・すごろくノート術かなり好きかもしれない
当ブログでは数々のノート術。
『ノート術・手帳術・メモ術』のカテゴリーとして紹介しています。
ノート術というのは人それぞれ。
それにブラッシュアップして自分好みにカスタマイズする。
書いていて気持ちよくなるノート術を知っておくのは武器になりますよ。
武器と言いますか気持ち的にもラクになったりもします。
書くことの効用って科学的にも実証されています。
先日、紹介した書籍の書評。
エクスプレッシブ・ライティングなんかもそうですからね。
まずは書いてみるということが大切です。
この書いてみるは「ネガティブ」でもいいんですよ?
書き出すことによって俯瞰的に見れる。
それにそのままでストレス解消にもなったりします。
ツイッターの本垢(メインアカウント)で愚痴を吐くくらいならですよ?
自分だけ見るノートに書きなぐってネガティブを吐き出すのもありだと思います。
いろんなノート術を紹介していますが、本書は特にシンプルでわかりやすいですよ。
書名:最速で夢をかなえる! すごろくノート術 (DO BOOKS)
著者:原 麻衣子
出版社:同文舘出版
出版年:2019年2月15日
ページ数:232ページ
妄想がするっと現実化する。
たった5分で引き寄せ体質になる魔法のツール。
本書は引き寄せの法則の方で売りたいのかな?
キャッチコピー的にはそのように思っても無理は無いと思います。
私が読んだ感想としては引き寄せ本ではなくもっと簡単な部分。
書くだけで日々の心持ちが変わりますよってところだと思います。
毎日の気分が良くなる。
毎日が楽しくなる。
その流れで願望も叶っていく。
良い部分の良のスパイラルが起きると思うんですよね。
書くことの大切さを改めて学べた新刊を書評していきます。
・すごろくノート5つのメリットとは
(P.1) [すごろくノート5つのメリット]
1:妄想レベルの夢がみるみる叶う!
2:妄想パワーでどんどん行動したくなる!
3:誰でもカンタン! 楽しく続く!
4:毎日おもしろいほどタスクがはかどる!
5:自分をほめる達人になる!
【目次】
幸せな引き寄せ体質になる! すごろくノート術
はじめに
Chapter1:最速で夢を叶える! すごろくノート
Chapter2:「すごろくノート術」 準備編――気分が上がる文房具を選ぼう!
Chapter3:「すごろくノート術」 実践編――すごろくノートの書き方5つのステップ
Chapter4:毎日の仕事や家事・育児もはかどる! デイリーすごろくノート術
Chapter5:ノートの中身拝見! すごろくノート活用事例
Chapter6:引き寄せ力アップ! すごろくノートでもっと夢を叶える秘訣
おわりに
本書の目次と概要。
本書は「女性向け」視点が多いです。
しかしながら老若男女問わずが私のスタンス。
結局のところ『自分の感性に合うか合わないか』もあります。
本書はシンプルなノート術ですし色んな人に試してほしい方法です。
私自身も結局はシンプルな方法に落ち着きます。
そしてシンプルだから悪いってことはありません。
むしろ、長々と継続できたりしますし相乗効果が出るんですよね。
すごろくノート術もまさしくの手法だと思いました。
楽しくワクワクしてくるノート術ですよ。
(P.23-24) でも、すごろくとは、ちがうところもあります。
1:叶えたいことや日常のスケジュールなど、自分の好きなテーマでつくれる
2:サイコロは使わず、自分のペースで進めていける
3:少しずつマスを書き足していってゴールをめざす
4:マスを戻ることはなく、次々に進めていく
5:1人で書く、自分だけのすごろくすごろくノートは、ゲームのすごろくと同じように、1マス1マス進めるもの。でも、誰に見せるわけでもない自分だけのもの。小さな一歩を重ねながら、夢を叶えたり目標達成できる、まったく新しいノート術です。
すごろくノート術とは何ぞや?
