・認知度も高いあのヒロミさんの書籍
芸能人のヒロミさん。
名前を聞いてすぐに顔が浮かぶ。
そのような方も多いかと思います。
ヒロミさんと言うとテレビから一時期は消えていました。
そこからの復活劇。
最近は再びよく見る機会があります。
そのエピソードというか自伝的な語りもある本書です。
ヒロミさんはこちらを忘れてはいけません。
【【新刊】まさに人生訓と言える1冊 ヒロミ×藤田晋の小休止のすすめ】
サイバーエージェントの藤田晋さんとの共著。
「小休止のすすめ (SB新書)」。
書評も好評でした。
誕生日プレゼントとして、ほしい物リストからいただきました。
2019年の誕生日に書評した想い出深い1冊になっています。
今回の「いい訳しない生き方」はそれよりもかなり前。
約4年前と言える時期の書籍になります。
ヒロミさんがテレビに復帰されて多く出演されるようになった。
そのような出始めの時期に出版された本かもしれません。
小休止のすすめに比べたら半生などを語る視点も多いですが、楽しい1冊。
書名:いい訳しない生き方。
著者:ヒロミ
出版社:ロングセラーズ
出版年:2015年9月15日
ページ数:279ページ
人生の選択肢は1つではない。
芸能界から経営の世界へ。そして再び芸能界へ。
ヒロミさんだからこそ語れる視点。
私としても「いい訳しない生き方」が理想です。
生き方を目指したいので考え方を注入していただきました。
・ヒロミさんの生き方を学んで生活に取り入れてみよう
(P.3-4) もう、俺も五0歳。大きく変わったつもりはないが、ただの小生意気な小僧でもなくなった。考えもしなかったが、そんな俺に今回、「本を書きませんか」という「変わった風」まで吹いてきた。押されるままに書くことにした。「なるほど、そんなもんかね」 「ヒロミって、こんな考え方するんだ」 「へぇー、こんな人間なんだ」 少しでも俺みたいな生き方が皆さんの何かの足しになればうれしいです。芸能人として、中小企業の経営者として、そして家庭人として生きてきた五0年です。
【目次】
プロローグ
1:決めたら動く、頭で考えない
2:いい訳しない人生
3:これも社長の仕事
4:人生、山あり谷あり
5:作り話のようなホントの話
6:一番刺激的な時代
エピローグ
本書の目次と概要でございます。
最初に紹介した小休止のすすめ。
藤田晋さんとの共著は今年(2019年)1月に出版。
書評させていただく、いい訳しない生き方。
2015年9月に出版されました。
今年からだと約4年前に出版されています。
ちょうど、ヒロミさんが芸能界へまた戻ってきた頃。
よくお見掛けするようになってきた時期なのかもしれません。
共著でしたが、小休止のすすめは本当に良かった。
だからこそ結構前ですけど、本書を読んでみました。
最初は自伝的な箇所が多いです。
そこからヒロミさんならではの視点に入ります。
私なりの書評はヒロミさんのいい訳しない生き方も含め考え方メインです。
(P.24-25) 「人生には無駄なし」俺にとっては一0年休んでちょうどいいのだとつくづく思う。生意気な兄ちゃんが芸能界で調子に乗って生きてきた二0代三0代、そして、まるで違う一般社会という別の世界をみせてもらい、そこでの厳しさも勉強させられた。いま、五0代になってまた芸能界に戻って仕事をさせてもらっているのだ。戻ってみて、つくづく思うのは、俺は出ない時間があってよかったんだ、必要だったんだっていうこと。ちょうどいい感じでやらせてもらっています。
小休止のすすめにも通ずる話です。
「人生には無駄なし」という言葉。
私もどちらかというとそちら寄りのタイプ。
いつか線と線が繋がっていく。
そのときに視点として今がある理由。
過去の人生があったから今の自分がいる。
改めて褒めて称えて肯定をさらにできると思います。
○○で良かったんだと思えると過去を否定せず今を精一杯に生きられる。
プラスの意味合いで私も必要な経験をしたやしてると思って突き進みます。
(P.51) そんな時、一冊の本が本屋さんで目に入った。
『置かれた場所で咲きなさい』
あまり本を読まない俺がすぐに読んだ。心になんか響いたのだ。その本を何冊も買って店に持って行った。スタッフにも読んでほしかったからだ。気持ちが楽になった。なんかちょっと自分の中で光が見えた気がした。自分の咲く所を考え始めた。
『置かれた場所で咲きなさい』という書籍。
2012年4月に幻冬舎から出版。
渡辺和子さんの書籍です。
Amazonカスタマーレビューも評価も凄い。
542個の評価。
その中で「☆4.5」という高評価。
生き方を模索している私です。
これも何かの縁と思い私も読んでみます。
