【新刊】私もリスト化オススメ 古川武士のこころが片づく書く習慣

・書くことのメリット再び

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私の書くメインはパソコン。

Evernote(エバーノート)という有名ソフトを入れています。

そこにとにかく何でもかんでも書きなぐるくらいに書きます。

とは言え、紙の方にまったく書かないわけでも無いです。

紙をメインに使うのは1日の最後。

 

1日の最後にノートを開きます。

そのノートに書きなぐる感じです。

もちろん、カフェなどに通常のノートを持参。

そこで書き書きすることもあるので例外もあります。

ただ、私の1日はほとんどパソコンと向き合っています。

だから、どうしてもメインはEvernoteにしているんですよね。

 

書くことのメリットに関して当ブログでは山ほど書いてあります。

私自身が「メモの恩恵」をとても受けている人間です。

そのような部分もあるので皆様に強くオススメしたい。

それに私もまだまだ新しいメモ術を学びたい意欲が強い。

今回の新刊からも改めて学び直した部分が多かったです。

 

 

書名:こころが片づく「書く」習慣

著者:古川武士

出版社:日本実業出版社

出版年:2018年10月20日

ページ数:192ページ

 

書くことによって心が軽くなる。

モヤモヤ解消する部分があります。

それにちょっとした事でも書いておくと脳の整理になります。

例えば、「16時からスーパーのタイムセールに行く」とかですね。

「えっ、そんなことも書いておくの?」と思ったそこのあなた。

私は書いた方が頭から出し切れるのでそんなことでも書くようにしています。

 

とは言え、書く習慣がまったく無い人。

いきなり白紙の状態の紙に何か書けと言われても迷うと思います。

そして、書く習慣なんてまったく付かないで終了してしまう可能性があります。

だからこその最初は軽いメモからでも私は良いと思うんですよ。

そして、もう1つはリスト化(テンプレート)にしておくのも良いと思います。

本書の素晴らしい部分はそのような部分でしてそれではここからは書評です。

 

・18の心を片づける書くワークシートは必見!

(P.6-7) 本書では18の心を片づける書くワークシートをご紹介します。これらの中からあなたの状況に応じて必要なものをピックアップして活用してください。必ずしもすべてを使う必要はありません。詳しくは34ページでご紹介しますが、18のワークシートは、それぞれ不安や焦りをなくしたり、怒りを鎮めたり、自己嫌悪感から解放されるようあなたを導いてくれます。考えすぎて動けないという先延ばしの問題を解決し、怠惰な生活から規律の正しい生活を得るためのシートもあります。また、マイナスの感情を整理するだけではなく、毎日にワクワク感をつくり出すためのワークシートも最終章に入れました。「書く習慣」であなたの心がマインドフルになり、集中力と豊かさを同時に手に入れることにつながれば幸いです。

 

【目次】
はじめに
第1章:なぜ、書くだけで心が片づくのか?
第2章:不安と焦りを手放したい
第3章:自己嫌悪から解放されたい
第4章:イライラを鎮めたい
第5章:「考えすぎて動けない」をなくしたい
第6章:怠惰な生活から抜け出したい
第7章:わくわくする毎日をつくり出す
おわりに

 

本書の目次になります。

私の2019年は「メモ魔復活」とは書きました。

去年よりも早速メモをジャンジャン活かしています。

メモに関して言えば、去年最後にした書評です。

 

【【新刊】大げさでも無く人生を変える書籍 前田裕二のメモの魔力】

 

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

SHOWROOM社長の前田裕二さんの書籍。

売れに売れてヤバいくらいになっていますね。

「メモ」に関しての注目度は今が1番高いかもしれません。

そんなところで今回は「書く習慣」がつく新刊を紹介します。

 

そもそも、メモって疎かにしがちじゃないですか?

