【新刊】2019年に持ち越さない! あとでをすぐやるに変える心理学

・メンタリストDaiGoさんの新刊

f:id:acutehappp:20181126165824j:plain

 

メンタリストDaiGoさんの新刊の書評。

出版のペース本当に早いですよね。

毎月1冊どころか2冊とかのペースだと思います。

その出版のペースを見越して「メンタリストDaiGo」カテゴリーがあります。

というのは後付けで私が好きな著者というのもあるからです。

 

実は本書の前にメンタリストDaiGoさんの新刊を読んでいます。

まだ、新刊なので書評するかどうかは迷っています。

もうメモは取ってあるのでブログ記事にするかどうかなんですよね。

それこそ、本書で言う「先延ばしせず」書きましょうだと思います。

ただ、先延ばしというよりも内容的に考え中と言ったところです。

 

【メンタリズム禁煙法】

禁煙法ということで「タバコ」。

タバコをやめたい人に特化した書籍です。

科学的根拠ある「禁煙法」ですし良書でした。

禁煙以外でも役立つかと思い読んでみたのもあります。

もちろん、ダイエットやほかの部分でも応用が効く記述も多いです。

そこも踏まえて「保留」ということで書評はしていません。

 

それとここが重要です。

今は私はタバコを吸っていません。

タバコを吸っていない人が書評していいものなのか。

それとここは「禁煙したい」人に悪いと思うんですよ。

この部分があるので書評するかどうか迷っています。

 

実は10年近く前は私もタバコを吸っていた時期があります。

特にやめると決意などせずにタバコを吸わなくなりました。

タバコを吸いたいという衝動もまったくなく今まで来ています。

つまり、禁煙しようと思わずにタバコを自然にやめました。

だから、うーん、私が書評してどうなの?って思ってしていないわけです。

こちらの「メンタリズム禁煙法」はリクエストなどあれば書評しますね。

 

閑話休題。

 

今回の書籍を読んでみてある意味で「先延ばし」かなと思った部分もあります。

あと1週間も経たずで2018年も12月に突入しちゃいます。

来年(2019年)からやろうではなく今年(2018年)中に片づける。

あとでではなく「すぐやる」を意識してみるのはいかがでしょうか。

これからの時期だとめんどくさい「大掃除」に手をつける人もいるかもしれません。

そこを踏まえても本書の内容は今からの時期にピッタリの新刊だと思います。

 

 

書名:先延ばしする人は早死にする! 「あとで」を「すぐやる」に変える心理学

著者:メンタリストDaiGo

出版社:世界文化社

出版年:2018年10月4日

ページ数:256ページ

 

お気づきでしょうか?

先ほどのメンタリズム禁煙法の出版日。

2018年10月6日になっています。

2日後に違う新刊が登場するってヤバいですね。

だからといって内容が手抜きということではありません。

 

メンタリストDaiGoさんの場合は「チーム化」が凄いんですよね。

本って著者が1人で書くものという人はまだまだ強い人もいると思います。

ただ、最近よく言われるのがそれはおかしいという話です。

たとえば、週刊誌で連載しているマンガです。

作者の方の名前が大きく出ていますし裏方さんは名前が出てきません。

 

他の人が一緒に書いていてもゴーストライターなんて言われませんよね?

むしろ、アシスタントさんとの共同作業が一般的じゃないでしょうか。

しかしながら、一般書になるとなぜか1人で書くのが当たり前と思われる。

そこはおかしいと前々からメンタリストDaiGoさんは仰っています。

メンタリストDaiGoさんの場合は本に協力者の名前は明記されています。

 

ここは堀江貴文さんや西野亮廣さんなど有名な人で一緒の人も多いです。

西野亮廣さんは絵本に関してが有名だと思います。

「えんとつ町のプペル」の制作エピソードです。

1人で書かないことを当時いろいろ言われたようです。

そこは「結果で黙らせる」ということでベストセラーになったのはご存知の通り。

私も革命のファンファーレなどを読んで「すごい」と思い逆にファンになりましたw

 

ということで、「あとで」と思っていたら作業は終わりません。

「すぐやる」方法が科学的にしっかりわかる書籍を紹介させていただきます。

 

・先延ばしのデメリットとすぐやることのメリット

 

(P.10) 本書は、悪しき習慣から脱却するための方法について、先延ばしのデメリットとすぐやることのメリットに科学的かつ、心理学的な視点からアプローチした”超・実践的”な克服マニュアルです。どうすれば先延ばしグセとなる、「あとでやる」ばかりの生活に終止符が打てるのか。その方法は、決して難しいものではありません。悲壮な覚悟も、今期のいる努力もいりません。それが必要な方法では、取り組む前に「先延ばし」されてしまいますから。そもそも、努力と根性と忍耐だけで自分が変えられるのなら、とうの昔に人類は先延ばしのリスクから解法されているでしょう。本書で先延ばしの正体とその原因がわかれば、引き起こされるリスクとデメリットを回避できます。

 

【目次】
はじめに
第1章:人はもともと先延ばしする生き物 「あとで」の正体とは?
第2章:すぐやる気持ちを阻む 3つのメンタル・ブレーキ
第3章:だからうまくいく 「すぐやる人」が手にする5つのメリット
第4章:「あとで」を「すぐ」に変える5つのSTEP
第5章:「すぐやる」があたりまえになる 5つの習慣化戦略
おわりに

 

本書の目次になります。

後でよりも今やる。

すぐに取りかかるほうが良いのはわかっている。

でも先延ばしをしてしまうという人は多いと思います。

そこを科学的根拠を明記しつつの説明がしっかりあるのが本書です。

そして、面白いのが「何でもかんでもすぐやればいい」わけではないです。

すぐやるにもよく考えてすぐやろうというのが本書の面白いところになります。

 

