・金川顕教さんの新刊が登場
当ブログでも何度も書評している著者さん。
金川顕教さんの新刊を今回は書評します。
今の世の中はやりたいことだけしよう。
好きなことだけして生きていこう。
そのような主張が多いです。
これ自体はまったく悪いことではございません。
その一方でそこがわからない。
どうしたらいいかと戸惑う人もいるかと思います。
そのときに大切なことが逆の視点はどうか。
つまり、やりたくないことを考えてみる。
やりたくないことをしない生活にする。
イヤなことは死んでもやるなに繋がります。
本書で自分の中のイヤなことを洗いざらい出してみるのもいいかもしれません。
書名:イヤなことは死んでもやるな
著者:金川顕教
出版社:KADOKAWA
出版年:2020年2月22日
ページ数:224ページ
それができれば苦労しない。
ある程度は好きなことで満たしてる。
それでも多少なりともイヤなことは混じると思います。
目次だけでも読んでくださいのように気になる内容が満載。
それでは金川顕教さんの新刊を書評していきます。
・イヤなことを日常から徹底して排除してみて!
(P.7) 本書をご一読いただき、イヤなことを日常から徹底して排除してみてください。そして、やりたいことだけで毎日を埋め尽くし、それまで抱いていた自分の夢さえも超えるような、途方もない夢を実現してみてください。応援しています!
【目次】
はじめに
CHAPTER1:人目や常識が気になり、なんとなく続けていたことをやめる
CHAPTER2:「やりたくないことリスト」で妄想を現実にする
CHAPTER3:「最高の1日」をデザインして、ルーティン化する
CHAPTER4:「やりたいこと」だけにエネルギーを集中して、人生を激変させる
本書の概要と目次でございます。
やりたいことをやっていこう。
好きなことだけで生きていく。
素敵な志ですし目指す場所でもあります。
とは言え、好きなことが何かわからない。
そのような人も多いんじゃないでしょうか。
そこで逆説的に考えてみる。
「やらないことを考えてみる」
本書ではそのような内容が満載です。
(P.17-18) 私がいつも言っているのは、線密な「計画」を立てる暇があるなら「まず動け」ということです。どんなに完璧な計画を立てても、どんなにその計画がすぐれていても、実行しなければ結果は出ません。そして、結果が出なければチェックのしようもありませんし、改善のしようもないわけです。つまり、行動こそがすべての起点となるのです。
まず動けということ。
今の時代は目まぐるしく物事が変わります。
予定や計画通りに進むかどうかなんてわかりません。
それだったら進みながら修正を入れる。
改善有りきの行動をする。
私もこちら路線を最近は取っています。
見切り発車でいいから進みながら修正。
行動こそがすべての起点はごもっともです。
(P.22) 多少のアバウトさを残しておいたほうが、いざという時に柔軟に対応できます。「PDCA」をきっちり回さなければ人生もうまくいかないという固定観念は、今すぐ捨ててください。
計画を線密に立てるよりもすぐ行動。
あくまで私なりの書評なので私の考え方。
多少のアバウトさを残しておいたほうがいいという箇所。
もう1つの意味合いが私はあると思っています。
めっちゃすごい計画を立てたとします。
ギッシリと書かれている計画表。
多少のブレも許さないようなやつです。
それを実行していても楽しく無い気がします。
少しでもブレてしまったら修正。
自己卑下してしまうかもしれません。
それなら計画を立てるよりまず行動。
行動しながら改善の方が私も好きな考え方です。
(P.29) たしかに目標は大切です。しかし、「目標」に縛られ過ぎると、「やりたくないけれども、やらなくてはいけない」という強制感が生まれてしまいます。例えば、今年の目標として「腹筋を1日50回する」と手帳に書くと、それが目に入るたびに「今日もやらないといけない」という義務感が出てきますし、仮にできない日があった場合は、「今日はやれなかった」と自己嫌悪に陥ります。
目標を立てると強制感や義務感に陥ってしまう。
やれなかった場合は自己嫌悪に陥ってしまう。
このコンボは私自身すごくわかります。
私はあまり目標を立てないタイプになりました。
今の目標はブログ継続10年。
毎日更新10年を目指しています。
現在は6年半です。
これは自分が「やりたくて」立てている目標。
それにブログ読者さんも楽しんでもらえる。
お互いに共有できる目標として立てています。
目標と言うか大義名分に近いのかもしれません。
ツイッターに関しては目標って全然立てていません。
そんな私でもフォロワー数13000人いる。
結構なアカウントに育ってきています。
目標を立ててもツイッターやめた人は山程いるわけです。
そのように考えると良い付き合いを出来て長く続けていると感じます。
(P.50) 一生で1度しかない「今日」という日を、いつも最高の1日にする。そう、心に決めています。だから、「イヤなことは死んでもやらない」。そう決めているのです。だから、ここで私はあなたに問いたい。あなたが本当にやりたいことは何ですか? やりたいことに向かって全力で生きていますか? やりたくないことは、はっきりしていますか? やりたくないことをやらないために、どんな努力をしていますか?
引用視点で書かれている4つの質問。
Q、あなたが本当にやりたいことは何?
Q、やりたいことに向かって全力で生きてる?
Q、やりたくないことは、はっきりしてる?
Q、やりたくないことをやらないためにどんな努力をしてる?
大切な問いだと思います。
3ヵ月後や半年後や1年後。
考えることは悪いことではございません。
でも1日1日という日。
今日は今日しか無いんですよね。
その今日を最高の1日にしていく。
私も共感する考え方です。
【イヤなことは死んでもやるな】
・毎日の日常生活から嫌なことを減らしていく
【新刊】やりたくないことを考える イヤなことは死んでもやるなでした。
いきなり嫌なことをスパッとゼロにする。
人間は習慣の生き物なのでなかなか難しいと思います。
本書の後半からは具体的な手法や考え方。
イヤなことは死んでもやるなの実践編かもしれません。
私も毎日の生活の中から1つずつ嫌なことを排除していきます。