・ブログ継続2000日日でも通常の書評
本日ではてなブログ継続日数2000日。
運営開始から1日も休まずに達成しました。
いつも見ていただきましてありがとうございます。
この2000日を振り返ったり今後の決意表明。
してもいいんですが、今日は通常通りの書評していきます。
もし何かありましたら明日は日曜日。
当ブログは余談話と1週間の振り返り記事を投稿します。
明日、書いていこうと思っています。
本日の記事は「フラットに淡々」とやっていきます。
「通常通りの書評」と書きました。
これはその通りであり少し違います。
久しぶりに読んでいて痺れる書籍。
価値観が良い意味で「ぶっ飛んでいる人」に出会えた。
本書を読み終わり著者の光本勇介さんをツイッターですぐフォローしました。
私は好奇心はどちらかというと旺盛タイプです。
ただ、まだまだ頭が固いタイプだと思います。
これは光本勇介さんが書いていること。
本書を読んでいると私もまだまだ実行(行動)していない。
「実験思考」という気持ちが欠如していると感じました。
本書を読んでみるといろんな知見を得ること間違いなしです。
書名:実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book)
著者:光本勇介
出版社:幻冬舎
出版年:2019年5月9日
ページ数:197ページ
本書は安い。
本体390円+税。
この390円は流通などの必要最低限のお金。
実質的に無料の書籍になります。
現にKindle版だと「無料(0円)」で販売されています。
本書は面白い試みがあります。
この本の価値は何円になりますか?
読んでくれて読者さんにその部分を委ねています。
まさに「実験思考」という書名に相応しい書籍です。
そんな「ぶっ飛んでいる光本勇介」さんの考えを学べる書籍を紹介します。
・変化の時代だからこそ実験する人にとっては絶好のチャンス
(P.10-11) 本書は、そんなぼくがこれまでどんな「実験」をしてきたのか、そのいわば「実験思考」とはどういうものなのか、これからどんな「実験」をしてみたいのか、それらを余すことなく書きました。いまは「先が見えない時代」「大変革の時代」などといわれます。チャレンジを恐れ、失敗を恐れて生きる人にとっては、恐怖の時代かもしれません。「明日はどうなるのだろう?」とビクビクしながら過ごさなくてはいけません。でも「実験思考」で生きれば、こんなに楽しい時代はありません。変化の時代だからこそ、実験する人にとっては絶好のチャンスなのです。失敗すら成功へのひとつのプロセスに過ぎません。あくまで実験なのだから、仮設どおりにいかなくても、こっちの道ではないとわかった、というひとつの結果なのです。
【目次】
はじめに:すべてのビジネスは「実験」だ
CHAPTER1:ぼくはこんな「実験」をしてきた
CHAPTER2:ぼくの「実験思考」のすべて
CHAPTER3:こんな「実験」がやりたい
おわりに:まだまだお金が足りない
本書の概要と目次になります。
CHAPTER1の話。
ぼくはこんな「実験」をしてきたです。
「STORES.jp」と「CASH」というサイト。
「CASH」はご存知の人も多いと思います。
簡単に言うと物を写真に撮る。
すぐに現金化してしまうサービス。
超話題になったので「そんなサービスあった」と思う人。
話題性で聞いたことある人は多いんじゃないでしょうか。
私も「CASH」の件で光本勇介さんを意識しました。
その光本勇介さんの軌跡。
今までの道のりとこれからを辿ることができます。
私は好奇心は旺盛ではあります。
ただ、実験をしているかと言われたら…です。
本書を読んでもっと実験思考で生きたいと思えました。
(P.44-45) そこでぼくはインターネットでアンケートをとりました。いまとなっては、そんなネットリサーチなんて誰も信じませんが、10年前に1回だけ、たしか5000人くらいの車を持っている人に聞いたことがあります。「載っていないときにお金がもらえるのなら、あなたの車を貸してもいいと思いますか?」。すると、約20%の人が「貸してもいい」と答えました。これを少ないと見るか多いと見るかですが、ぼくはめちゃくちゃ多いと感じました。
今だと車を貸し出すサービス。
自家用車のシェアサービスってありますよね。
それを10年前に考え付き実行している。
光本勇介さん凄いと思いました。
ただし、10年前の時代なので早すぎて失敗とは書かれています。
このような発想。
着眼点と言っていいと思います。
先見の明がありすぎて読んでいて鳥肌が立つ。
久しぶりにこのような書籍に出会えました。
それでいて「価格自由」というのがまさに実験思考です。
(P.66) 事業は「市場選択」と「タイミング」が大切だということを過去の経験から学びました。なんでもよければいつでも事業をスタートできたと思いますが、「このタイミングでやるべき事業は何か?」というのを、いろんな市場を全部見てから自分なりに選ぼうと思っていたのです。ゆっくり市場を調べたり、いろんな人とご飯を食べて話を聞いたり、興味がある領域の本をアマゾンで買いまくって読んだりして過ごしました。
先ほどの話からの続き。
そのように言ってもいいかもしれません。
ブラッシュアップしているのはさすがですよね。
「自己観察」と言ってもいいかもしれません。
どうしてダメだったのか。
過去の経験から考えて未来に活かす。
自分自身をしっかり把握している印象。
光本勇介さんという人物が気になる書籍と言ってもいいです。
(P.69-70) そこでお店のオーナーの管理画面上に「スピードキャッシュ」というボタンを設置することにしました。そのボタンを押すと、翌日に売上が振り込まれるというサービスです。ただ、その代わり3・5%の「早期払い手数料」をもらいます。3・5%というのは決して安くはない手数料なのですが、これを設置した瞬間、みんな死ぬほど押してくれたのです。それが気づきになりました。「世の中の人たちはこんなにすぐに現金が欲しいんだ」と。少額でもいいから、手数料を払ってでも、すぐに手元に欲しいのです。
正直に言います。
今の私なら確実に押すボタンです。
私に限らず押す人は多いんじゃないでしょうか?