(P.23) 先延ばしの特徴は、こうした「自業自得」的な要素にあります。そこで本書では、克服すべき「先延ばし」を、「あとあとマイナスの事態を招くと知りながら、それでも意識して行動を延期すること」と定義したいと思います。

 

本書の先延ばしの定義。

このように言われたら「ギクッ」とする人も多いと思います。

私もこのような先延ばしで自業自得の経験は多々あるわけです。

その悪習慣から脱出しよう。

先延ばしせず「すぐやる」をクセにできる書籍です。

 

(P.56) 重要なのは、自己効力感とはあくまでも自分の思い込みであり、自分の能力に対する自己評価でしかないということです。自分では「できない」と思っていても、実際にやればできるかもしれない。本当にできるかできないかはやってみなければわからないのに、やる前から自分で勝手に自信をなくしている。こうした自己効力感の低さ=自分への自信のなさによる、食わず嫌いならぬ”やらず嫌い”が先延ばしの原因になっているケースも少なくないのです。ちなみに、自己効力感と混同されやすいのが「自己肯定感」です。自己効力感が自分の能力や行動に対する自信であるのに対して、自己肯定感は自分で自分の「存在価値」を認めること。どちらも自分自身に対する認識ではありますが、まったく異なる概念です。

 

自己効力感と自己肯定感。

私は引用部分を読むまでは似たり寄ったり。

意味合い的にそこまで変わらないと思っていました。

ところが、DaiGoさんの解説を読むとだいぶ違う印象。

まったく異なる概念というのはそうですねと思いました。

 

(P.110-111) ストレスの積み重ねがホルモンの正常な働きを阻害し、心臓への負担が増加する。さらに白血球の暴走を招いて慢性炎症を引き起こし、内臓脂肪も増えて死亡率が高まる――。「あとで」程度のことで、と思うかもしれません。しかし目の前の仕事や作業をダラダラと先延ばしにしてばかりいる人の脳は、想像以上の慢性的なストレスにさらされています。先延ばしばかりしていると早死にする――。これは決して大袈裟な表現ではないんですね。やるべきことを「すぐやる」習慣は、あなたの命を、健康を守る習慣でもあるのです。

 

本書の書名の前半部分。

先延ばしする人は早死にするとはどういうことか?

その説明もしっかりと書かれています。

確かに「ストレス」という部分でいうと先延ばし。

やらなきゃと思っているのはずーっと頭に残りますからね。

精神的によろしくない状態がずっと続いているわけです。

「想像以上」という部分は肝に銘じたいことです。

 

(P.126) 「先延ばししたら、結局やらなくなる」のなら、やめたい悪習慣やクセを先送りしてしまえば、それも「やめられる」ことになります。例えば禁煙するにしても、最初からいきなり「タバコをやめよう」と自分を追い込んでも、その反動でつい吸ってしまうもの。そうではなく「タバコを吸うのはあとにしよう」と考えるのです。思わず吸いたくなってタバコを取り出したら、すぐに吸わずに「吸ってもいいけれど、あと5分待とう」と喫煙を”先延ばし”するのです。5分に慣れたら次は10分、15分と先延ばしの時間を長くしていくと、そのうちに吸わなくても平気になってくる。こういうことがよく起きるのです。やめたいことをやめるために、やめたいことをあえて先延ばしする。デメリット転じてメリットとする逆転の発想です。

 

逆説的な話。

先延ばしできるならやめたいことも「先延ばし」しようです。

「快楽的な欲求」ってなかなか先延ばしできませんよね。

だから、タバコでいうと「5分」からってことになります。

これはいろんなことに応用が効くと思います。

 

私の経験でも21時くらいにお腹が空いて何か食べたい!

そのように思っていたのに作業に集中していたら23時。

もう寝るだけだから何にも食べなくていいか!となっている。

こういう先延ばし経験って多々あるのでそういう積み重ねですね。

先延ばしにも「良い先延ばし」と「悪い先延ばし」がある。

先延ばしだからすべて悪いではなく要は使い方と考え方です。

 

(P.236-237) 「先延ばし日記」のポイントは、記録する内容が「できたこと」ではなく「やらなかったこと」「できなかったこと」だという点にあります。先延ばしグセをあぶり出して修正する、つまり悪い習慣を直すための記録が「先延ばし日記」ということです。これとは逆に、目の前のことにすぐに取り組める習慣=いい習慣を身につけるためにも記録は役に立ちます。それが「価値観日記」です。価値観日記とは、自分の大切な価値観に結びつく行動を日記に書き残すというもの、価値観に基づく行動を習慣化するためのアプローチです。

 

「価値観日記」というアプローチ。

メンタリストDaiGoさんというと私の中では価値観日記です。

私がDaiGoさんに教わったことで私生活で役立っていることは沢山あります。

その中でも今でも価値観日記は毎日のようにつけています。

その成果は「自己認識」する能力が上がったと思います。

自分のことってわかっているようで絶対にわかっていません。

だからこそ、「価値観」をしっかり意識しておく。

小さなことですけど、その積み重ねが大きな事に繋がりますよ。

 

【先延ばしする人は早死にする! 「あとで」を「すぐやる」に変える心理学】

 

・まとめ

【新刊】2019年に持ち越さない! あとでをすぐやるに変える心理学でした。

ついつい先延ばしをしてしまう癖がある。

来年からやればいいかと思っていることがある。

そのような人には役立つのが本書です。

と言っても、ほとんどの人は何かしら「先延ばし」癖がある。

読んでみて私生活に取り入れたい部分が必ず見つかる新刊ですよ。