・現実は変わっていないようで変わっている
考えて行動する。
方向性が合っていない。
闇雲な行動はムダになることも多いです。
そこで事前に「思考法」を学んでおく。
自分で考えつつ行動できる。
闇雲に行動するより成功率。
正解にたどり着く可能性は高くなると思います。
その上で本を読むのが大切。
今回の書籍からは現状からの抜け出し方。
コンフォートゾーンから抜け出す。
考えた上での実践方法。
素晴らしい視点を学ぶことができました。
書名:愚直に、考え抜く。 世界一厄介な問題を解決する思考法
著者:岡田光信
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2019年7月11日
ページ数:200ページ
ダイヤモンド社の新刊。
それだけで中身が既に気になります。
さすが、ダイヤモンド社ブランドだと思います。
それではここからは私なりの書評をしていきたいです。
・いかに己の安全圏を突き抜け自分の「あるべき姿」に最速で近づけるか
(冒頭) この本は、モヤモヤを抱えた私が、いかにして己の安全圏(コンフォートゾーン)を突き抜け、自分の「あるべき姿」に最速で向かっているのか、その思考と行動の方法をまとめたものだ。
【目次】
序章:自分を超えつづけるための方法論はある
第1章:夢想力
第2章:孤考力
第3章:広動力
おわりに
本書の概要と目次になります。
コンフォートゾーンを抜け出したい。
コンフォートゾーンを突き抜けたい。
今の私にぴったりの内容です。
本書から素晴らしいエッセンスを吸収します。
(P.29) スペースデブリの除去をグローバルで当たり前のサービスにしたいと考えている。私の望みは、地上のゴミ収集が日常生活の一部であるように、宇宙のゴミ収集もごく当たり前な時代にしたいのだ。最初は「私の会社」だったが、今では「私たちの会社」になった。株主が増えたから、というだけではなく、世界の宇宙機関、政府などとともにデブリ問題の解決という同じ方向に向かって進みはじめているからだ。
宇宙のゴミ問題について。
あなたはどう思われるでしょうか?
私は話題にもならないし全然気にしてませんでした。
しかし、著者の岡田光信さんに言わせるとです。
宇宙ゴミの問題は深刻。
今のうちに取り組まないとヤバいと仰っています。
そこで会社を立ち上げ、ひとつひとつ形にする。
著者の体験談からが書かれているのでとても説得力がある思考法です。
(P.40) 私の思考・行動の様式は、「ワクワクするようなあるべき姿を夢想力で定め、孤考力×広動力で現実に実現する」という方程式でまとめることができる。この型ができると、自分を超えつづける生き方ができる。では、その3つの力とはどういうものなのか、次章から説明していきたい。
一昔前の書籍。
一にも二にもまず行動。
行動しながら考えろ。
行動しなきゃダメを提唱する書籍ばかりでした。
そこから最近はまた少し変化しました。
しっかり考えて行動に移す。
その重要性を説く書籍が増えています。
闇雲に行動しても目的地にたどり着くつとは限りません。
本を読んで方向性をしっかり踏まえ改善しつつの行動していきたいです。
(P.49) 「あるべき姿」に答えはない。あなたの自由だ。オリジナルでよい。誰かから指図されるものでもなく、誰かから教わるものでもない。あなたにとっての「あるべき姿」が自身で腹落ちするかどうかは、体験や経験、先祖から受け継いだ話、何に喜び、怒り、哀しみ、楽しみを感じるか、これまで読んだ文学、哲学など、そういったものに基づいて決まるだろう。論理よりも欲求や感情、もっと原始的で生理的な感覚といったものに裏付けられるものである。
私の今の生き方。
背中を押してもらえる言葉。
それに新しい生き方を模索。
模索して探していいんだと思いました。
後半部分はほんと仰る通り。
私は『肌感覚』という言葉を使います。
それがまさしくの原始的で生理的な感覚。
やっぱり自分が腹落ちした上で手段を講じたいです。
(P.68) 遅咲きは狂い咲きである。自分なりの「あるべき姿」が定まるのは、むしろ歳を取ってからだ。何らかの人生の覚悟、決め事、それは歳を取ってからのほうが強く大きなパワーを発揮する。
遅咲きは狂い咲き。
とても素敵な言葉。
そして勇気をもらえる言葉。
時間は有限という部分。
早いは早いに越したことは無いと思っちゃいます。
そのときに「遅咲きは狂い咲き」という視点。
人生の覚悟や決め事という部分。
歳を取ってからの方が強いパワーなので私も発揮したいです。
(P.75) あなたが今持っているカードはなんだろう。チーム、技術、資金、そういったものがひとつでもあれば相当ラッキーだ。でも、もし何もなくても、明確なあるべき姿とワクワク感があれば、それで十分だと思う。手持ちのカードから始めよう。少しずつ手に入れていけばいい。私が、「あるべき姿」だけで始めたように。人材、技術、資金、情報が国境をまたいで、いつでも24時間手に入れられる時代なのだから。
私は持っていない方です。
しかし、そこを言い訳にせず行動。
出来ることから開始してゲーム風に言えばです。
「装備を整えている段階」と思ってください。
それでも、著者の岡田光信さんの無い。
今までに無かった宇宙ゴミの問題を解決する企業。
企業だから利益もしっかりと出すわけです。
日本だけでなく世界との関係も宇宙なのであります。
「あるべき姿だけで始めた」という言葉は説得力がある言葉です。
【愚直に、考え抜く。 世界一厄介な問題を解決する思考法】
・思考法もそうだけど勇気ももらえる一冊
【新刊】突き抜ける思考法を学べる 岡田光信の愚直に考え抜くでした。
著者の岡田光信さんの語る思考法。
後半部分が具体的な部分。
書評以降の内容も抜群によかったです。
そして「勇気をもらえる1冊」だと思います。
今までに無かったものを創造する。
創造するだけでなく「結果」として現す。
だからこそ説得力が本の内容です。
読んでみてよかった新刊でした。