・本番に弱い人は要注目の新刊
本番に弱い人。
本番に強い人。
どうしても人それぞれありますよね。
本番に弱いからこそ備えて頑張っている人。
本番を意識しての練習を繰り返している人もいるかもしれません。
私に関しては本番に弱いタイプだと自覚しています。
とは言え、この「本番」という部分。
何をもっての本番にもよりけりだと感じます。
初体験のことなら一発本番になります。
何度も経験していることなら本番でも場数があります。
つまり、場数を踏むと慣れてくる本番もあります。
どちらにせよ、いざというときにしっかり力を発揮し結果を出す。
そのような本番力を身につける本書を紹介します。
書名:いざという時に結果を出す本番力
著者:和田裕美
出版社:ポプラ社
出版年:2020年7月15日
ページ数:230ページ
いざというとき。
そのときはいつ訪れるかわかりません。
準備しておくという部分。
心構えだってあるかもしれません。
本書から事前に本番力のエッセンスを知っておきましょう。
・本当にがんばってやってきた人が報われないのは嫌なんです
(P.13) 本当にがんばってやってきた人が報われないのは嫌なんです。スポットライトが当たってなかったあなたの本当の力が、このままずっと埋もれたままなのはやっぱり耐えきれないのです。
【目次】
はじめに
序章:人に会わないときこそ「本番力」が必要なわけ
第1章:本番力だけがあなたを変えることができる
第2章:あなたの本番はどこにある?
第3章:本番力を身につけるための日々の習慣
第4章:本番を成功させるための10の鉄則
第5章:いざ本番で、本番力を発揮する9の鉄則
終わりに
本書の目次と概要でございます。
本番に弱いタイプ。
本番に力を発揮できない。
そんな人も多いかもしれません。
本書からは本番について。
その本番を本番力として語られております。
本番に弱いタイプの人は多いんじゃないでしょうか。
著者である和田裕美さんの実体験を含めてのお話は参考になるかと思います。
(P.17) もはや顔を出さない匿名でもいい今までのネットの扱いとは、まったく違うものとなっているのです。だから、人前で話す勇気も堂々とした態度も必要。ここぞというときの本番力は今だからこそ求められるのです。この時期を大きなチャンスに変えて、今まで以上に自分を磨いてみたいですか?
私は地声を晒しました。
顔出し配信もしちゃいました。
本番力という部分で言うとです。
少しばかりの緊張はありました。
でも経験値を溜めておく。
「抵抗感が薄れて気軽に出来るようになる」
この体験は今では財産だと感じています。
この時期を大きなチャンスに変えるという和田裕美さんの言葉。
今後は当たり前になる前に場数を踏むの有りだと実体験で思います。
(P.18-19) 「能動的に動く」という姿勢は、今のような不安がいっぱいある環境においては、より一層必要とされることなのです。受け身になって消極的な動きになると不安に飲み込まれて溺れそうになります。能動的になって自発的に動けるようになると、不安の波にさえ乗ることができ結果を出せる人になれます。本番力を身につけることで根っこから強くなれる、折れない心を持つことができるのです。
自発的に動いていく。
能動的に動くって大切。
大げさに考えなくてもいいと思います。
小さいことから能動的にしていく。
例えば、今から歯を磨くぞを毎日言葉に出す感じで繰り返す。
意識的に能動的に行くと気持ちも変わります。
私はこの「意識的に能動的に」を大切にしている人です。
(P.43) 無意識の世界にコントロールされなくなるだけで、ちょっと自分が見えてきて心が安定してきます。その上で意識的に、「じゃ、何を考えたらいいのか?」です。いやここからが深呼吸。マインドを整えたら、フィジカルで支えます。最初は交互で効果を最大に出していきます。
意識的に能動的にと言ってもです。
人間の無意識って本当に強い。
私も無意識に支配されていることあります。
だからこそ「自覚」という部分が大切。
いち早く気づいて軌道修正する。
無意識を意識的に動かしてマインドを整える。
何回も何回もやっていると無意識に支配される時間が短くなります。
(P.50) 今までやろうとしてなかったこと、今まで逃げてやっていなかったことを期限とコミットと発表がセットになると俄然やる、そしてめちゃくちゃなスピードで、別人くらいに変われるってこと。痩せて外見が変わっただけじゃないですよ。心が話し方が、表情が、実力そのものが変わるのです。
仰る通りだと感じます。
自分自身との戦い。
今まで逃げてやっていなかったことをやる。
ただ、やればいいということでは無いです。
「期限+コミット+発表」
この3つのセットは大きいと感じます。
なぜなら3つをセットにする人は少ないんじゃないでしょうか。
私も2つまでは合っても3つを意識的にこなすは少ないです。
大切な視点と感じました。
【いざという時に結果を出す本番力】
・毎日の鍛錬が大切と改めて感じる1冊
【新刊】 和田裕美のいざという時に結果を出す本番力でした。
1日1日をしっかり能動的に過ごしていく。
いつ本番が来るかわかりません。
本番力と言う意味でも日々の鍛錬。
いつ来るかわからない本番のために能動的に過ごす。
毎日を大切に生きて経験値として溜める大切さを本書から学べました。