(P.72-73) とにかく勘だけが頼り、大事なのは上手く行きそうな空気感だ。頭で考えると、人はやめる理由ばっかり考える。頭の中で結論を出してしまうのだ。確かに失敗しないためには、色々リサーチしてからやるのが必要だと思うけど、考えれば考えるほどやめる理由、バットな情報を見つけようとするのだ。日々そんなことを考えていたら、うまく行くものも行かなくなる。逆に、ちゃんと調べて、凄くいい場所でいい条件なら成功するのかってことだよ。ここでやると決めたら、前しか見ないようにする。
トレーニングジムをオープンしたときの話です。
本書の書名である、いい訳しない生き方に通ずる部分。
私も実際の経験的にもすぐに頭に浮かぶのは出来ない理由。
やれない理由や条件づけして動けなくなるは大いにあります。
だからこそ「出来ない理由よりも出来る理由を考える」です。
もちろん、完璧じゃないので不都合な部分はあります。
でもそれを考えていたら引用の通りでうまく行くものも行かない。
言い訳して言い訳を肯定してしまうと思います。
いつまで経っても行動できないので最近はまず動くの意識です。
(P.116) 自分に一台、付きっきりのカメラがあるとしよう。常に回っているのだ、自分が撮影されているのだ。自分の行動・発言が常に録画されている。それを意識しながら、生きるのだ。誰かに見せるつもりで、自分で演出しながら出来る人を演じるのだ。よく合コンで、いつもとは違う気の利く女を演じる人いるでしょ。付き合っている時は、気前よく色んなプレゼントをしてくれたのに、結婚したら変わったとか、演出に騙されることがよくある。仕事もこういう演出をしていると、そのうち出来る奴になっていると思う。だから、常にカメラが回っていて、自分が映っている。そして日々巻き戻して自分で確認する。
ヒロミさんが仰る視点。
俯瞰的になれるので良いと思います。
私がよくするインターネットでの発言の注意点。
ブログやツイッターなど発言するときの意識です。
『自分の発言はブーメラン』
『ネットでこそ類は友を呼ぶ』
この2つの視点を言うことがよくあります。
自分の発言は巡り巡って自分に跳ね返ってくる。
自分の周りにはその発言によって似た層の人が集まってくる。
ヒロミさんも書いている昔からのことわざ。
「人の振り見て我が振り直せ」
ヒロミさんが引用で書いている自分の行動や発言は常に録音されている。
その意識で生きたら色んな面を意識的に生きられると思います。
私自身も取り入れていこうと思える素敵な視点です。
(P.206-207) 俺は、人に対しての「減点視線」があんまりないんだ。それを持ち出したら、夫婦だって、家庭だって、仲間関係だってお終いだ。芸能界の人間関係もそうだし、普通の会社だって同じだと思う。みんなそれぞれの個性がある。ほかの人間から見れば、長所もあれば短所もある。長所や短所だって、見る人によっちゃ逆のこともあるし。とにかく、「減点視線」は楽しく生きようと思ったら、ジャマなだけ。夫婦や家族はとくにそうだ。あら探しを始めたら、ろくなことがない。「じゃあ、自分はどうなんだ?」ってことになる。「こうやったらいいのにな」 相手にそう思ったら、自分でやればいいだけのこと。それを「不満」にしちゃうからいけない。「不満」を「満足」にするのはむずかしい。感情的になっちゃう。相手に対する「不満」じゃなく「不足」って考えればいい。相手の「不足」は自分が「補足」すればいいだけのこと。
ヒロミさんのこのような視点。
考え方として大好きです。
この引用部分の1文に出会えた。
それだけで本書を遅くても読んで良かったです。
※相手の「不足」は自分が「補足」すればいい
ここはかなりの名言です。
最初から実行できる人は少ないと思います。
なぜなら、減点で見ちゃうのが人間ですよね。
それを踏まえ日頃からそういう視線で見る自分を意識する。
先程のカメラがまわってるとして自分を客観的に見てに通ずると思います。
引用させていただいた最後の2つのヒロミさんの考え方。
私は感銘を受けましたし少しずつでも取り入れる。
考え方の軸として日々の生活に活かしていきたいです。
【いい訳しない生き方。】
・読んでよかった素晴らしい良書
小休止のすすめもオススメ ヒロミのいい訳しない生き方でした。
今回の書籍は約4年前です。
遅すぎると思いきや読んでよかった1冊。
ヒロミさんの考え方って本当に大好き。
改めて小休止のすすめを読んだときと同様に思いました。
特に最後2つの引用させていただいたヒロミさんの視点。
とても感銘を受けましたし取り入れていくと決めました。
私もいい訳しない生き方を出来るよう思考を整理してまずは毎日を精進します。