・仕事がブログでブログが仕事
私は遊びと仕事の境界線を持たないタイプです。
仕事が遊びであり遊びが仕事である。
ここ数年で提唱されている人もかなり増えましたよね。
昔は「遊びじゃないんだから仕事ちゃんとしろ!」と怒る人がいたものです。
とは言え、今でもそのような印象をお持ちの人がいるかもしれません。
これは勘違いもあると思うんですよね。
仕事=真面目にやるもの
遊び=息抜きやリラックスするもの。
この解釈がそもそもの間違いなわけです。
仕事が遊びというタイプの人。
「遊び=真面目」という方程式が成り立つ人だと思います。
だから、今までの概念である「遊び」という言葉からはまた違います。
私自身もそんなタイプなので寝てるとき以外はアンテナを立てておく。
常に仕事というスタイルでずーっと生きています。
斎藤一人さんの著書の書名にもありました。
「仕事はおもしろい」という人は没頭しちゃうんですよね。
寝食を忘れて10時間取り組める人もいるかもしれません。
そうなると仕事と遊びの境界線はわかりません。
むしろ、「成果」や「結果」が出てるなら良いのでは?
逆に真面目にやっていて結果が伴わない仕事は仕事なのか?
そのような疑問も出てきますが、それは本筋とは外れるのでこの辺で。
今回の書籍は最近知ったばかりで早速読んでみました。
書名:仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)
著者:藤田晋
出版社:竹書房
出版年:2018年8月1日
ページ数:191ページ
出版社の竹書房。
竹書房と言うとポプテピピック。
糞漫画が糞アニメになったことで有名な作品。
去年(2018年)大旋風を起こしたポプテピピックの印象が強いです。
竹書房ネタもポプテピピックでよく登場しますからねw
ちなみに私が当ブログでよく書く言葉。
「行動力の化身」もポプテピピックからの「名言(迷言?)」です。
話を戻して近代麻雀戦術シリーズです。
藤田晋さんがコラムを連載していたとは知りませんでした。
おわりにで書かれていますが、「漫画雑誌である」と書かれています。
確か近代麻雀ってカイジで有名な福本伸行さん。
カイジと双璧をなす人気作の「アカギ」が連載されていた雑誌ですよね。
名前は聞いたことがある麻雀雑誌ですけど、藤田晋さんのコラムがあるとは。
950字のコラムだからこそ本質をついている言葉が並んでいて読みやすい。
82のコラムから突き刺さる言葉が見つかると思います。
私は藤田晋さんの厳しい言葉であり本質をつく言葉って大好きです。
厳しさの中に優しさがあり、だからといって優しいわけでなく厳しいと思える言葉。
今回は目次や概要もなくいきなり書評に移っていきたいと思います。
・近代麻雀での3年半に渡っての連載を再編集した書籍
(P.18) 私は言い訳が出る時点で、そもそも経営者の「姿勢」がなってないと思います。震災が起きようが、ヨーロッパで金融危機が起きようが、「何が起きても自分のせい」という心構えがあれば、あらゆる事態を想定し、準備します。そして、何が起ころうが粘り強く対応することが出来るのです。そんな張りつめたような緊張感を持って初めて、継続的に事業を成長させることが出来るのです。本当に運が悪かっただけということも起こるのですが、現実にそれは周囲からの慰めにしかならないでしょう。自分から言い訳の言葉が出たら、その時点で「心構えが出来てなかった」と捉えるべきです。
言い訳していいわけが無いというダジャレ的なこと。
過去に戯言(私なりの考え方)で書いた記憶があります。
藤田晋さんの好きな部分ってまさしく引用の言葉です。
「生き方」や「仕事への姿勢」を正すことが並びます。
襟を正すという言葉がありますけど、シャキッとさせてくれます。
私はブロガーなのでブログ目線です。
でも、今だとYouTuberさんも含めて動画で活動している人。
ネット上で自分を体現できるような「活動」している人は多いと思います。
だから仕事というより誰もが当てはまる「大枠」として意識した方が良い言葉。
もちろん、戒めのように書いておきますけど、私自身もそうです。
ブログだとここ数年でアクセス数が激減した人は多いと思います。
ブロガーさんや有名アフィリエイターさんのアクセス数や報酬激減の記事。
そのような記事をここ1~2年で読んだ人も多いかもしれません。
グーグル先生も検索エンジンをよくするためにアップデートを試行錯誤しています。
パンダアップデートやペンギンアップデートなど有名です。
そのときにグーグル先生を言い訳材料にしても仕方ないんですよね…。
現に生き残っている人も多いわけです。
「言い訳が出る時点で経営者の姿勢がなってない」というお言葉。
これはブロガーさんやYouTuberさん含めて動画サイトで活動している人。
経営者に限らずみんなに当てはまる言葉だと思いますし私も戒めたいです。
あらゆる事態を想定し準備する。
何が起ころうが粘り強く対応する。
私も2019年は「甘い自分からの卒業」をしていきたい。
それこそ、藤田晋さんの言われるような軸があり肝が据わる人間。
心構えを持ちつつ貪欲に結果や成果として出していきたいです。