このような着眼点がさすがだと思いました。
そして気づきをしっかり実行に移して実験する。
本書の書名である「実験思考」をしていると実感しました。
(P.97-98) あまり詳しくなりすぎると、「普通の人」ではなくなってしまうからです。具体的にやっているのは「iTunesのトップ10」を毎月かならずダウンロードしていたり、とにかくニュースはヤフーニュースのトップページをチェックしていたり。そうすることで「マスの人たちの感覚」を知ることができるのです。ただ、それを明確に言語化するようなことはしません。「ふーん」という感じで、単純に触れてみて、その状態で置いておく。いちおう自分も体験して知っておく、くらいの感じです。
フラットに淡々との視点が大切だと思いました。
iTunesのトップ10を毎月ダウンロードする。
これはiTunesではないけど、苫米地英人さんかな?
確かそうだったと思いますが、視点的にもアリの考え方です。
自分が勉強したい本を読む場合。
それをランキング購入に活かす場合。
とにかく1位~10位まで片っ端にすべて購入しろ的なことを書いていました。
どうしてだと思いますか?
それは人それぞれ先入観が必ずあるからです。
もしかしたら、4位の本がすごく参考になったかもしれません。
でも、自分の過去の思考で辻褄合わせして弾いてしまう。
それだと勿体ないので最初から10位まですべて購入する。
そのほうが良いですよということを仰っていました。
「まず触れてみる」という部分は気づきにもなり得ますし大切です。
(P.102-103) 「もし自分がやるなら、どういうビジネスにするか」はつねに考えています。「週末専門の病院を作りたい」というのは一例ですが、こういった感じで普通に生活していて不満に思うことをメモしておくのです。見渡してみると、世の中にはそういうことがたくさん転がっています。すぐに病院が作れなくても、そのアイデアさえあればまったく違うサービスに応用できます。「他のみんなが動いていないときに動く」というのは、何かのキャンペーンに応用できるかもしれません。考えを横展開していけば、「深夜にやっている美容室」など、別のビジネスのアイデアにもつながります。
当たり前を疑うという視点。
本書の光本勇介さんからとても学びました。
病院に関しては過去の慣習や利権。
勝手にルール変えたら怒られるはあるかもしれません。
上からキツいこと言われるなら守ったほうがいいと思う人がいて当然です。
ただ、患者さんからの視点。
土曜日も日曜日も深夜も関係なく。
いつでも診察してもらえるところがある。
そんな場所があったら安心しますよね。
それに「深夜にやっている美容室」という箇所。
これに関しては過去に書評した本に書いてありました。
美容室の通常の営業時間や休業日の形態。
美容師協会(?)みたいなのに加入している人。
営業形態を必ず厳守してくださいということです。
もちろん、協会に所属するメリットもあります。
でも、お店や自分自身の自由は効かなくなってしまいます。
だから、最近は料金体系や休業日。
美容室でも違うお店って増えている印象ありませんか?
それはこのような部分もあるかと思っています。
【実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book)】
・はてなブログ継続日数3000日に向けてもっと実験!
【新刊】はてなブログ継続2000日記念も書評 光本勇介の実験思考でした。
私が当ブログ。
不思議の国のアラモードで実験したこと。
実験と言ったら変かもしれません。
ガラッと変えたことを書きたいと思います。
毎日のようにコンビニ中心とした新商品。
新商品や期間限定系の商品を食レポしていました。
それを数年間、続けてみてここ2年くらいは書評ブログ。
新刊を中心とした書評をしています。
去年(2018年)は1年間で279冊の書評しました。
私の「食レポ年数」と「書評年数」です。
《まだ》食レポしていた頃の方が長いと思います。
でも最近は見てくださっている人の印象が違います。
「書評ブロガー」と言われる機会が断トツで多いです。
食レポから書評に変更した話を書きました。
これも今後さらに変わるかもしれません。
「あの動画投稿で有名な配信者さん毎日ブログも書いているらしいよ?」
もしかしたら、こうなっている未来もあるかもです。
継続日数3000日に向けてブログも大切にしつつ実験していきます。