超ノート術 大平信孝のたった1枚の紙で3つの「ない」がなくなる

・3つの「ない」が無くなるとは

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ノート術・手帳術・メモ術。

カテゴリーの書評になります。

本書は新刊ではございません。

ただ、去年(2018年)12月に出版されました。

 

そこから半年以上は経っています。

現時点のAmazonカスタマーレビューの評価。

13件中で☆4.5の高評価です。

それも踏まえて読んでみました。

そして書評したいと思いました。

 

本書に関してはノート術。

ノートよりはメモに近いかもしれません。

「たった1枚の紙」という部分。

紙を出しそこに書き出すという行為。

侮れませんし意識的に成るの大切です。

 

たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる

 

書名:たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる

著者:大平信孝

出版社:大和書房

出版年:2018年12月23日

ページ数:192ページ

 

3つの「ない」とブログタイトルに書きました。

それが本書の書名になります。

「続かない」

「やりたくない」

「自信がない」

本書のテクニックは優れているので参考になりますよ。

 

・どんな困難も打ち破るためのシンプルで強力なメソッド

 

(P.3) この本を手にとってくださりありがとうございます。この本はあなたの中にある本物の「やる気」を引き出す本です。そうすることで、あなたの「続かない」「やりたくない」「自信がない」をなくします。どんな困難も打ち破るためのシンプルで強力なメソッドを紹介します。

 


【目次】
序章:過去をないがしろにしていませんか? いつもやる気が上がらない人の理由
第1章:「井戸メソッド」で過去を思い出す
第2章:やる気無限大! 行動イノベーションシート
第3章:劇的に変わる人、続々! 行動イノベーションシートの例
第4章:理解を深めて、効果倍増! 行動イノベーションシートをうまく活用する
おわりに

 

本書の概要と目次です。

やらなきゃいけないのにやる気が出ない。

モチベーションが上がらない。

ついつい口に出る人もいると思います。

 

本書は序章から「やる気が上がらない人の理由」です。

自分も当てはまっているという人も多いかもしれません。

それを踏まえると本書の強力なメソッド。

本書のテクニックや内容が役立つ人も多いと思います。

私も生活に取り入れたい部分が本書から見つかりました。

 

(P.24-25) 続かない、やる気が出ない、自信がないときというのは、過去をないがしろにしているのです。さらにいえば、自分がダメだったときの記憶ばかりを思い出し、自分にダメ出しをしているのです。自分がダメだったときのことばかり考えていたら、誰でも行動したくなくなります。私たちの人生は、うまくいかないことも多いですが、うまくいくときもあります。うまくいっていた頃の感覚を忘れている人が多いのです。ですので、こういったことに気づく必要があるのです。

 

私がこれだけ長い期間ブログを書き続けられる理由。

ブロガーとして向いている部分を書きます。

あくまで1つの要因としてになります。

これが大きいからこそ「継続力」になっています。

 

それは「自分の記事にダメ出しをしない」です。

不思議の国のアラモードの1番の読者は自分自身。

過去記事を読んだときに「さすがの着眼点」と思う。

「良いこと書いている」と実感する。

私は自分の記事を読むと自己肯定感が上がります。

 

私の中で最高で大好きなブログ。

ダメ出しなんてする必要はない。

過去記事を読んだときに良いイメージが湧きます。

それを踏まえて本書の序章の視点です。

私はブログに当てはめてみたら腑に落ちました。

 

(P.30) どうして、最初に感じていた、ワクワクした気持ちは消えてしまうのでしょうか。やろうとしていた気持ちや勢いは、なぜなくなってしまうのでしょうか。その理由は、自分で「自己肯定感」を下げてしまったからです。自己肯定感は、自分を否定する感覚と対比すると理解しやすいかもしれません。「自分なんてダメだ、自分には無理だ」と思っている状態と逆なのが、自己肯定できている状態です。つまり、自分で自分にOKを出せている状態のことです。

 

当ブログでは何冊も自己肯定感についての書籍。

私が自己肯定感が低いので紹介させていただいています。

おかげさまで本の効果で前よりは良くなっています。

私の自己肯定感は低いけど、1つ高い部分があります。

先ほども書いたこちらになります。

 

「ブログに関しての自己肯定感」です。

これは「先天的」なものになります。

前からブログ書くのも読むのも大好きなのは変わらない。

自分の過去記事を読んでもダメ出しなんて絶対にしない。

自分が書いた記事なのにテンション上げたり勉強になる。

私くらい自分のブログが大好きな人ってきっと珍しいと思います(笑)

 

(P.42) どんな人であっても、「やってみよう」というポジティブな気持ち、「やる気」を持っています。しかしなぜか、時間が経つにつれてしぼんでしまう。そこで過去を振り返ることで、そのやる気を取り戻すのです。過去から「大切にしていた価値観」を思い出し、その価値観にのっとって行動することで、本当にやりたかったことに向かっている感覚を思い出すのです。それによって、義務感でやっていた仕事への見方さえも変わります。

 

自分の価値観を見直す。

意識して棚卸しするのは大切です。

本書ではその方法として2つの方法。

1つが、井戸メソッド。

もう1つが、行動イノベーションシート。

 

2つの方法が紹介されています。

紙を1枚準備してください。

ここに○○を書き出してください。

シンプルですけど、効果があるのは私も実感しています。

シンプルの方が取り組みやすいし理解しやすいですからね。

 

(P.47) ネガティブな過去ばかり思い出していると、気分が悪くなり、自分の未来に対しても悪いイメージを持ちやすいのです。逆に、過去のいい記憶を思い出すことが多くなれば、気分がよくなるので、自分の未来に対してもいいイメージを持ちやすいのです。だから、過去を振り返るといっても、意図して振り返る必要があります。あなた自身が、「本当によかった」「あのときは心の底から楽しんでいた」という瞬間を思い出してほしいのです。

 

この視点は超重要だと思います。

私は自己肯定感が低いと書きました。

基本的にはネガティブ寄りなのでわかるんですよ。

どういうことかというとこちら。

 

過去を振り返ると後悔や悔しさが溢れてくる。

やる気やモチベを上げるどころか下がります。

だからこそ「意図的」という部分。

意図的に「良い記憶を思い出す」が大切。

私も試行錯誤して辿り着き意識的になっているので紹介しました。

 

(P.58-59) 思い出すときは、いくつかポイントがあります。ポイント、といっても心がけくらいのことですので、書き出す際には意識してみてください。逆にこれに従えば、過去の名場面を思い出しやすくなり、思い出し筋がついてきます。ぜひ実践してみてください。ただし、過去を思い出すのは、あくまでもやる気回復のためですので、なかなか思い出せなかったとしても、自分を責めないでください。無理をしすぎずに、あなたのペースで進めてください。

 

こちらは第1章の冒頭。

ただ、本書からは「序章」を中心に書評しました。

本書のテクニックは理解しやすい。

それでいて効果抜群だと思います。

「自分を責めない」って本当に大切だと思います。

責めて良いことは無いので私も肝に銘じたいです。

 

【たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる】

たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる

たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる

 

 

・本書が高評価の理由も頷ける

超ノート術 大平信孝のたった1枚の紙で3つの「ない」がなくなるでした。

「超ノート術」と記事タイトル名に書きました。

「超メモ術」でいいかもしれません。

とにかくいろいろ1枚に書き出しましょうよです。

 

そして、本書的に言うとポジティブにです。

悪い部分を見ないで肯定的な側面を見る。

肯定的意図で書き出しましょうです。

書評は「序章」を中心にお送りしました。

それ以上のテクニックなどの後半も素晴らしい書籍でした。