(P.31) 起業家でも、理想ばかり語って実績から目を背ける人がいます。もちろんそういう人が成功しているのは見たことがありませんが、立ち上げ当初、悪魔に魂を売ってでも結果を出そうとしていた私から言わせれば、ただ現実から逃げているように見えます。仕事も麻雀も、結果が出なければ面白くありません。だからと言って諦めたらそこで終わりです。「勝てば面白く、負ければ面白くない」この真理と潔く向き合って努力するしかありません。挫折や敗北を受け入れ、それを乗り越えた先に成長があるのです。
藤田晋さんの言葉は胸に「グサッ」と突き刺さるんですよ。
私としては痛い言葉のオンパレードなんですよね。
自分に甘い人には荒療治として藤田晋さんの言葉を読んでみる。
私はオススメしたいところであります。
最初に「仕事はおもしろい」ということを書きました。
これも「結果」が出てくるとより面白くなるんですよね。
私のブログの体験談。
最初の数ヵ月、1日2~3記事を書いていました。
私は記事を書くこと自体が楽しくて大好き。
でも、アクセス数や読者数という「結果」です。
結果がついてくると書くのがさらに楽しくなりました。
だからこそ、貪欲に「結果」を追い求める姿勢も取り戻していきたいです。
(P.35) 我を失った人は、相手から見れば格好の餌食です。結局はキレたらそこでゲームオーバーなのです。仕事においても、上司に取引先に同僚に、途中でキレそうなことならいくらでもあると思います。しかし、最後にゲームを制している人はいつも、忍耐強く、我慢強く、最後までゲームを投げ出さなかった人だけです。麻雀を通じて精神力を鍛え、より強靭な「忍耐力」を身につけましょう。それは人生における大きな武器になると思います。
キレたらそこでゲームオーバー。
私もキレたところで良いことは無いと思います。
私は普段から怒りませんし温厚で優しいタイプです。
人生でキレたことなんて3回も無いかもしれません。
それでも人間どこでどうなるかわからないので常に自己観察。
自分に対しての冷静であり「客観的な視点」は大切にしたいと思っています。
(P.41) 私自身も44歳になりましたが、日々激しい変化が起きるインターネット業界で第一線に居続けるために、新しいものが出てきたら必ず自分で使うようにしています。新しいデバイス、今までにないサービス、使い慣れたものを捨て、それらを試すのは正直に言えば億劫です。でもその億劫な感覚こそが年齢的な衰えなのです。
私の2018年の気づき。
藤田晋さんの仰ること。
大勢の方が2018年はこのこと重要事項で仰っているんですよ。
(本書も出版年は2018年なので2018年に言われています)
私が書籍メモを特に何度も読み直すお2人。
元2ちゃんねる管理人のひろゆき(西村博之)さん。
死ぬこと以外かすり傷の箕輪厚介さん。
とにかく新しいことに飛び込め。
チャンスはそこにあると仰っています。
すぐに浮かぶのはこの2人ですが、ほんと色んな方が言っておられます。
私は元々は新しいもの好きです。
というよりも今でも「新刊」や「新商品」については多いですよねw
その枠はもっと広範囲で新しいもの好きでした。
アプリや便利ツールなどはどんどん試す姿勢。
今までにないサービスも構えずどんどん使用する2019年にしていきたいです。
(P.47) 何事も、プロのマニアックな解説を聞きすぎるとややこしくなり、シンプルな思考の邪魔をします。専門家は普通のことを言ってたら存在価値がないので仕方のないことなのでしょうが、たとえば映画評論家ほど『アナと雪の女王』や『永遠の0』のような世間で流行っている映画を素直に評価しません。株も麻雀も、これとよく似たことがあると思います。もちろん、シンプルなだけではだめで知識・経験は絶対に必要です。ただ、「難しく考えすぎているな」と思ったときは、シンプルな発想に立ち返ってみるといいでしょう。それが最強の打ち方です。
私は新人さんの視点って大切にしています。
「シンプルに考える」という面で参考にさせてもらうこと多いです。
有名インフルエンサーさんや有名ブロガーさん。
昔で言うアフィリエイトの谷の住人のような有名アフィリエイターさん。
素晴らしい意見や素晴らしい情報も多いですよ。
でもすべてをすべて聞きすぎるとややこしくなるのは間違いないと思います。
私も最近は「難しく考え過ぎている」と思うことが増えました。
だからこそ、初心忘るべからず精神。
精神と言っても頭の中は凝り固まっているままです。
そこで本当に初心者の人を参考にする機会も多いです。
【仕事が麻雀で麻雀が仕事 (近代麻雀戦術シリーズ)】
【【新刊】まさに人生訓と言える1冊 ヒロミ×藤田晋の小休止のすすめ】
・まとめ
82のコラムを読みやすく書籍化! 藤田晋の仕事が麻雀で麻雀が仕事でした。
私が本書を知ったのは上↑のリンクで紹介しているブログ記事。
ヒロミさんとの共著である「小休止のすすめ」です。
この書籍で藤田晋さんが本書のことに触れていました。
書評でも読みたいと書きましたが、この短期間で読んでみました。
私自身は麻雀ってテレビゲームでやれる程度です。
役は少しはわかりますけど、「ロンやツモ」のタイミング。
点数を自分で数えるとかはできないくらいの知識です。
ゲームならロンやツモが出来たら教えてくれますからね。
だから、雀卓を囲んでくらいのレベルではございません。
そんな私ですけど、本書を読んで麻雀って素晴らしいと感じました。
麻雀の勉強をしつつ久しぶりにゲームでプレイしようかと思います。