その部分も最初にしっかりと説明されています。
すごろくと言うからにはすごろくとの共通点。
誰しもがやったことがあるすごろくです。
最初に共通点が書かれています。
それと同時にノート術なので別視点も書かれています。
私が読んだ感想は「マインドマップ」の簡略版という印象でした。
マインドマップというのはトニーブザンの有名な手法。
頭の中を整理するには最適なツールだと思います。
ただし、とっつきにくい人はとっつきにくい。
もっと簡単に頭の整理をしたい。
そのときに本書が役立つと思います。
すごろくノート術というネーミングも私は大好きです。
ポジティブに取り組めるノート術だと思いました。
何事もやっぱり「楽しく」だと思います。
すごろくノート術は楽しく取り組めるはずです。
(P.28) すごろくノートでは、この会話をノートに書きとめていきます。頭の中を行ったり来たりする考えや、自分だけの脳内会議。心の葛藤やモヤモヤも、人には言えない本音も、ポジティブなこともネガティブなことも、とにかく全部「見える化」していくのです。「見える化すると思考がスッキリする」とよく言われますが、すごろくノートには、すべてをただただ書き出していきます。初めて見た人が「ここまで書くの!?」と衝撃を受けるほど(笑)。すごろくノートは、まさに究極の見える化ツールなのです。
頭の中の脳内会話。
誰しも脳内会話ってあると思います。
それも書き留めましょう。
すごろくノート術ってシンプルですよ。
とにかくノートに書きなぐってしまうわけですから。
そこにすごろくのルールを持ってくるわけです。
最初に書いた通りのエクスプレッシブライティング。
ネガティブなことを書きなぐるだけでもストレス発散になります。
つまり、ノートを開いて何でも書くのはいいことなんですよ。
誰かに言ったりツイッターに愚痴を吐く必要はありません。
むしろ、そんなことを書いたら嫌われる可能性もあります。
だからこそ自分自身との対話にノートを有効活用しましょう。
(P.42) 「毎日、ごきげんでいる」人というのは、もっと言うと、「毎日、自分で自分をごきげんにできる人」です。自分で自分を応援したり、慰めたり、やさしい言葉をかけたり、自分で自分をコントロールすることができる人です。自分で自分を応援できると最強です! 友だちや同僚に話を聞いてもらわなくてもいい。家族にグチを言わなくてもいい。ストレス発散のためにケーキを買ったり、カラオケに行かなくてもいい。そして何より、悶々と長い間、落ち込み続けなくていいんです。
かなりの名言だと思います。
原 麻衣子さんからの素敵な言葉です。
毎日ごきげんでいる人は毎日を自分で自分をごきげんにできる人。
私は本を読み始めた頃に日本一の納税額者の斎藤一人さんの考え方。
結構な感じでインストールさせていただきました。
そのときに「上気元」という言葉が出てきました。
上気元というのは上機嫌の言い換えです。
斎藤一人さんのこのような言葉の言い換えも好きです。
そのときに書かれていたのが自分の機嫌は自分で取ろうでした。
人それぞれ気分屋な部分って持ち合わせてると思います。
だからこそ自分で自分の機嫌を取れる人って最強です。
ごきげんに出来る方法を知って実践すれば毎日がごきげんになります。
(P.58) すごろくノートの大きな特徴は、脳内会話をそのまま全部、記録すること。もはや「書いている」というより「話している」感覚のほうが近いかもしれません。「頭の中がおしゃべりで、書くのが追いつかない!」となっていたら、素晴らしいです! 逆に、「これは書いていいのかな?」などと考え込んでしまうと、ペンは止まってしまいます。文字を書きまちがえたとき、消して修正できるペンはとても便利ですが、そこで思考を止めてしまいます。また、まちがえて消すということを繰り返すうちに、「まちがえないように書かなきゃ」と思ってしまう人が多いのです。すごろくノートは、「正しく」書くことより、「きれいに」書くことより、「ありのまま全部」書くことが大事。もしまちがえたら、二重線を引いてもいい。ぐちゃぐちゃにしてもいい。「まちがえちゃった~!」と頭の中で思ったとしたら、「まちがえちゃった~!」とそのまま書く! これが加速する一番のポイントです。
脳内会話をそのまま記録する。
ノート術というと構える人もいると思います。
そうではなく「まず書く」が正解です。
些細なことだろうとどうでもいいことだろうと書く。
誰かに見せるわけじゃないんだし書けばいいんですよね。
ノート術に関しては完璧主義は捨てましょう。
間違えてもいいですしキレイに書かなくてもいい。
とにかく書くことがスタートラインです。
この意識を持つことによって書くことに目覚める。
メモの魔力に惹き込まれていくと思います。
(P.74) すごろくノートのスタートのポイントは、頭の中で「○○しなきゃ」と思っていてもいいので、ノートには「○○したい!」という形式で書くこと。たったそれだけで、脳に「○○したい!」という指令が出て、会話が激変します。ゲーム感覚で、ポジティブスタートに転換する練習をしてみましょう。
[中略]
はじめは慣れないかもしれません。「○○しなきゃ」と頭に浮かぶたびに、言葉づかいを「ポジティブ転換」するゲームと思って意識してみましょう。
「○○しなきゃ」を「○○したい!」に変える。
小さなことでも大きな成果につながります。
日本には古くからの風習で素晴らしい言葉があります。
「言霊」です。
自分が言うことってブーメランのように返ってきます。
それを言うとネガティブなことは書けないと思ってしまうんじゃないでしょうか。
そうではなく他人にネガティブを向けないのが大切です。
だからこそ本書のように自分しか見ないノートに書きなぐってしまえばいいわけです。
それに言葉は小さな変化で大きく変わるのが素晴らしさ。
『ブログ書かなきゃ』ではなく、
『ブログ書きたい!』ということ。
どうでしょうか?
ポジティブに感じませんか?
ツイッターなど見ても「書かなきゃ」と書く人は多いです。
だからこそ「書きたい!」と言い換えてみる。
それだけで思考回路が変わり書きたくなる理由がどんどん見つかる。
そういう方向性もあるので小さな変化を起こすのは大切です。
【最速で夢をかなえる! すごろくノート術 (DO BOOKS)】
最速で夢をかなえる! すごろくノート術 (DO BOOKS)
- 作者: 原麻衣子
- 出版社/メーカー: 同文舘出版
- 発売日: 2019/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・まとめ
【新刊】何でも良いから書いちゃう 原 麻衣子のすごろくノート術でした。
ノート術って「術」ってあります。
スキルなりテクニックなり考えてしまう人もいるんじゃないでしょうか。
そうではなく「まず書く」が正解です。
荒削りだろうとなんだろうと書くことがスタートライン。
気軽にノートに向かってペンで書く。
それだけでも視点が変わり日々の生活に良い側面が出てくると思いますよ。