想
本書の概要と目次になります。
最初にマインドフルネスについてです。
「マインドフルネスABC」が書かれています。
まったく馴染みの無い人にも親切な書籍。
先程も書いた通りで入門書にも最適になっています。
(P.13) マインドフルネスによって共感能力が自然に高まり、人のために行動できるようになるだけでなく、自分自身も幸せになり、ストレスから解放されていきます。でも、何か特別なことをしなければならないというわけではありません。基本的には、マインドフルネスは、人の話を聞くときや物を食べるとき、作業をしているときなど、実際の生活のなかでできるのです。
マインドフルネスを小難しく考えすぎない。
言葉から察するに難しそうと思ってしまう。
実践するの凄く大変そうと思ってしまう。
深く考えずに「気づき」と思えばいいのです。
DaiGoさんも何度も「気づき」と書いています。
人間の日々の生活は無意識で動いています。
オートパイロットのように自動操縦でも生きられます。
それはそれでラクな人にはラクかもしれないですが気づきが失われてしまう。
彩りが無く無色な生活を送るよりも気づける人間になりたいですよね。
(P.18) 当然ですが、同じことをいつまでもクヨクヨと考え、同じ悩みにとらわれている状態は、メンタルによくありません。これは「反芻思考」といって、さまざまな研究により、うつ病の原因となることがわかっています。うつ病になりやすい人の反芻思考は、自分の欠点や過去の失敗といったどうしようもないことや、ネガティブなことをずっと考えつづけるだけです。べつに解決策を探そうとするわけでもなく、ただひたすら、「自分はダメなんだ、こんな失敗がなければ」と考えているのです。ですから、こうした傾向が強い人ほど、抑うつ状態や不安に陥りやすく、負のスパイラルにはまっていきます。
もちろん、全員が全員でうつ病になりません。
反芻思考の注釈もしっかりと書かれています。
とは言え、反芻思考になっている状態はよろしくない。
集中力が低下している状態なのは確かな事実です。
そこで自分自身の思考に気づく。
同じことをクヨクヨ悩むのではなく思考を変えていく。
視点変更して動いていくのが大切になってきます。
私自身も昔は同じところをぐるぐる悩み考え込むタイプなので気持ちわかります。
だからこそ本を読んだりマインドフルネスしたりはとても大切です。
(P.28) 私たちは、自分の失敗については、とても大きくとらえます。人間はミスをする生き物であり、それを許容する能力をもっているのに、自分のことになると許せなくなるのです。他人のことだったら許せるミスが、自分のことになった瞬間、許せなくなるのが問題なのです。これを防ぐには、他人視点がとても重要です。
大事な話をしているときに噛んでしまった。
この失敗をずっとクヨクヨ悩んでしまう。
そのときに他人視点として考える。
大事な話をしているときに他人が噛んでも気にしない人が大半です。
自分だと大事に考えてしまう。
でも他人がしても気にならない。
視点変更になるので大切なことです。
自分の失敗は大きくとらえる気持ちわかります。
一歩引いて考えるときに私も活用しているテクニックです。
(P.34-35) 想定した目標が破綻したらどういう状況になるのか、その状況で何をするのかまで想定する、ということです。つまり、最悪の状況になったときに、どうやってそこからリカバリーするかまでを考えておくと目標達成の確率が上がる、という考え方です。ちなみに、心理対比の考え方を取り入れると、勉強の成績が上がる、セルフコントロール能力が上がる、食生活が健康になる、ダイエットに成功する、禁煙ができる、お菓子の誘惑に強くなるなど、さまざまな効果があることがわかっています。
目標を立てるだけの人が大半。
そこで差がつくのが引用視点。
最悪の状況になったときにどうするか。
リカバリー案をしっかりと立てておく。
私はブログ継続6年9ヵ月。
はてなブログ開設から1日も休まず書き続けています。
これもリカバリー案があってこそです。
突発的なことや体調不良も含めてになります。
最初に立てた計画通りには行かない。
本気出すって決意してがんばる気力だけでも上手く行かない。
要所をしっかりと詰めて考えておく。
想定できることは多いので思いついたらメモしておきましょう。
【自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス】
・序盤の序盤を書評させていただきました
【新刊】自分に超集中 DaiGoの究極のマインドフルネスでした。
私なりの今回の書評は序盤を紹介しています。
本書の中身はかなり濃い内容になっています。
序盤だけでも有益な部分。
視点が変わる考え方やテクニックが豊富です。
後半からはさらにマインドフルネスや瞑想への知見が広がること間違いなし。
メモを多く取り実践や考え方としても参考にする箇所が本当に多い1冊でした。