【書評】大切なキャリア講義 やりたいことなんてなくていい

・不満足な現状から抜け出し変化する

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現状に満足している人。

なかなか少ないと思います。

私自身も今以上に変化したい。

焦りや不安を持ちつつも向上意識。

 

今のままで終われない。

絶対にもっと上に行くんだと言う気持ちを持ち毎日を生きています。

将来の焦りや不安を持っている人。

気持ちとしてわかります。

 

しかし、動かなければ現状維持のまま。

何かしら動けば何かしらの結果が出る。

私自身も考えるだけでなく手を動かす視点。

自分自身が動いていくのを忘れずにがんばっています。

本書の視点もこれからの時代を生き抜く上で参考になるんじゃないでしょうか。

 

 

やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義

 

 

書名:やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義

著者:伊藤羊一

出版社:PHP研究所

出版年:2019年12月14日

ページ数:256ページ

 

 

ヤフーアカデミア学長が教える。

自分の可能性を最大化する働き方。

働き方が問われる時代になってきています。

この時代をどう生き抜くかの知恵。

本書から拝借させていただきましょう。

 

 

・人は変われます。もちろん、あなたも変われます

 

 

(P.13) 人は変われます。もちろん、あなたも変われます。「この先どうしよう……」と今後のキャリアに悩んでいる人は多いでしょう。その不安が、「自分にできることは何だろうか?」という前向きなワクワクに変わる。本書がそのための一助になれたら、これにまさる幸せはありません。

 

 

【目次】


はじめに

 

第1章:「今やっていること」に夢中で取り組め!

 

第2章:「仕事恐怖症」だった私が、仕事に救われた理由

 

第3章:「なぜか周りに助けられる人」が大切にしていること

 

第4章:人生を変える「リーダーシップ」の話をしよう

 

第5章:自分の人生を生きるための「たった1つの方法」

 

 

本書の概要と目次でございます。

人は変われる。

あなたも変われる。

現状に満足しているなら別です。

 

現状が不満足。

それなのに変わろうとしない。

それだと固定したままです。

私自身も変わりたい1人。

大切な視点として読ませていただきました。

 

 

(P.25) 「いつも目の前の仕事を120%の力でやってきたら、知らないうちにこうなっていた」
今の私が専門としている仕事は、「当時の職場でやらなければならなかったこと」とか、「たまたま頼まれて始めたこと」ばかりです。最初から「やりたい!」なんて気持ちは一切ありませんでした。自分で「こんなキャリアをつくっていこう」と思って始めたことではありません。

 

 

キャリア形成やキャリアプランなんて1秒も考えたことがない。

だからと言って流されていたわけではございません。

 

「いつも目の前の仕事を120%の力でやってきたら、知らないうちにこうなっていた」

 

この視点が常にあったからこそ道が開ける。

やりたいことなんてなくていいに繋がっている。

今一度、毎日やっていることの見直し。

全力で取り組むことを見直したいと思えました。

 

 

(P.26) 私は普段通りにプレゼン指導をしたのですが、その稽古を受けた受講者のレベルが急激に上がって、とても驚かれたのです。このことをきっかけに、さらに他のプログラムにも呼ばれるようになりました。ほうぼうで稽古をつけているうちに「本を書いてください」というお話をいただきました。これが、20018年に出した『1分で話せ』です。今ではおかげさまで、35万部のベストセラーとして様々なメディアに取り上げられ、大変多くの方に読んでいただいています。

 

 

何がきっかけになるかわかりません。

1つ1つのことを全力で取り組む。

その先に繋がっていることがある。

大切な視点として学ばさせていただきました。

 

そのためにもいろいろやってみるという視点。

そして能動的に意識してやるという視点。

未来の種蒔きになっているかもしれない。

未来に繋がることを意識して精進したいです。

 

 

(P.29) ひょっとしたら、「キャリアプラン」なんて必要ないのかな、と思います。明確な目標や「心からやりたいこと」だって、最初は必ずしも必要ないかもしれない。むしろ、目の前の仕事や経験の中にこそ、「将来の武器」が潜んでいると思っています。そう思うのは、「それでもなんとかなった」という自分の経験があるからです。

 

 

世の中にはやりたいことがある人。

明確な目標や志を掲げてキャリアを築き上げる人がいる。

このようなタイプの人も多いです。

私はどちらかというと苦手な部類(汗)

 

だからこそ本書の著者。

伊藤羊一さんの視点が参考になります。

自分の自由さを活かしてステップアップする。

ネクストステージへ進んでいきたいです。

 

 

(P.36-37) やりたいことが見つからない、と悩む皆さんに、私はこう言いたい。「やりたいことなんて、なくても大丈夫!」 やりたいことがない、と悩んでいる時間がもったいないくらいです。ただし、同時にこうも言いたいと思います。「やりたいことがないなら、やるべきことをやろう」 やりたいことがないなら、足元にあるやるべきことをやり、成果をあげるべきです。でないと、未来が開けることはないからです。

 

 

私の足りない部分。

 

足元にあるやるべきことを意識的に真剣に取り組む。

そして「成果をあげる」こと。

 

「成果」という部分が重要だと感じます。

未来を切り開くための成果。

しっかり意識してやるべきことをしっかりやる。

心掛けとして忘れないように進みます。

 

 

【やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義】

 

 

・やるべきことの取捨選択

 

【書評】大切なキャリア講義 やりたいことなんてなくていいでした。

私は全面的に本書の方向性で行きたい人。

だからこそ自分への甘えを断ち切っていきたい。

未来への扉が開くように成果をきっちり出す。

本書から喝を入れていただいたと思っています。