頭のなかで覚えておけばいいやになる人は多いと思います。

先ほどの「16時からのタイムセールに行く」ってメモする人。

わざわざ、そんなことをメモする人はそんなにいないかもしれません。

そのタイムセールで購入する物をメモする人はいらっしゃると思いますが。

ただ、メモの習慣がついていない人ほど、まずはそこから。

「書く習慣」をつけるために私は些細なことを書くのオススメします。

 

(P.32-33) 私自身もいろいろな心理学のアプローチ法を学んできましたが、感情整理の根幹にあるのは、出来事や自分の状況を「どれだけ客観視できるか」だと考えています。問題そのものにどっぷりと浸かっていると、物事を主観的にしか捉えられず、視野が狭くなるため、焦りや不安、自己嫌悪感が大きくなり、冷静な判断をすることが困難になるものです。では、事実や状況、感情を書き出すことによって、自分と問題との間に距離をつくるとどうなるでしょうか。視野が広がり、客観的に様々な解釈が探れるため、解決策が浮かびやすくなります。つまり、簡単に物事を客観視できるようになる、「書く」というアプローチ法は、感情を整理する近道なのです。

 

私は本を読む。

メモして書いて俯瞰的に見る。

だいぶ、「客観視」できるようになりました。

仰る通りで感情整理には書くのが1番です。

脳内で考え続けるって堂々巡りになりがちなんですよね。

これを岡田斗司夫さんは「悩みのジャグリング」的な例えで仰っていました。

 

【日々の行動メモ良いですよ あなたを天才にするスマートノート】

 

こちらのスマートノートという書籍で書かれていました。

私の座右の書と言ってもいいくらい影響を受けている書籍です。

自分のメモ術やノート術をよりレベルアップさせたい人。

そのような人には参考になる部分が多いと思います。

 

(P.40) ポイントは、「具体化」です。曖昧なことを細かく分けて考え、具体化して明確にしていけば不安・恐怖・焦りは消えていきます。これを頭の中だけで行うのは非常に難しいのですが、「書く」ことで具体化は一気に進みます。不安を感じてあれこれ悩む前に、「書く」ことですぐに頭を整理しましょう。やるべきことの見通しがついて「大丈夫!」という算段がつけば、不安・恐怖・焦りは落ち着いていきます。

 

不安や恐怖や焦り。

どうして出てくるのかというと曖昧だからです。

幽霊が怖いというのも幽霊の正体が得体が知れないから。

そういう風に例えるとわかりやすいかもしれません。

 

書くことによってそれだけでスッキリする場合もあります。

ただ、書いてもすぐスッキリしない場合だってもちろんあります。

そのときにどんどん具体的に具体的にしていくわけです。

「具体的にする」という行為は悩みだけじゃなく行動でも使えます。

メンタリストDaiGoさん辺りはすぐ取り掛かれるように細かく。

細かくして行けとよく仰っている印象があります。

 

(P.54) 悪い行動習慣、ネガティブな思考をやめて人生を大きく変えたいなら、まず「感情にフォーカスする」のがスタートラインです。しかし、自分がどんな感情を抱いているのか、ということに目を向けるのは簡単ではありません。毎日猛烈にやるべきこと、考えるべきことに追われていると、心に向き合う時間が取れないからです。そこで、毎日の「感情日記」を書くことであなたの感情を明確にしましょう。「感情日記」とは、その日に起きた出来事の中から、あなたの心を強く動かしたことを書くシートです。どんな出来事でイライラしたり、不安になったり、後悔したのか、感情のログを取っていくと自分の持つ「感情パターン」が見えてきます。

 

本書には「感情日記」のテンプレートがあります。

だから、何をどうやって書けばいいの?

そのように迷うことは一切ありません。

本書の素晴らしいところはそこなんですよ!

18の心を片づける書くワークシートの1つでも取り入れて書いていく。

18個すべては挫折すると思うので自分がこれを取り入れたいという部分から。

毎日の実践でみるみる生活の質がよくなると思います。

 

私は既に「感情日記」って付けているんですよ。

だから「よくなると思います」と書きました。

私のテンプレートはいろんなところを参考にしています。

私が就寝前につけている「感情日記」のテンプレです。

 

【2019年○月○日(曜日)】

[今日の1日を総括する見出し(マイニュース)]
※※

[今日の良かったこと1個~3個]
(1)
(2)
(3)

[今日のできたこと1個~3個]
(1)
(2)
(3)

[今日した新しいこと1個~3個]
(1)
(2)
(3)

[自分が大切にしてる価値観]
(1)
(2)
(3)

[そのために今日した行動]
(1)
(2)
(3)

 

こちらが私の感情日記のテンプレになります。

すぐに書けるようにこのように既にあるわけです。

ベースとして大きいのはまたまた名前が挙がるメンタリストDaiGoさん。

メンタリストDaiGoさんの「価値観日記」を参考にしています。

最初の「マイニュース」という部分は前に書評させていただいた本からです。

 

だから「感情日記」と言いますか「価値観日記」です。

DaiGoさんが価値観日記を毎日つけてると仰るのを聞きました。

そこから私も毎日の就寝前に価値観日記をつけるように実践しています。

何を書くか迷う人は書くことを予め決めて毎日書いて行くのも良いと思いますよ。

 

(P.147) 生活習慣を立て直すときに重要なことは、一度にすべてを改善しようとしないことです。立て直しのポイントを見抜くことが重要です。このポイントを「センターピン」と呼びたいと思います。センターピンとは、これさえ改善すればあとのことがうまく回り始めるという一番カギとなる行動ルールのことです。ボウリングをイメージしてください。ストライクを取るためには、10本全部のピンではなく、中央にあるピンを1本狙いませんか?

 

センターピン理論というやつです。

まずはセンターピンに全力集中することは私も思います。

なぜなら、生活習慣を立て直すときの私の失敗談があります。

今日は2019年1月11日です。

そろそろ、生活習慣の立て直しに失敗した人も多くないですか?

だから、私の過去の失敗談も書いておこうと思います。

 

私は「この3つを正せば人生が変わる!」みたいなのを列挙しました。

そこから実際に生活習慣を正すためにスタートしていきます。

私は意外にも元に戻そうとする力に負けず数週間しっかり継続できます。

これは本を読んでいる影響で予備知識あるので継続できるのもあると思います。

しかしながら、ここからが私の失敗という部分が出てきます。

 

やることを増やしたくなっちゃうんですよ…。

3つで余裕ならもう少し悪い習慣を減らそうと列挙する。

まさしくの「1度にすべてを改善しようと思い立つタイプ」なわけです(汗)

だからこそ、センターピンのみにまず集中する。

私も自分の失敗から肝に銘じて皆様にお伝えしたい事実です。

ちなみに昨日から100日チャレンジを開始しています。

この反省点を活かして今回は対策を既に打ってあります。

 

(P.170) 平日・休日共にお決まりのパターンがあり、何も意識せず過ごしていると、新しいことをやろうという発想・好奇心が生まれにくいものです。そこで、「わくわく行動リスト」を書いてみることをおすすめします。毎日同じことの繰り返しだと、世界が狭くなり、新しい発想や可能性が見えなくなっていきます。逆に好奇心を全開にして、新しいことを試すと思わぬ出会いがあったり、運命が開けたりすることがあります。

 

私のEvernote(エバーノート)はあらゆるリストがあります。

本書と被っているリストも多くありました。

そんな私が本書を参考にして増やしたいと思ったリストがこちら。

「わくわく行動リスト」です。

恐らく、2014年1月に似たようなことを書いていると思うんですよね。

調べてみたら「自分クエスト」って見つかりました。

 

ここ数年の私はこのようなリストって作成しなくなりました。

いろいろ考えて作成しなくなったんですが、今年は作成しよう。

わくわく行動リストを徹底的に活かしていこうと思いました。

私は元からが好奇心が強いタイプなのはご存知の通りです。

ただ、「諦めグセ」が少しずつついている気がするんですよね…。

そこを矯正するためにもあえてのリスト化して向上心を高める。

挫けそうなときに見直してより良い2019年にしようと思っています。

 

【こころが片づく「書く」習慣】

 

・まとめ

【新刊】私もリスト化オススメ 古川武士のこころが片づく書く習慣でした。

日頃から些細なことでもメモる癖をつけておく。

そこからがスタートラインだと思います。

いきなりアレ書けコレ書けは頭が混乱してしまいますからね。

 

それに私は「紙」だろうが「パソコン」だろうが「スマホ」だろうがです。

自分が書きやすいモノで最初は書けば良いと思っています。

紙のノートに何年も文章なんて書いていないのに何か書けだと迷うと思います。

逆に毎日スマホで文章を書いているならスマホの方が書くハードル低いですからね。

2019年、自分に「書く」という習慣をまずつけてみるのはいかがでしょうか。